で,これ
なんすが.何のジャケをパロってるか.
他の 2枚は,あまりにもバレバレ (というかそのまんま) なので割愛.
Piccoli’s Hatena Diary より:
1のネタ元がわからないや、ブルーベックあたりかなと思ったんだけどな
Dave Brubeck は Columbia でしたから,ちょっとデザインスキームが違う様な.
デザインモチーフは,明らかに 1950年代の西海岸ローカルレーベルでよく見られるタイプではあります (例えば Mode レーベルなんか).で,
Pops の上に重なった Chikuzen Presents というのが,
Jazz の上に重なった Kenton Presents (Capitol レーベル) のパロディであることは明白.確かに,Kenton Presents シリーズのジャケの多くは,カリカチュア的なイラストと,白黒写真の合成ものが多いです.
そうすると,Stan Kenton が (当時の) 若手の有望株を紹介した作品群 “Kenton Presents” シリーズ (その他 Frank Rosolino, Bob Cooper, Bill Holman, Sal Salvador, Boots Mussulli など) のどれかということになるんですが,このシリーズでリーダーがピアノっていうと Claude Williamson しかいなかったような.ところが,Kenton Presents Claude Williamson (Capitol H-6502) のジャケはこんなんじゃない (確かにイラストと白黒写真の合成ですが,デザインが違う).ただし 10インチなんですが.
ということで
- Kenton Presents Claude Williamson の 12インチ LP ジャケのパロディ (未確認)
- Kenton Presents シリーズをモチーフに独自にデザインしたジャケ
のどちらか,というのが有力になるわけですが.さて正解は?
後日談 (2004.11.19):
答え合わせは こちら をどうぞ.