月曜日から AIG Japan Open 2007 が始まりました。昨年同様、GAORA で観戦しております (昨年は準々決勝のフェデラー対鈴木貴男戦の日だけ有明コロシアムに観戦に行きました。チケットを譲って下さった やまださん、その節はありがとうございました)。
さて、先週、ほぼ一ヶ月ぶりにシングルスの練習試合を行いました。
その時の対戦相手の T さん (女性) が、ビデオカメラで試合を撮影されていました。自分のプレイの映像をみる機会というのはそうそうあるものではないので、お願いしてダビングさせてもらいました。で、郵便で DVD-R が届いて早速見たところ . . . .
なんじゃこりゃ。
こんなにしょぼいテニスやっとったんか自分は。
やっぱり観るのとやるのでは大違い (あたりまえですが)。実際にコート上でプレイしている時には、もっとましな球を打っているつもりだったのですが、ビデオでみると、なんとゆったりまったりしていることでしょう。プロの試合を生やテレビで観戦する時のあのスピード感と、このビデオのスピード感の落差ったらありません。
ということは、これまたあたりまえのことですが、プロの選手の球をコートで受けたら、それはとんでもないスピードに感じられるってことなんでしょうね。
T さんから頂いたビデオの中から、第2セット第8ゲームをみてみましょう (当日は 6-0、6-2、4-1 時間切れという内容でした)。いや、内容は実にショボいのでみなくてもいいです (笑) サーバーは私。なにせ一ヶ月ぶりのシングルスなので、リハビリがてら。しかも対戦相手が女性なので、あまりハードヒットはせずに試合を行うよう心がけていました。
ファーストサーブがレットでやり直し。再びファーストサーブをセンター寄りに打ってボレー。このボレーのフォームはお世辞にも教科書的ではありません。こんなひどいボレーをしてたのか俺は。ともかく 15-0。
次のサーブはフォルト。セカンドサーブを入れにいって、返ってきた球をバックハンドスライスでアングルに浅めに返して (とはいえ試合中の自分が思っていたほどアングルがついてない) 相手の体制をくずし、ゆるく返ってきた球をクロスにたたいて 30-0 (とはいえ大した球威ではないし、これまたあまりアングルがついてない)。
次のファーストサーブでネットに詰めようとしたけどフォルト。セカンドサーブで相手からロブが返ってくる。これを相手のバックサイドにトップスピンで軽く返す。返ってきた球を再び同じコースへ。ここから中ロブ合戦。バックハンドで 2球軽く返す。続く相手の球がやや浅くなったので、バックハンドスライスであえて浅めにダウンザラインにアプローチ。返ってきた球をショートクロスにスピンで返して 40-0 (けれどもこの最後の球がやっぱりあまりアングルがついておらずショボい。やってる本人もこの時あまりのショボさに天を仰いでる)。というかなんでダウンザラインがガラあきやのにそっちに決めへんのや自分。
続くポイントでセカンドサーブを逆クロスにリターンされた球をフォアのスライスでクロスにアプローチしようとしたところで凡ミスしてる。情けない。下手だ。40-15。
次のファーストサーブで中途半端にクロスリターンが返ってきたところを、あえてどまんなかにスライスでアプローチ。返ってきた球が絶妙に足元でなんとかクロスにハーフボレーしたものの、それに対する T さんがロブできりかえし。これは T さんに見事にやられた。40-30。
次のポイントでも (無謀にも) またまたサービス&ボレーを試みる。相手が逆クロスに返してきた球をダウンザライン深めに (って映像でみると全然深くない) なんとかボレー。返ってきたロブをスマッシュするものの、これがミスヒットでど真ん中浅めにゆるゆると返ってしまう。幸いまたまたロブが返ってきたので今度は少し角度をつけてスマッシュ。これでゲーム。
こちらは第2セット第3ゲーム、T さんのサーブ。あまり力で押さないように丁寧なプレイを心がけていたものの、しょーもない凡ミスが続き、けっきょく最後のポイントのリターンでハードヒットしてしまった。T さんごめんなさい。それにしても、こうやって自分のテニスを改めて見ると、あっちもこっちも改善の余地ありまくりで、凹んでしまいます。
つか練習試合のビデオ撮影は予想していた以上に面白い。自分自身のフォームやプレーが客観的に確認できたり、ダメ出しできるのは相当参考になりますし。このためだけにビデオカメラを購入してもいいと思ったほどでした (というかビデオカメラなんて過去に一度も買ったことないんです)。