2013/09/15

Thelonious Monk & Van Morrison LP (Concert Vault)

フィルモアで有名なあの ビル・グレアムBill Graham)が権利を持っていた音源や映像を取得し、USD3.99/月、または USD39.99/年でオンラインストリーミングで聴いたり観たりできる(かつては無料でした)Concert Vault / Wolfgang’s Vault をご存知の方も多いでしょう。

2013年9月現在では Wolfgang’s Vault から独立した別サイトとなった Concert Vault で、従来通りメンバー向けストリーミングを行っている他、音源のオンラインダウンロードも有料で行っています(年間会員になると、期間限定無料ダウンロードを行っていたりします)。本家 Wolfgang’s Vault では、ロックを中心にしたさまざまなジャンルの音楽やミュージシャンにまつわるノベルティなどを引き続き販売しています。

とにかくLP化、CD化されていないお宝ライブ音源がざっくざっく。過去にブートレグやハーフオフィシャルでのみ聴けた音源も、圧倒的にまともな音質で(しかも権利関係はきちんとクリアされた上で)聴けたりするのが嬉しい限りです。音源のディジタルダウンロード(320kbps MP3)も、ほとんどが1ライブ USD5.00 しかしません。

個人的には無料お試しアカウント期間中に聴いた James Brown at Newport Jazz Festival, July 6, 1969Thelonious Monk at Avery Fisher Hall, July 3, 1975 でノックアウトされました。前者はブートなどでは聴けるものでしたが、こうやって正規で聴けるのは感慨もひとしおです。後者は、数年前にハーフオフィシャルでCDリリースされていましたが、最悪の音質で、尊師モンクの現存する最終録音を素直に楽しむことは難しかったのですが、こちらはピッチも修正されきちんとした音質で聴く事ができ感涙ものです。

で、今年の4月に勢いで(笑)年間アカウントを申し込んだのですが、その際なんとサイトで公開されている音源を元に作られたLPを2枚、無料でプレゼント(送料は実費)するキャンペーン中だったのです。しかもその対象がモンクさまとヴァン・モリソンだったからたまりません。

到着するのに5ヶ月も要する、という、ちょっとアレな展開でした(その間に何度もサポートにメールしたりもしました)が、先日無事届きました。元々LP/CD化する予定のなかった(音質的にも必ずしも完璧とはいえない)音源をいまさらLPで聴く意味があるのか、は微妙なところですが。。。

 
Concert Vault CVLP-001 / CVLP-002

Newport ’59 / Thelonious Monk (Concert Vault CVLP-001)
The Bottom Line ’78 / Van Morrison (Concert Vault CVLP-002)

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2013/04/16

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 6: Hal Willner – That’s The Way I Feel Now

真打ちその1。全てのモンクトリビュートものの規範となる素晴らしいアルバムです。

唯一といっていい欠点は、(過去に多くの方が指摘してきたように)「このアルバムがモンク存命中に出なかったこと」という一点だけでしょう。オリジナルのリリースは1984年。モンクがこの世を去った2年後になります。

LP(2枚組)も CD も廃盤。しかも CD は7曲もカットされ、曲順も異なります。今こそ、オリジナルの2枚組LPの全曲による CD 再発を強く希望します。

That's The Way I Feel Now

That’s The Way I Feel Now: A Tribute To Thelonious Monk (A&M SP-6600)

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2013/04/03

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 5: ASA Trio

Pt. 3 (Bobby Broom) の時に

ギターでモンクの楽曲にがっちり取り組んでいるアルバムは、私の知っている限り3枚ありますが

と書きました。

それは ボビー・ブルーム(Bobby Broom)(2009)、ピーター・バーンスタイン(Peter Bernstein)(2008)、ジョシュア・ブレイクストーン(Joshua Breakstone)(1997) がそれぞれ出した ギタートリオ によるアルバムを意図していた(現時点ではジョシュア・ブレイクストーンの盤のみ未聴)のですが、他にもアコースティックギターソロ(!)や電化ヴァイオリン入り(!)、ピアノとのデュオ、などなど、様々な編成でギターがフィーチャーされているものがいろいろあります。それらも今後紹介する予定です。

今回もそんな1枚で、なんと ハモンドオルガン入り です。これは期待も膨らむというもの。

Plays Monk

ASA Trio Plays The Music of Thelonious Monk (Sunny/Sky 727)

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2010/04/14

Record Makers and Breakers (John Broven), Pt.2

昨年11月にここで紹介した Record Makers and Breakers – voices of the independent Rock ‘n’ Roll Pioneers – があまりにも面白いので最近再びハマってます。

