Gala / Lush (4AD CAD-0017)

[Gala]

私にとってはこの辺りが高校生〜大学生頃にリアルタイムで聴いた音楽ということになる訳ですが.

Jesus & The Mary Chain や Pastels 辺りから My Bloody Valentine,Ride,Telescopes,初期の Boo Radleys などに続く Shoegazer 一派 (このフレーズも今となってはなんだかなーと思いますが).そして Smith 辺りから脈脈と続いた UK ギターロック,それらの中で,当時より自分の中で存在感が増して来ているのを今聴きながら再確認します.

このアルバム “Gala” 自体は EP やシングルからの編集盤で,A面が 1990年録音で完全に彼女達の個性を確立した独特の浮遊感漂う透明な音,B面は 1989年録音で音触りも一変し,限りなくガレージに近い感触の中無限に続くかの様なギターリンギングとうねるリズム.どちらも素晴らしい.

[Spooky]

この A面の路線で開化したのがフルアルバムの “Spooky”.全編透き通る音と心地好い緊張感の連続.リアルタイムの音楽としては既に10年以上前,このリズムフィギュアは最前線ではなくなっているかもしれないけれども,単に自分が若かった頃の想い出と共にある音ではなく,いつまでも新しい発見と心地好さを保証してくれます.









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This page contains a single entry by Shaolin published on September 15, 2003 12:54 PM.

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