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コンパクト盤
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* Smash 700
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* Philips 800/2700



EP盤
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* Mercury EP 3000
* Mercury EP 4000
* Mercury EP 5000
* EmArcy EP 6000
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* Mercury 89000
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* Wing
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* ...



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Mercury マトリクス番号あれこれ

「マトリクス番号」(Matrix Number) とは, レコードの最内周とレーベルの間に位置する表記で, レコード番号,マザースタンパー番号,プレス工場などの情報を 読み取ることが出来ます.

使用されている レーベル と同様, マトリクス番号から,その盤のプレスされた時期が特定出来ます. また,マトリクス番号はしばしばプレス品質や音質と一緒に議論されます.

ここにあげているタイプが全てではありませんし,例外も数多く存在しますので, あくまで大枠として分類していることを御了承下さい.


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マトリクス番号のバラエティ: 1954年?〜1960年?

[MG-50026A MATRIX]
YMG 50026A  MF3  A1  I

Mercury MG-50026 A面のマトリクス

この盤の場合,
3回目にカッティングされたラッカー (MF3) から
1回目に作られたマザー (A) で,
1回目に作られたスタンパー (1)
であると考えられます.

YMG 刻印でかつ Indy プレスなので, 移行期の盤と考えられます.
ポピュラーシリーズの一部,及び EmArcy 12 インチの初期でも見られます.



1952年に Living Presence シリーズが本格的にスタートしたのにあわせて, 1954-1955年頃から RCA Victor の Indianapolis 工場が使われる様になります. この工場でプレスされた盤には,必ず「I」 という刻印が,マトリクス番号からみて 180度の位置に施されています.

1955年当初は,直前のタイプ と同じスタンパー刻印 (先頭が YMG) が使われていますが, しばらくすると,全ての刻印が全く同じ字形の小さなものに変更されます. 変更時期は (手持ちの盤から推察する限りでは) 1955年末ないし1956年初頭と考えられます.

  • MG-20000 番台モノーラル (ポピュラー,12インチ LP,MG-20200 番台後半まで)
  • SR-60000 番台ステレオ (ポピュラー,12インチ LP,SR-60100 前後まで)
  • MGW-12000 番台モノーラル (Wing R&B,12インチ LP)
  • MGW-60000 番台モノーラル (Wing ジャズ,12インチ LP)
  • MG-36000 番台モノーラル (EmArcy ジャズ,12インチ LP,MG-36104 まで)
  • SR-80000 番台ステレオ (EmArcy ジャズ,12インチ LP)
  • MG-50000 番台 (クラシック,12インチ LP)
  • SR-90000 番台 (クラシック,12インチ LP)

などの初期プレスで,この Indy プレスを見ることができます.

特にクラシックのリリースでは,この Indy プレスが (録音の素晴らしさとあいまって) 素晴らしい品質となっており, 最高のレコード演奏を楽しむことができます.

1958年にステレオ盤のリリースが始まってからは, 全シリーズのステレオ盤,及びクラシックのモノーラル盤だけが Indy プレスとなり,その他のシリーズのモノーラル盤は 自社工場でのプレス (手書きマトリクス) になった模様です. これはおそらく,プレスする枚数が一気に増えてさばききれなくなったために, 高音質を謳い文句にするシリーズのみを Indy プレスにしたためと 思われます.

なお,マトリックス末尾は, クラシックでは当初 (YMG のものは) MF, その後ステレオ,モノーラルを問わず FR が使われます.

ポピュラー,ジャズなどのリリースでは, 1956年頃までは MF, その後は MS となります. ステレオの一部ではクラシック同様 FR が 使われています.

中には,Indy タイプのマトリクス刻印であっても, Indy プレスでないものもありますので注意が必要です. これは,Indy の頃のスタンパーを引き続き別の工場で使ったものと考えられています (盤の縁の触感や音質で識別できます).




[MG-20090A MATRIX]
MG20090A  MF1  A3  I

Mercury MG-20090 A面のマトリクス

この盤の場合,
1回目にカッティングされたラッカー (MF1) から
1回目に作られたマザー (A) で,
3回目に作られたスタンパー (3)
であると考えられます.

FR, MF, MS, の違いを除くと,このタイプが Indy プレスの最も基本のタイプです.



[SR-80015A MATRIX]
SR80015A  FR1  A1  I

EmArcy SR-80015 A面のマトリクス

これは EmArcy Jazz シリーズのステレオ盤ですが,
クラシックの Living Presence シリーズと全く同じマトリクス刻印タイプです.

この盤の場合,
1回目にカッティングされたラッカー (FR1) から
1回目に作られたマザー (A) で,
1回目に作られたスタンパー (1)
であると考えられます.

Indy 工場を表す I の刻印の位置がなぜかずれています.



MATSUBAYASHI 'Shaolin' Kohji <shaolin@rhythmaning.org>
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Last Updated: 09:26:54 JST, 06/15/2015