Charles Mingus's Pre-Bird album cover — the 1999 Verve Master Edition CD (314 538 636-2), reproducing the original 1960 Mercury LP jacket design (Mercury SR-60627) — with the article title 'Charles Mingus's Pre-Bird, and the voices left on the offcuts'

Charles Mingus “Pre-Bird” と、テープの「切れ端」に残された声

Charles Mingus が 1960年に Mercury へ吹き込んだ “Pre-Bird”。10人のコンボから 22人編成まで曲ごとに姿を変えるこの盤の 1999年 CD には、スタジオの会話とテープの継ぎ目という、普通は聞こえず見えないはずのものが残されていた。

How Records Were/Are Manufactured (6)

「射出成形(インジェクションモールド)」「スチレン製」の LP についての一連の調査と学び、最終回の今回は、調査開始の発端となった Mercury 3本線マーク入り廉価盤について、手元の大量の Mercury 盤(笑)および当時の雑誌記事とにらめっこして、可能性の高い仮説を導いてみました。

How Records Were/Are Manufactured (1)

以前からずっと気になっていた、廉価盤でよく見かける「インジェクションモールド」「スチレン製」の LP (「コンプレションモールド」「ヴァイナル」ではない)について、改めて過去の記事や文献を調べてみました。当時のレーベルやプレス工場のコスト意識と新技術への挑戦が垣間見え、非常に興味深いストーリーでした。

“Gruve-Gard” and “Rim-Drive” (T-Rim)

ほとんどのレコードの断面形状はフラットではなく、最外周とレーベル辺りが盛り上がった形状となっています。音溝が記録されたエリアがターンテーブルに直接接触しないよう保護するためのもので、「グルーヴガード」と呼ばれます。今回は、このグルーヴガードの歴史を調べてみました。

Mercury's standard company sleeve for the Buddy Rich 78 (left) next to the rare Popular Autographed Photograph Series sleeve featuring Buddy Rich (right)

Mercury Popular Autographed Photograph Series (and Eddie Gaedel)

“Mercury Popular Autographed Photograph Series” という聞いたことのないシリーズ。スリーヴのみですが入手して、これがいったい何なのかを調べてみました。すると、レーベル創立直後の Mercury が78rpm盤販促用に使っていたことが分かりました。

Technics SU-R1000 試聴記 #11: 内蔵ディジタルフォノイコ (補正前)

お借りした Technics SU-R1000 の試聴記/レビュー、11日目(2021年6月29日)は、ついに内蔵ディジタルフォノイコの試聴。ただし、測定レコードを使った補正はなしで。この状態だとなんとも不思議な違和感の残る音で、外付けフォノイコの方が圧倒的に「アナログらしい」再生音を聴かせました。

A Few Facts About EmArcy Label, Pt.2

気がつくと 前回の前編 から5年以上もあいてしまいました。すんません。その後も幾人かの方に「続編をお願い」「本題を早く」とリクエストを受け続け(笑)、年明けから暇を見つけてこつこつ書きため、新たに調べ物を行い、今回やっと本題の中編を書き終わりました。 It’s already been over five years since I posted the first part of the EmArcy article (sorry still available in Japanese only) – sorry for that. Several people have contacted and asked me when would the next part available – this month I managed to have spare time to write it – part 2 of the EmArcy article – including further research on various things. And now it’s finally available public. エマーシー (EmArcy) レーベルのシングル(16000番台)、10インチLP(26000番台)、12インチLP(36000番台)の オリジナル盤判定基準 について、長々と書いてみました。リリース開始時期の特定 や、新たに判明した プレス工場 の話なども書いています。とりあえず日本語版だけの公開です。こちら からどうぞ。 This part 2 (in Japanese only yet) features the release period of EmArcy titles, as well as checkpoints for identifying original issues of EmArcy 16000 (45/78 rpm),