突然ですが、ミュージシャンで「Hank なにがし」といえば、誰の名前を思い付きますか?
私が最初に思い付いたのは . . .
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意外に思われるかも知れませんが、Hank Ballard (and the Midnighters) でした (笑)
なんてったってあれですよ、“The Twist” のオリジナルバージョンの格好良さ。1958年11月に録音され、バラード曲 “Teardrops On Your Letter” の B面 (!!) としてリリースされた時には中ヒットに留まったのに、1960年に Chubby Checker がモロそのまんまアレンジでリリースした途端に全米中にツイストブームを巻き起こす大ヒットを記録したというストーリーが有名ですね。
そしてトレードマークとも言える、シャクリあげる様に高音を強調したセクシーなヴォーカルと泥臭くて黒いアレンジ。Arthur Porter 及び Cal Green のギターがブルージーな感触に多大な貢献をしています。“Work With Me Annie”、“Sexy Ways”、“Annie Had A Baby”、“Annie’s Aunt Fannie” といった 1954年の一連の大ヒットも最高にカッチョエー。これら 1954年〜1956年頃の全盛期には、数曲で (ジャズファンにもお馴染みの) Sil Austin や Arnett Cobb、Don Wilkerson といったテナーのイタナイ泥臭ホンクも絡んで更にヒートアップ。
これらの音源はぎりぎり SP 時代末期にひっかかるので、ちょいと SP でも探してみるかと思ったのですが、この辺のジャンルは意外と高いんですね . . . ちょっと気軽に手を出せる値段とはいえません。なので、とりあえずは 45回転のドーナツ盤を探してみようかな。それまでは (もう随分前、学生の頃に買った) お手軽ベスト盤 CD で我慢我慢。
さて、ジャズの分野でぱっと思い付いたのは Hank Jones でした。今になって思えば、どうして Hank Mobley より先に Hank Jones の名前が出てきたのか、よく分からないのですが . . . Mobley は Mobley として記憶してるということなのかしら。
その他思い出せる名前は Hank Carwford だったり、ちょっと古いところでは Hank D’Amico とか。ジャンル横断気味なところでは Hank Garland も忘れてはいけませんね。
他にもいるかしら? 誰かの名前を忘れている様な気が . . .
カントリーの分野には、偉大な Hank が 2人いますね。 ああやっと今日の本題に入れます (笑)
まず一人は御存じ Hank Williams。 やはり この前 レーベルを載せたあの盤、彼のトレードマークとも言える代表曲 “Jambalaya (On The Bayou)” です (彼については こちら の記事も御覧下さい)。
更にもう一人、カナダが生んだ偉大なるカントリーシンガー Hank Snow。 ロックファンには Stones がカバーした “I’m Movin’ On” のオリジナルアーティストとして知られているでしょうか。Mick Jaggar は方々のインタビューで、当時 Hank Snow にゾッコンだった事を語っていますね。下に載せた盤は、1951年10月録音のゴキゲンな演奏。ヴォーカルとギターとフィドルのリズミカルな絡みといったら!
ロック/ポピュラーの分野だと . . . えーっと、Cliff Richard & The Shadows (というより The Shadows ですな) のギタリスト Hank Marvin しか思い付かん。どういうことだ。他にもおるやろうに、出てこないよう。
結局、この前 の 6枚中 3枚まで紹介してしまいました (笑) 残り 3枚も気が向いたらまた触れようと思います。
さて冒頭に書いた質問に戻りましょう。
ミュージシャンで「Hank なにがし」といえば、皆さんは最初に誰の名前を思い付きましたか?
shaolinさん、こんにちわ。
HANK~ですか・・・僕の場合はやはりMobleyが浮かびましたね。昼間もハバードのモブレイ入り(bluenote/東芝盤)など聴いてました。
2番目になぜかshaolinさんも挙げているHank Garlandが想起されました。最近までこの名前も知らなかったのですが、ちょっと前にギター好きの友人がこのGarlandという人のcolumbia盤のCDを聴かせてくれて、これがまた凄い名手!というギター弾きでビックリしました。
> ハバードのモブレイ入り(bluenote/東芝盤)
Hubbard がリーダーってことは、Goin’ Up ですかね?
> Hank Garland
私は最初 Elvis Presley 方面からこの人を知りました。
今回載せた Hank Williams のバックも務めてましたね。
で、Jazz 方面でも結構活躍されていたセッションマンだったことを後に知りました。
Goin’ Up~そうです、そうです。さすがすぐにわかっちゃうんですね(笑)これ、あまり聴いたことなかったんですが、やはりチェンバース、フィリー・ジョーのリズムセクションは、最高でしたね。東芝盤で充分です!(笑)(bluenoteのオリジナルは、とにかく高いので:笑)
ハンク・ガーランド・・・そうだったんですか!それすら知りませんでした。僕が聴いたのはジャズのスタンダードをギタートリオ(だったか?)で「軽くスリリング」に弾きこなしてましたね。あのcolumbia盤…欲しいな(笑)
Hank Garland のリーダー作って、実は一度も聴いたことないんです。
今調べてみたら、Columbia に 3枚のアルバムを残してるんですね。
しかもどれも結構入手困難みたいで。
CD では、2枚組にまとめられているみたいですが、
やっぱり LP で欲しいですよねぇ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005B7RS
私も気を付けて探してみることにします。
> (bluenoteのオリジナルは、とにかく高いので:笑)
まぁホントに知名度・人気共に高いので、仕方ないですよね…
私もごく一部の愛聴盤を除いては、キングや東芝で済ませてます。
あ、けど Liberty 以降の RVG 刻印入りって手もありますか。
あれだとオリジナルに近い音がリーズナブルに楽しめますね。