今回のクルマでの帰省の間じゅう,クルマの中で聴いていた CD 達.持っていった CD は往復の間にそれぞれ 3-4回は聴いてしまったかしら.
音が聴ければいいという程度の現在のカーオーディオ.音量をあげると典型的ドンシャリサウンドで,結構耳が疲れた.家に帰ってきて同じ CD をかけて,出てきた音に和みまくったのはいうまでもありません.
そういえば今回は珍しく Soul / Funk / R&B 系はピックアップせんかったな.
- はっぴいえんど / はっぴいえんど
- 風街ろまん / はっぴいえんど
- ありきたりだけど,Lost in Translation サントラの中でも異彩を放っていて,かつハマリ曲ともいえる「風をあつめて」をきっかけに,久し振りにフルアルバムを聴く.昔 LP から落としたカセットで聴いていたけど,かなり久方振りに改めて聴くと,演奏やアレンジの妙といい,日本語の音の面白さといい,洒落やお遊びのセンスといい,やっぱりこの人達凄いわ... というわけで ボックスセット が売り切れないうちに購入すべし.備忘録.
- J.S. BACH: Suites for Solo Cello Complete / Janos Starker
- 今に至るまでに何度も無伴奏チェロ全曲を吹き込んでいる天才シュタルケルさんの,1963年,1965年録音の Mercury 盤.オリジナル盤 LP (1970年代のオランダプレスですら) は,とても手が届くような値段ではないので,とりあえず 1999年に出た CD 2枚組で.相当テンポの早い演奏ですが,まぶしいほど輝いているその音色は,運転中の眠気を誘うことすらありませんでした.
- Bossa Nova in Tokyo / Helen Merrill
- 1967年東京録音.渡辺貞夫さんがバックをがっちり守ってる.さらっと聴けてしまう代わりに,あまり深入りはできないジャズボッサ.ただ「夢は夜開く」と「信じていたい」の日本語歌唱は特筆もの.日本語のイントネーションだけではなく感情移入も見事な程自然にこなされてます.
- Amnesiac / Radiohead
- とりあえずの定番.アクセルペダルを思わず余計に踏んでしまうので要注意.
- RAVEL: L'oeuvre por Piano / Samson François
- 愛しのフランソワ様.CD で持ってるのはこれともう一枚だけ (あとは全部 LP) なので,とりあえずこれを.この CD も運転中に聴いていても眠くなることなど有り得ないので完璧.
その他,出発前に CD ラックからテキトーに抜き出したその他もろもろ.
- Live At The Lighthouse (Complete, 3CD Box) / Lee Morgan
- The 1960 Birdland Sessions / The Legendary Bill Evans Trio
- Obrigato Brazil - Live in Concert / Yo-Yo Ma
- GERSHWIN: An American in Paris を数種類 (小澤征爾さんのは最悪ですた)
- その他 LP から CD-R 化したものを数枚
- Music from Out of Space / Pete Rugolo
- Feels Like Home / Norah Jones
- I Swing For You / Lennie Niehaus