フォノEQカーブはなぜRIAAで統一されたのか — 100年の歴史を一次資料で読み解く
フォノEQカーブの歴史
フォノイコライザは、「RIAA」という規格に従って再生しています。 でも、なぜ「RIAA」という名前なのか、これ以外の規格が存在したのか、 ご存知でしょうか。
この疑問を掘り下げると、1920年代の電気録音黎明期にまで行き着きます。 レーベルごと、時代ごとに異なっていたEQカーブが、どのような経緯でひとつの規格に収束したのか—— その歴史は、今のレコード再生と無縁ではありません。
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まず全体像を把握したい(約15〜20分)
EQカーブとは何か、なぜ必要とされ、どのように標準化されたのか。 100年の歴史を3つのパートに分けてコンパクトにまとめています。
特定の疑問の答えを探している(1トピック3〜8分)
「RIAAカーブとは何か」「RIAA以前のレコードはどう再生すべきか」など、 よくある疑問に1ページずつ答えています。
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すべての詳細を知りたい
2年以上にわたる調査の全記録。Bell Labsの技術資料、特許、AES論文など 一次資料にあたりながら書いた、全25回+序章のブログ連載です。
→ 連載「Things I learned on Phono EQ curves」の全体像と読み方ガイド
最近の更新
- 2026年5月16日
- ✏️ 米国のステレオLPはRIAAカーブで録音されているのか。レーベル別EQカーブ一覧表は何を示しているのか。ステレオ用カッティング機材の設計とカッティングエンジニア本人の証言から、事実を整理します。 — 根拠7 (民生用ステレオアンプの設計と取扱説明書、Audio 誌1964年8月号集計) を追加。根拠3 に CSL テスト盤レーベル、根拠7 に Bell 3030 回路図を追加。根拠5・6 に AES E-Library リンクを追加
- ✏️ RIAA以前に使われていた主要なEQカーブの一覧と、なぜそれほど多くのカーブが存在したのか — 図版を追加 (1949 NAB 縦振動カーブ + 1951 AES 標準再生カーブ)
- ✏️ サファイア・グループとは何か — 録音技術の秘密主義を打ち破り、標準化への道を開いた会合 — 図版を追加 (1946 ハリウッド・サファイア・グループ初会合写真 + 1948 AES 設立を伝える Audio Engineering 誌記事)
- ✏️ 規格文書の時定数表記は LCR から RC にいつ書き換わったのか? — 図版を追加 (1949 NAB 規格説明部分 + 1953 NARTB 改訂を伝える Broadcasting Telecasting 誌記事)
- ✏️ RIAAカーブはいつ策定されたか — 1954年1月29日に至るまでの前史と経緯 — 図版を追加 (RIAA 録音再生カーブ graph + 1953 Broadcasting Telecasting 誌録音標準改定の機運を伝える記事)
- 2026年5月15日
- ✏️ カッティング EQ を完全に打ち消す再生 EQ はあるのか? — 一部の太字表示の不具合を修正し、第2節冒頭の段落順を調整
- 2026年5月13日
- 🔔 新規公開: LCR 型と RC 型のフォノ EQ は根本的に違うのか?
- 🔔 新規公開: カッティング EQ を完全に打ち消す再生 EQ はあるのか?
- ✏️ 規格文書の時定数表記は LCR から RC にいつ書き換わったのか? — 「もっと詳しく」セクションの未リンク項目を整理 (姉妹 FAQ へのリンクに更新)
- 2026年5月11日
- ✏️ Rudy Van Gelder のカッティング機材とEQカーブ — 機材記録・本人証言から読み解く事実 — 「RVGサウンドの正体はEQカーブではない」 「1958年録音 Somethin' Else を計測してみる」 「EQカーブと音の作り込みは別の話」 の各節を新 FAQ RVG サウンドはどこで作られるか: Somethin' Else 3-way LTAS として独立化。本 FAQ は「EQカーブの議論との関係」 節末尾で新 FAQ への誘導を加える形に縮減
→ 過去の更新履歴
本コンテンツについて
このセクション(本ページ、ざっくり歴史、FAQ、調査記録の全体像)は、連載の内容をもとに、 Claude Code(Anthropic)を構成・執筆の補助として活用しています。また、Codex(OpenAI)を一次資料の精読サブエージェントとして Claude Code から併用しています。
事実関係の確認と最終的な文責は筆者にあります。
上位サイトの ブログ連載(Pt.0〜Pt.25)は、 筆者が2年以上かけて一次資料(回路図・技術資料・学術論文・業界誌・特許など)を 手作業で調査・考察し、執筆したものです。
「客観的な事実」と「筆者の解釈・推測」は、本文中で可能な限り明示的に区別しています。
よくある質問から読む
- RIAAカーブとは何ですか?
- EQカーブの違いは、実際に耳で聞き分けられるものですか?
- RIAA以前のレコードは、どう再生すればいいですか?
- 音を決めているのはEQカーブですか、それともマスタリングですか?
- 米国のステレオLPは、本当にすべてRIAAカーブで録音されているのですか?
変更履歴
- 2026年4月17日: 概要文の微修正
- 2026年4月17日: 「本コンテンツについて」セクションを更新(Codex を併用ツールとして明示、モデル名の具体表記は how-generative-ai-is-used に集約)
- 2026年4月10日: 「最近の更新」セクションを新設し、下層ページの変更履歴を集約表示
- 2026年4月8日: 初版公開