シン・デジタル教育 | I wrote another book on “Digital Education / Kidraising / Lifelong Learning”

(レコードや音楽に関係ないのですが、紹介させてください。)

(Sorry this post doesn’t have to do with vinyl records and music, but please advertise one time…)

2015年の初著 の(精神的な)続編を上梓します。

My new book, the sequel to my first book published in 2015.


Published by: かんき出版
Date Published: 07/07/2021
ISBN: 9784761275495
Available in: Paperback

表紙は例によって(笑)煽り気味ですが、中身はやさしく寄り添う姿勢で書いたつもりです。

The front cover is, like my first publication, kind of agitating, again (result of the editorial team’s idea to deliver this book to businesspersons as well as kidraising parents). However, as I always do, the contents of this book is full of my thoughts with every kid, parent, and other people who tries to make things better.

初著と同じく、専門書ではなく一般書籍で、対象読者層も同じくお子さんを持つ保護者の皆さんです。

Again, this is not a technical book but one of the books in general: target audience is “parents and adults who raises kids and children”.

前回は「プログラミング」という切り口がメインとなっていましたが、今回は「新しい教育」という目線で、その中に「プログラミング」「IT・ICTリテラシー」「コンピュテーショナル・シンキング」「デジタル・シティズンシップ」「子ども(と自分自身)の好奇心と探究心を育み続ける親の関与のしかた」などのトピックが含まれる、という、広めの視点から書いています。

Unlike my first book that focuses on “programming”, this coming book features broader topics under the concept of “New Education in Digital Age”, containing “programming”, “IT/ICT literacy”, “Computational Thinking”, “Digital Citizenship”, “Ways to interact with kids/children to cultivate their intellectual curiosity”, etc.

本書を書くにあたり、数えきれない方々から得た直接的・間接的な影響はとても大きいです。仕事を通じて、交流を通じて、趣味や遊びを通じて、皆さんから受けたいろんな刺激がなければこの本にはなりませんでした。謝辞で触れられなかった多くの皆さんにも改めて感謝いたします。

I would like to say so many thanks to all of the direct/indirect insupirations from countless people in the past and present, through collaborative works, communications, hobbies, etc. Without you all, this book won’t be published. I wish I had a few more pages for “Acknowledgement” section to mention such people – thanks again.

なお、エヴァンゲリオンシリーズは、ひとつも読んだり観たりしたことがありません(笑)

A final note – I have never read / watched “Evangelion” series 🙂

本書の構成
はじめに

第1章 ITリテラシーの有無が、格差を生む
 ◎なぜ、ITリテラシーが必要なのか?
  ・仕組みを知らずに使う危険
  ・「ITオンチ」が生きられる時代は終わった
  ・現代社会は、デジタルとは無縁では生きられない
  ・あふれる情報、広がる格差
  ・知らず知らずのうちに「飼い慣らされて」しまう危険
  ・「ITリテラシー」とは、単に「使いこなせること」だけではない
 ◎子どものITリテラシーは「親の関わり方」で決まる
  ・日本のデジタル教育はスタートラインにすら立てていない
  ・スマホ・タブレットは悪者か?
  ・デジタル教育は、親のサポートが必須
  ・リテラシー=仕組みを理解し活用することの重要性
  ・「リテラシー習得」の前に「探究心醸成」

第2章 プログラミング教育についての誤解
 ◎「プログラミング教育」について考える
  ・「国民総プログラマー化」が目的ではない
 ◎「プログラミング的思考」とはなんなのか?
  ・コンピュテーショナル・シンキング

