Brother, Brother, Brother / The Isley Brothers
(this article deals with my favourite Isleys album, “Brother, Brother, Brother”. English version of this article (probably) will not be available.)
私が Isley Brothers を初めて聴いたのは、15年ほど前に購入した “It’s Our Thing” (T-Neck / Buddah TNS-3001) でのこと。1969年当時、文句なしの全盛期を迎え黒人音楽の分野では完全に最先端を走っていた James Brown からの影響が濃厚な力強いファンクで溢れた、彼らののちの活躍を考えるとマイルストーン的なアルバムといえます。続く “The Brothers: Isley” (T-Neck / Buddah TNS-3002) や “Get Into Something” (T-Neck / Buddah TNS-3006) もグルーヴ溢れる力強いファンク系の作品として、聴き所満載です。この辺りでは今では最後の “Get Into Something” が一番好みです。 前作、前々作よりぐっとタイトで切れ味抜群なリズムセクションが曲によってセカンドラインを聴かせたり、なかなか面白い。
その後私は、最初期の “Shout”、“Twist And Shout” までさかのぼったり、セールス的に絶頂だった 3+3 時代のネチネチファンクととろけるバラードまで、ひととおり楽しむ様になりましたが、現在最も良くターンテーブルに載る機会が多いのは、過渡期とされる 1972年にリリースされた本アルバムです。
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