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On August 18, I drove east to Tsukuba City in Ibaraki, to visit my mentor/guru/master of Jazz 78rpm records, Tohru Seya-san - he's been probably one of the greatest, generous and openhearted collector - also he's been one of the most dilligent researcher of pre-bop Jazz.

もうひと月以上前になりますが、ジャズSPレコードの大先輩というか師匠というか尊師というか、つくばにあるその方のお宅に伺いました。数千枚以上もある膨大なSPコレクターにして戦前ジャズの熱心な研究で知られる 瀬谷徹 さんです。


We had a great time, discussing about old Jazz, listening to great Jazz sounds with his amazing audio equipment - an old tube amp, RCA professional 16-inch turntable, Jensen field speaker from 1930s and more - (believe me he's not that snobbish, but he's just a dilligent music enthusiast) - the first one we enjoyed was this record - 16-inch US Navy Transcription 33rpm record, featuring June Christy, Shelly Manne etc. Other 78rpms we enjoyed so much today includes Django Reinhardt, The Spirits Of Rhythm, Chick Webb, Coleman Hawkins, Billie Holiday, Meade Lux Lewis and many more that I was like in heaven...

その先輩のお宅でふたり、時を忘れて音楽の話題で盛り上がりつつ極上の音楽を楽しみました。この、16インチ放送局用レコードもかけられる業務用プレーヤーでまず聞かせてもらったのはジューン・クリスティとシェリー・マンを含む米海軍向け16インチトランスクリプション。その後もジャンゴ・ラインハルト、チック・ウェブ、コールマン・ホーキンス、ビリー・ホリディ、ミード・ルクス・ルイス、その他数え切れない程の戦前ジャズを、オリジナルのSP盤で、真空管アンプと戦前に作られたモノラルスピーカーで堪能させて頂きました。帰宅したあともしばらく余韻がさめやらないほど夢見心地の一日となりました。


[RCA 16-inch professional turntable w/ Gray tonearm]

(at Seya-san's house, RCA 16-inch turntable spinning 16-inch transcription disc)

See the details of his awesome equipment specialized for 78 rpm playback!

瀬谷さんの、SP盤再生に特化した垂涎の再生システムの詳細は こちら をご覧下さい。

がーん…

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こんなんじゃ聴けやしませんよ . . . .

今回は何も書きますまい。Thelonious Monk の初録音 (1941年の Minton's Playhouse ライブ録音を除く) となる 2枚の SP 盤のうち 1枚。やっと手に入れました。

Here is what I'd been looking for for a long time - Thelonious Monk's recording debut (except live session at the Minton's Playhouse in 1941). Four tracks were recorded on the session, and this 78rpm contains the two.

[Joe Davis 8250 Side-A]      [Joe Davis 8250 Side-B]

Drifting On A Reed c/w Flyin' Hawk / Coleman Hawkins
(Joe Davis [US] 8250)

昨日、自宅にて某雑誌の取材を受けました。若いビジネスマン向け?の一般?雑誌で、音楽雑誌でもなく (そらそうだ) オーディオ雑誌でもなく (そらそうだ)。果たしてどんな切り口や視点 (あるいはバイアス) からの取材なのか、当初は一抹の不安もあったのですが、記事担当者が以前からの知合いの方だったこともあり、終わってみればとても楽しい二時間でした。そのあと編集者さん、カメラマンの方と 4人でいきつけの吉祥寺のお店になだれこんで宴会モード、特にカメラマンの方と音楽の話などで盛り上がり (というか酔いの回った私が一人でレコード話をぐだぐだと力説? . . . すんません)、気がつけば夜は更けておりました。

やや二日酔い気味の今日、そういえば昨日は SP かけなかったなぁと思い、最近届いたこの1枚を。珍しくカンパニースリーブも付属していました。ふむふむ、当時この 10インチ盤は 1ドルで売られていたんですね。

昨晩の宴会では、別にレコードジャンキーでもコレクターでもない皆さんに、へべれけになりながら SP がどんなにステキなメディアであるかを力説していたという . . . ああ思い出しただけでも恥ずかしい。

[Signature 28101 with sleeve]

Hawkins' Barrel-House c/w Voodte / Coleman Hawkins
(Signature [US] 28101)
[Riverside RLP-1102 (Orpheum) Front]

Monk's Music / Thelonious Monk
(Riverside [US] RLP-1102)
(stereo 2nd cover, Orpheum turquoise label)

はじめに (愛すべきハッタリステレオとの出会い)

誰もが知ってる Monk's Music。演奏破綻寸前のカオス状態が逆にえもいわれぬ迫力を生み出しているという、不思議な魅力に満ちた傑作です。1957年 6月 25〜26日録音。

