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Mercury 20000 シリーズ B (60600-) 概要このシリーズは 20000 Series A に続くものです.1960年〜1961年頃に切り替わりました. この頃になると,ステレオ盤のリリースは徐々に多くなってきましたので, それに伴いカタログ番号の振り方が変更されました. モノーラル 盤が MG-20600 から順に振られるのは以前と同様ですが,ステレオ 盤も SR-60600 から順番に振られる様になりました. 丁度同じアルバムのステレオ盤とモノーラル盤のカタログ番号の下4桁が 対応するわけです. これは 1960年代末期にモノーラル盤のリリースが終わるまで続きました.
レーベルのバリエーション黒地に銀色の印刷が施されたものがオリジナルです. しかしジャケットデザインが再び変更になった頃 (20800番前後?) に,レーベルは赤地に黒い印刷のものに変更されました. 赤地に黒と白の印刷がなされたものもあります. 詳しいバリエーションについては, ここ を御覧下さい. ジャケットデザインのバリエーションシリーズ B (MG-20600/SR-60600) に切り替わったのとほぼ時を同じくして, 例の「オビ」状のデザインがほんの少し変更されました. ステレオ盤に使われていた「STEREO」というレタリングは 「MERCURY STEREO」へ, モノーラル盤に使われていた「HIGH FIDELITY」は 「MERCURY hi-fidelity」に変更されました. これを書いている今の時点では, この微妙なスタイルの変更がどのアルバムから行われたかを 特定できていません. 現時点での手持ちアルバムでは, SR-60626 が,古いデザインの帯が使われている 最も新しいアルバムですが, 逆に MG-20605 は,マトリクス番号からすると 1st プレスにも関わらず, ジャケットは新しい帯が印刷されています. 1963年頃のリリースから,その「オビ」状のデザインは大きく変更を受け, より細いものになります.丁度赤地のレーベルが使われだした頃と同時の様です. このデザインは,モノーラル盤リリースが終了するまで続きました. 一部の 2nd プレス盤では,太い帯から細い帯に変更されたものがあります.
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