顔面紙芝居

今朝、早めに 小金井公園 に向かいました。朝ということもあってか、花見客も少ないなか満開の桜を楽しみつつ、公園内を東から西へととぼとぼと散策、小金井公園の最も西に位置する 江戸東京たてもの園 を訪れ、この中で 3時間ほど過ごしました。





一部の建物を除き、すみからすみまで興味深いことばかり。その時代時代に伴って必然性を伴った住居内の構成。そして住宅デザインや生活デザインのトレンドやモードの変化がある程度時系列に確認できるようになっているというか。

いわゆる、昔を懐かしむ、とか、郷愁に駆られる、とかそういう視点からのみ楽しまれる場所、という先入観は正直ありましたが、そういうのを越えたところでも十二分に見どころは多かったと感じました。単なる財閥系大金持ちの大邸宅そのものといった感の「三井八郎右衛門邸」を除いて、他の全ての建物はつまらなくなかったどころか、イマジネーション覚醒されまくりというか、ともあれ、ぐいぐいと惹きつけられる位の魅力で満載だったため、あっという間に時間は過ぎてしまいました。




それはさておき、たてもの園をあとにしたのは 13時すぎ。たてもの園入口前の広いスペースは、つい 3時間前とはうってかわって、思い思いに花見宴会を楽しむものすごい数の人で埋めつくされていました。それらの喧騒を後目に、今度は公園を東へ向かい、駐車場を目指して歩いていたときのこと。あるスペースに子供を中心とした人だかりを発見。どうやら 紙芝居 が行われている様です。ところが . . .


[顔面紙芝居]

「顔面紙芝居」 ってなかなかインパクトありますね . . .

こども達はご覧の通りもう真剣そのもので、口あんぐり。 この顔面紙芝居に視線が釘付けになっていました。


よい子じゃない私は、見てはいけないものを見たくなってしまうわけで . . . .





[顔面紙芝居]

ある意味すごい光景ではあります。プロの 舞台裏

真剣に見入っているこども達に、この姿は見せたくないやろうなぁ。

いやそんなことないか。この写真の左手前の男の子だって、後ろを見ようと思えば見えるポジションにいながら、紙芝居としてプレゼンされている世界の中に素直に強烈にひき込まれているわけで。イマジネーションを失った我らが大人の負けですわ。まいった。

ともあれ 顔面紙芝居 のおっちゃん、お疲れさまです。





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This page contains a single entry by Shaolin published on March 31, 2007 6:27 PM.

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