1953年設立の Bethlehem レーベルでも SP リリースがあったんですね。それだけで思わず買ってしまった一枚です。ま、どのレーベルも 1955年〜1956年くらいまではドーナツ盤と並行して SP リリースを続けていた様ですので、あって当然なのかもしれませんが。
Even the Bethlehem label (established in 1953) had 78rpm releases! I was delighted to find the copy and immediately bought it. Well, as a matter of fact, most labels released 78rpms (along with 45rpm singles) until 1955 or 1956, so it is very natural that Bethlehem released 78rpms in its early period.
ところでこれはプロモ盤白レーベルです。レギュラー盤のレーベルは何色なのかな〜と思って 瀬谷さん のサイトを覗いてみると… あ、 瀬谷さんのお持ちの盤 (同一セッション録音の B-1291 “Blue Silhouette c/w Miser’s Serenade”) も白プロモ盤でした。 やっぱり LP リリースと同じマルーン色なんでしょうかね。見たことないので分かりませんが。
By the way, this copy comes with the white promotional label. What colour is the regular copy’s label? Even the famous 78rpm collector Seya-san doesn’t seem to own regular Bethlehem 78rpms (his white promo copy of B-1291 can be seen at this page). Is it also maroon-coloured label like 12-inch LP releases? I’ve never seen any copies and I don’t know for sure…
で、この盤に収録されている 2曲は、最終的に “Sings Lullaby of Birdland” (Bethlehem BCP-6004) という LP にも収録されていますので、特に珍しいものではありませんが、さすが SP 末期のヴィニール製。サーフェスノイズも極小で、Sy Oliver アレンジのビッグバンドをバックに迫力の再生が堪能できます。
This two sides later included on the LP entitled “Sings Lullaby of Birdland” (Bethlehem BCP-6004), so these are not rare tracks at all, of course. However, what a wounderful sound this vinyl-made 78rpm can deliver! Surface noise is minimal, and Chris’ wonderful vocal (and backing big-band, arranged by Sy Oliver) sounds very solid and crisp.
ただ、実を言うと、個人的には Chris Connor の声って個人的にはあんまり好みじゃないんですよね (笑) Anita O’Day や June Christy はむしろ好きなんですけど。好みって不思議なもんです、はい。
Well, to tell the truth, Chris Connor’s singing voice is, in my very personal opinion, not my favourite… I like Anita O’Day and June Christy so much, but anyhow I don’t come to like Chris Connor. Personal taste is a very strange thing, isn’t it?
Side-B: Chiquita From Chi-Wah-Wah (Bonacio – La Marge – Franklin)
Chris Connor (vo) with:
Jim Bright (tp), Jimmy Nottingham (tp), Red Solomon (tp),
Vern Friley (tb), Frank Saracco (tb), Ward Silloway (tb), Kai Winding (tb),
Sid Cooper (as), Milt Yaner (as),
Boomie Richman (ts), Sam Taylor (ts), Dave McRae (bs),
Dave Martin (p), Sidney Block (b), Jimmy Crawford (ds),
Sy Oliver (arr, cond).
Recorded in New York City on December 17 or 18, 1953.
shaolinさんのも白レーベルですか。プロモ盤の方が多かったりして(笑)
このレーベルでクリス以外はまだ目にしていないような…。
この時代になると、何が何でもSPでなくちゃということもなくなりますね。
ところで、ストリーヴィルにもSPはあるのでしょうか? あったら、ルビー・ブラフが参加したテディ・キングの「New Orleans」を聴いてみたい。
> プロモ盤の方が多かったりして(笑)
もしかしたら、Bethlehem の 78rpm は promo 盤しか存在していないのかもしれませんね。
> この時代になると、何が何でもSPでなくちゃということもなくなりますね。
そうですね。
けど、純粋な興味として、「何番まで SP で出たのか」知りたい、というのもありますね。
今回も「おー Beth に SP あったんやー」というだけで買ってしまいましたし (笑)
瀬谷さんのサイトを先にチェックしていれば買わなくても良かったのかも (笑)
私の持っているB-1291 “Blue Silhouette c/w Miser’s Serenade”ですが、Miser’s Serenade でないような気がして、チェックしてみました。
結論は、Miser’s Serenade でしたが、これはあくまでもサブ・タイトルで、正式曲名は GIMME, GIMME, GIMME, GIMME, GIMME でした(笑)
しかし、このセッションのリーダーJim Bright(tp)って誰?
このメンバー中一番知られてない人物だと思うのですが。
> 正式曲名は GIMME, GIMME, GIMME, GIMME, GIMME でした(笑)
知りませんでした。
Bethlehem BCP-56 (LP) ではどういう表記になっているんでしょうね? 実物持ってないので確認出来ませんが。
> しかし、このセッションのリーダーJim Bright(tp)って誰?
> このメンバー中一番知られてない人物だと思うのですが。
私もこのセッション以外で見たことはありません。
が、今 web をぱらぱら見ていると
Honky Tonk/Moderner Liebestraum: Jim Bright (Bethlehem/1953)
というのが。リーダー録音もあることはあるんですかね。
ちなみにこの盤のカーブは何で再生されてます?
泣く子もトロける10インチBCP-1001はRIAAで聴いてるのですが、
以下でAESの方が心地よいとあったので、、、
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/50961757.html
私の手持ちは2枚、
TV21873-1E/TV21872-1CとTV21872-1C/TV27873-1Bです。
うーん、AESの方がベースが締まって聴こえる?
この前のH528はD1/D2を手に入れましたがD6/D5と同じに聴こえてしまいますwもーわけわからん・・・
ケントン3人娘はみんな好きですw好みって確かに不思議なものです。
あっこのアンプにもTAPE78の表記が、、、
お騒がせひぃ〜でした。。。
LPはほとんど処分してしまい・・・
手持ちのBethlehem は「Holiday with Hank / Hank D’Amico」BCP-1006 だけでした。
朝一でRIAA とAES を聴き比べてみました。結果は、意識して聴いても分からないくらいでした。
ひぃ〜さん:
Beth の 10インチ LP は今のところ一枚ももってないです (笑)
数枚ある 12インチ LP はもちろん RIAA で違和感なく聴いてます。
また、この B-1293 も RIAA で聴いてます。シェラックじゃなくてペラペラのヴィニール製ということもあってか、もはや SP というよりは 78回転シングル的な音ですね。
H-528 は、初版から RIAA だったんじゃないかと思っています。H-488 は 1953年11月録音、H-528 は 1954年4月録音。時期的にビミョーですが、リリース時期が録音日から少なくとも数ヵ月後だということを考えると、RIAA だったんじゃないでしょうかね。うちの H-528 は D1/D1 とかではないのですが . . .
瀬谷さんShaolinさんありがとうございます。
このあたりのプレスはそれほどカーブに神経質にならなくてもよさそうですね。(でもあれこれやってしまうのですが)
もっと古いSPも楽しんでいこうと思っていますので、
また何かありましたらよろしくお願いします。