スーパーピアノレッスン

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昨年 NHK 教育 TV で放送されて好評を博した「スーパーピアノレッスン」が、2006年度も無事放送されます。2006年4月〜7月の講師は ミシェル・ベロフ (Michel Béroff) さん。お得意のラヴェルやドビュッシーのピアノ曲を題材に、どんなレッスンを見せて/聴かせてくれるのでしょうか。今から楽しみです。





現在、2005年12月〜2006年3月放送分の一挙再放送を見ているところです。講師はアレクサンドル・トラーゼ (Alexander Toradze) さん。チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番の第1楽章を題材にレッスンする4回分ですが、トラーゼさんの演奏スタイル、音楽に対する解釈や向き合い方、態度が素直に現れており、隅々まで見逃せない聴き逃せない内容となっています。ほんの少しの的確なアドヴァイスで、生徒の演奏が激変するのがリアルに見てとれ、普段はまず覗くことの出来ないレッスンを覗き見ている様なドキドキ感さえあります。最後に視聴者に語る場面で、トラーゼさんが片手で「赤とんぼ」のメロディを (間違いながら) 弾くシーンはご愛敬ですがとても興味深いです。

ピアノを弾かれる方はもちろん、リスナー専門の方にとっても、見どころ/聴きどころ満載の好企画だと思います。




以下余談:
お恥ずかしい話でかつ私事で恐縮ですが、かつて私もクラシックピアノを習っていたことがあります。とはいっても遠い昔、6歳から14歳までのことで、当時の私には音楽を深く理解し演奏する能力などあるはずもなく (もちろん今もありません)、本当に面白さを感じることができず、受験勉強が忙しくなってきたということを理由にしたててピアノを止めてしまいました。その後、リスナー専門として種々雑多な音楽により深い興味を抱く様になりましたが、その頃になってやっと、どうしてピアノを習っていた時期に音楽そのものにもっと興味を持たなかったのだろうか、と深く後悔したものです。

今でも手元に、当時のピアノコンクールや発表会に出場した時のアセテート盤が10枚程残っています。去年に実家で発掘して、その後こちらに持って帰り、いちど全部聴き直してみたのですが、もう見事に 聴くに耐えません。これは一体なんですか、単に身勝手な強弱の波に乗りながら運指の練習をしているだけじゃありませんか。よくこんなひどい演奏を (コンクールや発表会とはいえ) 人さまに聴かせていたものだと赤面ものです。ああ当時少しでも音楽そのものにより深い興味を抱くことが出来ていれば。

今は帰省の度に、お遊びっぽく鍵盤と戯れるだけの自分。情けないです。





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