第3章「コンピュテーショナル・シンキング」が全ての子どもに必要な理由
 ◎あるアプリを作るときのエンジニアの思考過程
  ・テニスの対戦相手組み合わせアプリを作ろう
  ・「みんなが均等にプレーできるとは?」を考える
  ・「前提条件を考えてより単純化する
  ・アプリになったら、何が嬉しいかを考える
  ・アプリの骨格を考える
  ・実際に作ってみて動作を試してみる
  ・誰かに実際に使ってもらってコメントを得る
 ◎コンピュテーショナル・シンキングとは?
  ・①問題を抽象化する
  ・②問題を分解する
  ・③パターンを認識する・一般化して考える
  ・④アルゴリズム的思考
 ◎「エンジニア的思考」は「コンピュテーショナル・シンキング」の基礎になる
  ・「エンジニア的思考」とは何か?
  ・①物事を常に科学的に考えることに慣れている
  ・②物事を常に論理的に考えるクセがついている
  ・③コミュニケーションに注意を払うクセが(人によっては)ついている
  ・④視点・視野・視座を意識するクセがついている
 ◎「コンピュテーショナル・シンキング」は、エンジニアだけのものではない
  ・「コンピュテーショナル・シンキング」はこれからの時代を生き抜く必須スキル

第4章 わが子に「コンピュテーショナル・シンキング」を身につけさせるために親ができること
 ◎ほんの少しの工夫で子どもと一緒に学べるアイデア(の一例)
  ・優秀なITエンジニアは子どもの頃「どう」学んでいたのか?
  ・子どもからの「なぜ?」「どうして?」は最高の楽しみ
  ・「Thinking Out Loud」なんでも声に出してみよう
  ・「ブラックボックスあてっこゲーム」で楽しく学ぼう
  ・親子でクッキングも楽しい実験タイム
  ・買い物・おつかいもゲーム感覚で遊びになる
  ・机や椅子を一緒に組み立ててみよう
  ・スマホゲームだって立派な学び
  ・ゲームのようにコンピュータを学ぼう
  ・プログラミングで直接遊べるツールも活用しよう
  ・親子で遊び、学ぶ楽しみ

第5章 世界のデジタル教育・日本のデジタル教育
 ◎世界のデジタル教育の現場では、何が行われているのか?
  ・デジタル・シティズンシップ
  ・教える内容、教え方、テクノロジーの融合
  ・日本のデジタル教育の現在地
 ◎ICT機器活用が圧倒的に遅れている日本の教育現場
  ・「道具」「手段」を活用したその先へ
 ◎新しい教育、新しい社会
  ・ノウハウ不足、人材不足という課題
  ・「プログラミング」だけを抜き取る危うさ

第6章 親が知っておきたいコンピュータの超・基礎知識
 ◎これからは、ドメインとドメインの橋渡しができるスキルが求められる
  ・「MAKE」のちから
  ・コンピュータの裏側を学ぼう
 ◎コンピュータとはなにか?
  ・コンピュータは電気仕掛けの機械
  ・なんでもかんでも「0と1」で表す
  ・高速な計算、高速なデータ処理
 ◎プログラムの概念を理解する
  ・0と1の羅列で、0と1の羅列を操る
  ・コンピュータが理解できる言語は1種類だけ
  ・プログラミング言語ですら翻訳してくれている
  ・縁の下の力持ち「OS」もプログラム、その上で動くのもプログラム
 ◎ネットワークでつながって、さらに世界は広がる
  ・ネットワークを飛び交う情報もコンピュータで中継されている
 ◎最終的にやりとりするのは「コンピュータ」と「人間」
  ・コンピュータの気持ちを理解できれば、最大限活用できるようになる

特別付録1 インスタグラム共同創業者 マイク・クリーガー氏インタビュー

特別付録2 学びと実践を深める書籍案内

おわりに
洛中洛外から椛島健治の頭の中を送ります (椛島健治さんのブログ)
タイトルはちょっとキャッチィな感じがしますが、至って真摯な内容です。お子さんの教育において、我々にとってなじみのないプログラミングとどのように付き合っていけばいいのか、そういった悩みにきちんと答えてくれています。
一方で、これは子供の教育のための書籍ではなく、我々大人がプログラミングやITリテラシーを学ぶ上でもとても有益な内容となっています。
サイエンスと同じですね。正しい知識と、自分の頭で論理立てて考えることの重要性は普遍です。それができないと、ワクチンに対してきちんと自分で判断できず、ワイドショーや週刊誌のいい加減な記事に振り回されてしまうことになります。

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