ボレー絶好調 (府中の森公園早朝シングルス)

今年65回目のテニス。 昨日の小金井公園 に引き続き、T さんにお相手頂きました。サシなので、たっぷり 2セットくらいは試合できます。

昨日の第2試合でコテンパンにされたので、今日はしっかり対策を考えて臨みました.





彼に勝つためには、彼のフォアハンドをいかに封じるかが最大の課題となります。
できるだけ低い球を送って、高い打点から叩き込まれない様にする

対 T さん対策は、昨日に書いたこれです。大学生時代にソフトテニスをバリバリとされていた T さんの最も得意なショットはやはり、高い打点からベースライン近くに叩き込む爆裂フォアハンド (軟式ではこれを「トップ打ち」と言いますな)。ラリー途中で、彼のフォアハンドに浅い高いボールを送ってしまうと、もうその時点で餌食となってしまいます。

なので今日は、相手のバックに球を集めるのはもちろんのこと、フォアサイドに送る時にはとにかく 低く深く を心掛けました。つまり、スライスを多用するということです。私がフォアハンドで打つ時は、しっかりスピンをかけて T さんのバックに深く (そして時にはわざと浅めにショートクロスで返したり)、バックハンドで打つ時は、相手のバック、あるいはフォアに打たざるをえない状況でも、低い弾道のスライスで繋ぐ。というわけで、今日はバックハンドのフラット〜トップスピンは極力封じてみることにしました。

これが見事的中。何度か彼の爆裂フォアハンドに仕留められることもありましたが、いつもよりは充分少なめで抑えることができました。結果は第1試合が 6-4、第2試合が 5-2 でタイムアップ、ということで、無事勝つことが出来ました。いつもながら T さんとの試合は実に面白く、そして白熱したものになり、今日も大感謝です。

今日の勝因はスライスの有効活用だけではありませんでした。いつもの私とはうってかわって、今日は全体的に調子が良かった。最近はバックハンド寄りのグリップで通していたサービスも、今日はコンチネンタルに戻してみて、必要最小限のスピン、時にビッグなフラットサーブが打て、ダブルフォルトも一度もせずに済みました。ラリーでも、クロスにばかり打つのではなく、時には意表をついて逆クロスに深く打つことで T さんを前後左右に揺さ振り続けることに成功。

そして今日最大の勝因は、ボレーの調子が良かった (ボレーが下手な私としては、という程度ですが) こと。実は 昨日 小金井公園の1番コートでテニスをしていた時、ちょうど後ろの 3番コートではおばさん達を相手に若い男性コーチがボレーを指導しているのを見かけたのです。私が休憩中 (他の 2人が試合をしている時) にその練習風景を興味深く眺めていたのですが、そこでの指導内容が非常に印象に残り、今日のウォーミングアップ (ボレー対ストローク) の時に試してみたのでした。そしたらあんなに苦手だった突き球が (私にしては) 随分きちんと返せる様になったではありませんか。幸い試合中もボレーミスはいつもに比べて実に少なく済み、バックハンドスライスで相手のバックサイドに深くアプローチショットを放って、返ってきたボールをボレーで仕留める、というパターンを多用することができました。

問題は、この好調さをどうやってキープするか、ということですが、果たしてどうなりますやら。

今日の戦績:2勝0敗
(うち 1セットマッチ 1勝、1セットマッチ 5-2 でタイムアップを 1勝とカウント)





Pages

Powered by Movable Type 4.23-en

About this Entry

This page contains a single entry by Shaolin published on April 26, 2006 1:59 PM.

驚異の六十五歳 (小金井公園早朝シングルス) was the previous entry in this blog.

勝てそうで勝てない (小金井公園早朝シングルス) is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.