かなりヤヴァイです。完全にスイッチが入ってしまいました。
何をいまさら、と思われるかも知れませんが、もう2ヶ月程 “Frank Sinatra” にゾッコン状態が続いています。
もちろん、何年も前から、彼の代表的なアルバムは何枚か持ってましたよ。 もちろん、いいねぇ〜、と思っていましたよ。 けど、ある曲をきっかけに、完全にスイッチが入ってしまったんです。
それは、先日紹介した Playboy Jazz All-Stars 1957 という2枚組コンピレーション LP を 1月に入手して、 1枚目 A面6曲目に収録されていた “Oh! Look At Me Now” (1941年1月15日録音) を初めて聴いた時のこと。 雷に打たれた様な衝撃 が襲いました。なんでかようわからへんけど。 完璧にコントロールされた情感、憎らしい程の茶目っ気、そして完璧な展開をきかせるバックのオーケストラ。
それからというもの、暇さえあれば、現時点で家にある10枚程の LP をとっかえひっかえ聴き続ける始末。
こんな衝撃は、思い返してみても、幼稚園生の時に「およげたいやき君」のサントラを聴いた時、 小学生の時に「太陽にほえろ!」のテーマ曲を聴いた時、中学生の頃に Beatles の “Girl” を FM ラジオで聴いた時、高校生の時に Todd Rundgren の “Hello, It’s Me” や Sagittarius の “My World Fell Down” や Spanky And Our Gang の “Like To Get To Know You” を FM ラジオで聴いた時、大学生〜院生の時に Thelonious Monk の “Between The Devil And The Deep Blue Sea” を聴いた時、James Brown の “Mother Popcorn” を聴いた時、Sam Cooke の “Just For You” を聴いた時、社会人になってからは Dorati, LSO の STRAVINSKY: Firebird や Cluytens + Francois の RAVEL: Concerto for Left Hand を聴いた時くらいでしょうか。
35歳になって突然 “The Voice” に完璧にホレてしまうとは。
ともあれ、嬉しい事に (極く一部のコレクターズアイテムを除いて) SP、LP を通じてほぼどれもこれも リーズナブルな値段で購入することが可能です。前期、中期、後期を通じて、 コンプリートコレクションと称した CD ボックスものも揃ってます。 中古 LP 1枚 500円かそこらで、これだけ感動できるなんて、なんと経済的なんでしょう。
まずは Capitol 時代と Reprise 時代をコンプリートして、それからおいおい RCA Victor や Columbia 時代の SP に手を出していこうかしら。また新しい楽しみが出来ました。
こんばんわ。bassclefです。
おおっ!シナトラですかあ!
実は・・・僕も30才過ぎた頃から、こう何かジワジワと・・・沁みてきて・・・ドップリと好きになってしまったのです。きっかけはAMラジオ(笑)その時の曲は・・・I Get A Kick Out Of You だったはずです。
思うに・・・シナトラのよさみたいなのを感じとるには30過ぎてないと無理なんじゃないでしょうか?(笑)
shaolinさんの、この勢いだと・・・あっという間にオリジナルのSPまでいっちゃいそうですね(笑)
昨日、シナトラショーの DVD を買ってきて Bing Crosby や Dean Martin、Sammy Davis Jr.、 Ella Fitzgerald などとの共演をヨダレたらしながら見ていたところです。
なんというか、Jazz が Popular Music の一部であった、いや、Popular Music と同化していた幸せな時代の、最上の例なんだな、ということを改めて実感しています。
いまでいうところの Jazz ファン (もちろん私も含めて) というのは、本当に後追いで価値観や評価やカテゴライゼーションを行ってきたんだなということも。だって、こういう完璧な歌唱に親しんだからこそ、それを大胆にフェイクしたインストの名演がより味わい深く堪能できるわけで、我々の世代(?)は明らかに順序が逆だなぁ、と。
というか、シナトラといい、Big T を含めた Dixie〜Swing 系といい、Kenton 系といい、最近 Jazz 方面に関しては趣味がかなりジジイ化してきてます(笑)
> あっという間にオリジナルのSPまでいっちゃいそうですね(笑)
とりあえず記念として Oh! Look At Me Now のオリジナル SP だけは入手しようと思っています (笑)
どうもです。
シナトラ好きなんですねぇ。素晴らしい。
ザ・ボイス~コロンビア・イヤーズを聴いています。
いいですよねぇ。
Shaolinさんは
Sinatra Society of Japanに入っています?
先日届きました会報Vol.61が先日届いていますが、
毎回濃い内容です。
別件ですが、以下の人知ってます? なかなかいいです。
http://www.frankienovak.com/Frank-Sinatra.htm
sugar-s さん、コメントありがとうございます。
私は “Sinatra At The Sands” のモノーラル盤シールドを開封して聴き始めたところでした (笑) ちょうど今朝届いたところです。
Columbia 時代もあなどれませんね。残念ながら Columbia 時代の LP はまだ 3枚しか持ってないので、この辺はこれからです。コンプリートCDボックス買うのも、なんだか徐々に良さを発見する楽しみに欠ける様で…
今のところ、Dorsey バンド時代に圧倒的な魅力を感じています。これから長く聴いていくにつれ好みは変わっていくのでしょうが。
> Sinatra Society of Japan
まだ入ってないです。正直、入ろうかと考えているところです。
> Frankie Novak
これはご紹介ありがとうございます。なかなかいい感じですね。