ほんまなんかしら.... ともあれ面白い説明ではあります.
それはさておき,今年の始めにリリースされていたのにずっと買い忘れていた村八分の未発表音源集をやっとこさ入手.本当は昨年末にリリース予定だったのものが若干ずれこんだのですが,無事 Goodlovin' レーベルから 販売され たのは 3枚.今回はそのうち 2枚を入手.残る 1枚 (1979年 再結成後のライブ) も近いうちに購入しておきたいなと月並に思った次第.
ISCP-1136 は 1972年 KBS 京都のスタジオで,ラジオ放送用に録音されたがお蔵入りになっていたというもの.「のうみそ半分」は初めてヴォーカル入りテイクが陽の目を見たことになります.去年? 一昨年? リリースされた,同じ年の慶応三田祭でのステージを収めた GOODLOV-007 に比べると,リズムフィギュアが若干単調なきらいもありますが,チャー坊さんと冨士夫さんは相変わらず爆発してはります.
対して ISCP-1137 は 1973年 1月,京大西部講堂でのステージ.以前よりこの録音の存在は知られており,本来ならば「ライブ村八分」の代わりに出されてしかるべきだったと言われていたもの.確かにこれが完成形! といってしまいたくなる程素晴らしくぶっこわれてます.「ライブ村八分」で気になるラフな部分も全くなく,完璧なまでにぐちゃぐちゃです.今回初めて陽の目をみた「むらさき」の壊れ具合がたまりません.
恐らくラリっていたのでしょう,放送禁止用語喋りまくりの慶応三田祭の音源 (GOODLOV-007) は流石に当時正規リリースは不可能だったのでしょうが,今回の ISCP-1137 はその超絶悶絶ライブが霞んでしまう程の出来.もだえまくりです.三田祭より音質が相当良いのも嬉しい限り.