情報雲母

私はパッケージメディアへの愛着を未だ捨て切れない古い人間なのですが,以前は SF だの漫画だのでよくこういうの見てましたねー.切手サイズで 1GB,将来的に 10GB 以上のリサイクル可能な100層薄膜ホログラムメモリ.原理的に低コストで大量生産可能,読み出しに回転機構が不要なので低消費電力.などなど.量産化は 2005年の予定ですか.

現在の CD/CD-R 的な使われ方 (家電量販店や会社が無料配布したり,とか) の代替としては,リサイクル可能という点と小型サイズ,将来的な単価などからスムーズにいくのかも.

けど,音楽や映像のメディアとしては,メディアの汎用性と取扱いの簡便さが普及するに従って,(受け取り手側の) 中身の扱い方が必然的に疎かになっていくのかしら,いや実際,現状でも既にそうなってきてるんよな...とかいろいろ思いを馳せていると,悲しさもちょっぴり.

そういえば最近 (通勤というものが実質ないせいもあって) タレ流し BGM 的な音楽の聴き方 (仕事しながら,とか) が全くなくなってきました.いや別に意識的にとはちゃうんですけど.

こんな事思ってまうのはもはやおやぢやからやろうけど.









Pages

Powered by Movable Type 4.23-en

About this Entry

This page contains a single entry by Shaolin published on April 9, 2004 6:29 AM.

新装開店 was the previous entry in this blog.

夢ニ迄見タ土筆トノ再會 is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.