Seed には未だ入れてないけれども,現在 Xft を使った mozilla を数名でテスト中.素朴な印象としては,予想していたよりずっと綺麗な描画ではあります.Xft を使うということはクライアント側で処理をする,詰まり X サーバが xtt を叩く回数が減る.即ち,あのぎくしゃく感が著しく改善されるというのもあります.
とは言え,まだまだ (パッケージング的にも) 改善の余地はあるわけでして.
XFree86 自体の問題もまだある訳ですが (4.2.99.2-0.20021217vl1),それ以外に
<shom> んー <shom> moz-xft にしたら、なんか文字のサイズがあれだな… <shom> pxl/pt まわりかしら <shom> なんか小さい気がする。
とか
<d> pt/pxl まわりがあれなのと <d> メニューと中身では <d> ちゃうのが <d> アレ
とか,いろいろあります様で.kochi しか入ってないと,メニューが若干変になったりもあるようです.ブラウザ本体部分の描画は Xft 叩いて,メニューの方は gdk だか gtk 経由で書いてるので,何かしら違いがあるみたい.ということで gtk2 を使って build した試験的なパッケージも作ろうかという話になっていますが,こちらもまだまだみたいです.
shom さんが提示された http://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=92033 等を見ると,確かに大変そうです...
あと,Vine 的には /etc/fonts/fonts.conf
の alias も,或る程度整備しておく方が良いだろうとか.未だ未だ先は長いです.
ちなみに数日前撮ったスクリーンショットがあるので参考程度にどうぞ:
Serif: Kochi Mincho, Sans-Serif: Kochi Gothic, Mono: Kochi Gothic:
http://peugeot405.org/tmp/moz-xft-kochi.jpg
Serif: LX P Mincho, Sans-Serif: LX P Gothic, Mono: LX Gothic:
http://peugeot405.org/tmp/moz-xft-lxp.jpg
参考:Luxi Serif, Luxi Sans, Luxi Mono (英語):
http://peugeot405.org/tmp/moz-xft-luxi.jpg