「今日も雨降り」より:
なんとか決勝まで勝ち残って、Federer とのガチンコ勝負を見せて欲しいものです。いや、決勝で負けてもいい。なぜなら、Nadal がウィンブルドンで決勝にまで進出できたとしたら、それは新時代の幕開けを意味するからです。すなわち、Federer 圧倒的一人勝ちの時代から、Federer と Nadal の二強時代への移り変わりの象徴となる可能性があるのです。
とうとうこの時が来ましたよ。Nadal が全英決勝進出 なんて夢のようです。
今年になって進境著しい Baghdatis を 6-1 7-5 6-3 で撃破 (実際にはスコア以上に内容の濃い素晴らしい試合でしたが)。これで Federer への挑戦権を得ました。一試合ごとに芝への適応が進み、もはや苦手なサーフェスなんて誰も言わないんじゃないでしょうか。いやホントに素晴らしい。
かたや Federer は、ダブルスの名手で大ベテランの Bjorkman を 6-2 6-0 6-2 という完璧なスコアで一蹴。最も得意な芝のコートでの今年の調子は相変わらず最高レベル。
さてさて、日曜日どんな壮絶な試合が行われることになるのか。 二人にとって初の芝コートでの対決。
全てのスポーツファンは万難を排してこの歴史的な一瞬の目撃者になるべし。