上に載せたのは ステレオ盤 (の後期プレス、いわゆる Orpheum 盤)。大学入学直後、まだジャズを聴きだしたばかりの私が、大阪梅田の某中古レコード屋で確か 1,800円で買ったものです。私が買ったモンクのアルバムとしても 2枚目 (*1) でした。すでにその頃、初心者には嬉しい OJC なる LP リイシューの存在も知っていましたが、ジャケットを見る限り OJC の方はモノーラル。たまたまステレオ盤の中古を安く見付けたのでそちらを買ったというわけです。ですから、私にとっては長らく、“Monk's Music” といえば、このハチャメチャっぷりが更に増幅された音が楽しめるステレオ盤を意味していました。ステレオ盤に入っていない B面ラストの “Crepuscule with Nellie” も、やはり OJC から出ていたアルバム “Thelonious Monk with John Coltrane” (オリジナルは Jazzland レーベル) で聴けたステレオバージョン (“Monk's Music” 収録のものとは別テイク) で長らく親しんでいました。 モノーラル盤を初めて聴いたのはその約2年後、確か日本盤 CD だったのですが、そのあまりの録音の違いに愕然としたことを覚えています。

(*1): 私が生まれて初めて買ったモンクのアルバムは、当時 CBS から出ていたディジタルリマスターの編集盤 LP “Standards”Columbia 時代のソロピアノを中心にまとめあげたものですが、実はこれが私が生まれて初めて買ったジャズのレコード 2枚のうちの 1枚でした。もう 1枚はエバンスの “Alone” のポリドール盤。クラシックピアノを少し前まで習っていた当時の私は、とりあえずピアノを聴けば少しはジャズが分かるかも知れない、と思って、なにも分からないままこの 2枚を買ったのでした。

その後随分たってから、ステレオオリジナル盤 (ジャケット表に金色のシールが貼り付けられたタイプ) も買いましたが、しばらくして売り払ってしまいました。その頃にはもう、このステレオ盤の常軌を逸したミックスのことを、愛情を込めて「ハッタリステレオ」 (疑似ステレオではありません、ハッタリステレオです) と呼んでいましたから。けれども、私にあのハチャメチャセッションの醍醐味を初めて教えてくれた Orpheum ステレオ盤への愛着はたちがたく、そちらは今でもレコードラックに残っているというわけです。

オーディオ的な意味で真に「ステレオフォニック」な素晴らしい録音の LP や CD をいろいろ聴いてきた今、このハッタリステレオ盤が 1957年6月にステレオ録音エンジニア Ray Fowler によって一体全体どうやって作られたのか、冷静に分析してみることにしました。(*2)

(*2): あ、念の為、私はこのステレオ盤、今でも大好きです。ただし、「素晴らしい」という意味での好きではなくて、「おもしろおかしい」という意味での好きですが。

There are so many masterpiece performances of Mainstream Swing Jazz left on legendary Keynote label. Some might love Lester Young Quartet's 1943 session too much; other recommendations might include Dinah Washington's debut recording with Lionel Hampton Sextet in 1943, Coleman Hawkins' quintet session featuring Teddy Wilson (1944), Kansas City Seven's swingy session featuring Lester Young (1944), Cozy Cole All-Stars' awesome recording featuring Earl Hines and Coleman Hawkins (1944), Lennie Tristano Trio's debut recording (1947), and many more . . . We must deeply thank to the producer Mr. Harry Lim, who recorded most of these legendary recordings.

極上の中間派ジャズがこれでもかという程大量に録音された、伝説の キーノート (Keynote) レーベル。 その中でも、レスター・ヤング (Lester Young) カルテットの 1943年録音を愛して止まないファンは多いでしょうし、他にもダイナ・ワシントン (Dinah Washington) の初録音 (1943)、コールマン・ホーキンス (Coleman Hawkins) クインテット (Teddy Wilson 入り) の劇的な名演 (1944)、カンザス・シティ・セブン (Kansas City Seven) のスウィンギーなセッション (1944)、コージー・コール・オールスターズ (Cozy Cole All-Stars) 名義の、アール・ハインズ (Earl Hines)、Coleman Hawkins などを含む完璧なセッション (1944)、レニー・トリスターノ (Lennie Tristano) の初録音 (1947) など、名演を挙げればきりがありません。ただただ、これらの伝説的セッションの大半を録音し後世に残してくれたプロデューサー、ハリー・リム (Harry Lim) 氏に感謝するのみです。

BTW, for me, there was a 10-inch LP a few years ago, Side-A of which opened my eyes to the greatness and the artistry of mainstream Jazz and to Keynote label (although I already enjoyed many prewar Jazz before that). It was . . .
( . . . the rest of the English edition will (hopefully) be available in the near future . . . )

さて、私にとって、いわゆる中間派ジャズや Keynote レーベルの素晴らしさに初めて気付かされた (もちろん、それまでにも戦前ジャズはいろいろ聴いていましたが) のは、4年ほど前のこと。ある 1枚の 10インチ LP (の A面) に魅せられたのがきっかけでした。それは . . .

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