第二十三回サツチモ祭

[23th Satchmo Fest]

たまには「日記」っぽい事も書いてみようかなと.

私は初めて参加したサッチモ祭. 日本ルイアームストロング協会 主催の恒例のイベントで,今年は (今年も? よく知らないけど) 恵比寿麦酒記念館 にて開催されました. 何より 入場料無料 というのに惹かれて (笑) 三連休の最終日にふらふらと行ってきました. もちろんメインの目当ては Jimmie Smith さん.






会場入りしたのは 15時過ぎ.正午から 18時頃まで幾多のアマチュアバンドが出演しているので,それを観賞しつつヱビスビールをがんがん飲みまくり.演奏技術のレンジは各バンドごとに差があったりしますが,こういう参加型イベントは理屈ぬきに場の雰囲気を楽しむのが正解でしょう.休憩時間にはチンドン家,もとい,マーチングバンドが会場を練り歩き,寄付を呼びかけていました.これが先頭と最後尾でリズムずれまくりなんだけど,それでもなお楽し過ぎる.

というかこのゴキゲンなスネアたたいてはるの Jimmie Smith さんちゃうんか.さすがや.スネア一個をぼっこりと出たお腹に載せつつにこにことしかしとんでもないスウィング感のスティックさばき.New Jersey 出身ですしドラミングは全然 Dixie マナーではないんだけど,とにかく楽しそう.

さすがにアマチュアバンドでも後半にいけばいく程レベルがあがってきます.テクニックというよりは,場の盛りあげ方といったほうがいいのかしら.とにかく一体感がどんどんあがり,トリにつなぎます.

というわけで外山喜雄とデキシーセインツの登場.特別ゲストが Jimmie Smith さん. ピアノが若干オフマイク気味で残念でしたが,とにかくレベルの違いを実感. そこに加わるのがもう Dixie なんかどこいったという風の Jimmie さんのドラミング, 盛りあげ方,強弱の付け方,リズムの弾み方,どれをとっても別格です.当然ですが.もうメロメロ. 外山さんに促されて渋い喉も随所で披露.もう大フィーチャーです. 終演後 Jimmie さんと握手.汗びっしょりの Jimmie さんと簡単な会話.まだまだお元気そうでよかった.

というわけで「ほんまにタダでええんか?」という位大満足でございました.





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This page contains a single entry by Shaolin published on July 21, 2003 11:59 PM.

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