もう通しで何回目かになりますが、毎日ちょっとづつ読んでは「おお〜」と声をあげ、うなりながら読んでます。

音楽およびそれにまつわる歴史という意味では、アーティスト、ミュージシャン、プロデューサ、エンジニアももちろんのこと、やはりアーティストと契約し、レコードを生産し、販売していた「レーベル」という側面からの切り口も絶対に欠かすことはできない 〜全てが複雑に絡み合っての音楽史〜 であるなーと、改めて思いが至っているところです。

いやはや、ほんまにおもろい。個人的リサーチ対象であるMercury レーベルについての情報もやはりてんこ盛りで、数年前から少しづつ手元で整理・書き溜めているマーキュリーレーベルのドキュメントにも、多数新しい視点と客観的情報を与えてくれます。


[Record Makers and Breakers]

Record Makers and Breakers – voices of the independent Rock ‘n’ Roll Pioneers –
by John Broven

Published by University of Illinois Press, 2009
ISBN 978-0-252-03290-5

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2009/11/02

Record Makers and Breakers (John Broven)

[Record Makers and Breakers]

Record Makers and Breakers – voices of the independent Rock ‘n’ Roll Pioneers –
by John Broven

Published by University of Illinois Press, 2009
ISBN 978-0-252-03290-5

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2007/06/11

We’re Only In It For The Money

先週金曜日朝のテニス (シングルス) は 6-1 6-0 で快勝、誕生日を勝利で飾りました (笑)。コートに向かう車の中で Frank Zappa の「Mystery Disc」を聴いていたのが良かったのかも知れません (笑)

On tennis (singles) matches last Friday morning (my birthday BTW), I could win against two opponents at 6-1 and 6-0 respectively which was a good success. This would be probably because I listened to the Frank Zappa’s “Mystery Disc” CD on my way to the tennis court 🙂

[We're Only In It For The Money / Lumpy Gravy]

We’re Only In It For The Money / Lumpy Gravy / The Mothers
(Rykodisc [US] RCD-40024)
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2007/04/16

Jazz Winds From A New Direction / Hank Garland

時は1960年7月4日、場所はロードアイランド州ニューポートのとある邸宅。ここで興味深いレコーディングが行われ、レコード化されたのでした。

It was on July 4, 1960 at a certain beautiful mansion in Newport, Rhode Island, where and when an interesting recording session was made for vinyl release.

[RCA Victor LPM-2302 Front Cover] [RCA Victor LPM-2302 Back Cover]

After The Riot At Newport / The Nashville All-Stars
(RCA Victor [US] LPM-2302)
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2006/12/17

Stop The Clocks – The Best Of Oasis

かたや 5,000円台、かたや 2,000円台。どちらも同じ 3枚組 LP ボックスの新譜。当然後者を購入しました。

The very same 3LP box set as new products – one sold at around 5,000 YEN, while the other at around 2,000 YEN. I bought the cheaper edition, of course.

[869 700 754-1 Front Cover]

Stop The Clocks – The Best Of Oasis
(Helter Skelter 869 700 754-1)
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2006/05/11

Blood, Chet And Tears / Chet Baker

(ごめんね、たまには悪態つかせてください)
(this article is my thoughts (and beyond) on Chet Baker’s famous “guilty pleasure for Chet’s fans” album left on Verve label. English version of this article (probably) will not be available.)

もし、知り合いに Chet Baker コレクターがいたとしたら、 このアルバムについてどう思うか聞いてみて下さい。きっとこんな感じで答えられるはずです。

. . . マニア泣かせの、なんとも言いようがない「迷盤」というところでしょうか . . .

まぁこのアルバムを彼の「最高傑作」だの「一番好きなアルバム」だのと言う人はさすがにいないでしょう (いたらごめんね)。 しかしその一方で、このアルバムを聴く度に、いろんなことに思いがめぐり、私はとても複雑な気持ちになります。

[V6-8798 Front Cover]      [V6-8798 Back Cover]

Blood, Chet And Tears / Chet Baker
(Verve V6-8798)
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2006/04/28

My World Fell Down c/w Libra / Sagittarius

Present Tense / Sagittarius」 より:
あるいは近い将来にきっと入手することになるであろう当時のシングル盤

というわけで 1も 2もなく探して購入しましたがな。

あーこれでんがな、中間部の SE がないとやっぱりあかんな〜。夢の3分37秒。

しかし、 Nuggets の CD ボックス 収録のシングルバージョンより音が悪いという事実に直面して . . .

[4-44163 Side-A] [4-44163 Side-B]

My World Fell Down c/w Libra / Sagittarius
(Columbia [US] 4-44163)

以下備忘録。