2002/09/01: パワーウィンドウモーターアッセンブリの修理




インデックス
[作業その1]
その1: ドアの内張りを剥がす
[作業その2]
その2: アッセンブリを取り外す
[作業その3]
その3: ワイヤーを組み直す



[モーターアッセンブリ取り外し開始] さて,ここからが若干難儀です. モーターアッセンブリをレールごと取り外す作業に入ります.

まず,接続ケーブルを外します. その前に,ウィンドウをやや下げておくことを忘れずに.



[ウィンドウ取り外し#1] 何故かというと, ウィンドウと, レール上に取り付けられたコマの接合部分にアクセス出来なくなるからです. この程度ウィンドウを下げておけば,この写真の通りアクセス可能になります.

この部分の構造が前期型と後期型で異なるわけですが, 私の後期型では,3cm x 3cm x 1mm 程度の大きさの正方形なプラスチック部品が 取り付けられています.これを 90度回転させると,外れます.



[ガイドレール固定ワッシャー取り外し#1] 続いて,ガイドレールを固定しているワッシャーを外します.

この写真では上部のワッシャーを外していますが,同様に下部も固定されています.



[ウィンドウガイドレールをゆるめる] ウィンドウはモーターのガイドレールで固定されているわけですが, 同様にドアの前部後部で挟まれる様に,ウィンドウガイドレールにはめられています. これを外してゆるめないと,ウィンドウを外すことができません.

ちょうどこの写真ですと右手奥辺りに,黒いプラスチック製のウィンドウガイドレールが 取り付けられています.



[ウィンドウストリップ取り外し] しかしどうもウィンドウとガイドレールのコマが外れてくれません. 外すためには,ある程度クルマの左右方向に, ウィンドウが動いてくれる必要があるのです.

で,忘れていました.ドアパネル内側の上に取り付けられているストリップ. これを外すと,ウィンドウはややがたがたと動いてくれるようになります. 本当は外側のストリップも外したいところなのですが,これは外すのが結構難儀なので 今回は外さずに作業を行います.



[ガイドレール取り外し中] これでやっとウィンドウガラスとガイドレールが外れました.

ガイドレールを含めたモーターアッセンブリをドアパネルから取り出すのは かなり知恵の輪状態なのですが,さすが吉池さん,さくさくと外してはります.



[ガイドレール取り外し中#2] ウィンドウガラスとガイドレールが外れた,ということは, ウィンドウガラスは上下に自由に動ける状態にあります. ですので,ガラスを持っていないと,ガタンと下に落ちてしまうことになります.

ここでは,吉池さんがモーターアッセンブリを外しつつ,私がガラスを支えています.



[取り外された斡旋ぶり] こうして苦労の末, やっとパワーウィンドウモーターアッセンブリの取り外しが終わりました. ここまでの作業ですら,慣れていないと相当な時間を要することは想像できるかと 思います.

ちなみに,この写真の部品は, 右側がドアの上部,左側がドアの下部に向いて 取り付けられているものです. 写真上に見えるモーターユニットから双方向にワイヤーが出ていて, モーターで巻き取ることにより,写真下部のレールにとりつけられた プラスチック製のコマが上下する,というしくみになっています.



[ウィンドウガラスが落下しない様に] 支えを失ったウィンドウガラスが作業中に落下しない様に, ガムテープで固定しておきます :)



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[作業その1]
その1: ドアの内張りを剥がす
[作業その2]
その2: アッセンブリを取り外す
[作業その3]
その3: ワイヤーを組み直す




MATSUBAYASHI 'Shaolin' Kohji <shaolin@peugeot405.org>
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