2004/10/31

ELENCO Discography (original LPs)

[ELENCO] Bossa Nova 誕生を鮮やかに告げたとされる Joao Gilbelto (ジョアン・ジルベルト) の 1959年リリース LP “Chega De Saudade” でプロデューサを務めた Aloysio De Oliveira (アロイージオ・ヂ・オリヴェイラ) がオデオンやフィリップスを離れて作ったレーベル、 そして全身全霊を傾けてプロデュースした珠玉の作品群が未だに高い評価を受けているレーベル、 ELENCO

The famous and highly-acclaimed ELENCO label – produced by the legendary Aloysio De Oliveira. He devotedly produced a number of fine Bossa Nova albums after he left Odeon and Philips. He was also known as a producer of legendary 1959 album “Chega De Saudade” (performed by Joao Gilbelto), which was a very start of Bossa Nova’s public release.

私がここ暫くこのレーベル蒐集にハマっていまして、整理の意味も兼ねて、アルバムリストを掲載します。また、各 LP のページ (より詳しいデータやジャケット写真など) のページも順次作成していく予定です。

Recently I’ve been into collecting Elenco LPs, and that’s why I started to put here a list of all Elenco LPs. Also, I think I will put pages dedicated to each Elenco LPs (including detailed information and scanned images) in the near future.


Continue reading
2004/08/13

The Complete Blue Note Recordings of Thelonious Monk

The Complete Dean Benedetti Recordings Of Charlie Parker ( My Human Gets Me Blues) より:

なんとこいつが(CD7枚組)、元々相場よりかなり安い値付けの上に30%引きで売られていた。人生愚直に真面目にコツコツと生きている人間には神さまがそれなりに報いて下さるということであろう。ありがたく購入させていただいた。

日本では Mosaic を含めたコンプリートアンソロジーものって,あんまり人気ないんですかね. 特に Mosaic,欧米では初期の LP リリース (のシリアル番号が若い奴) とかは,相当な高値を呼んでいるのですが,日本の中古市場では海外のコレクターが羨む程の安値で流通しているのがなんとも.私もかつて,吉祥寺の某店舗 (ってあそこしかないわな) で MR4-101 (Thelonious Monk) と MQ5-172 (Thad Jones) を「ほんまにこんな値段でええんか?!?!」という程の安値で入手しました.

[MR4-101 Front]      [MR4-101 Side-A]
The Complete Blue Note Recordings of Theloninous Monk
(Mosaic MR4-101)

さて,この MR4-101 は 1983年に Michael Cuscuna さんと Charlie Lourie さんが Mosaic Records をたちあげて最初にリリースした記念すべき 4枚組 LP ボックス. 元々は,Cuscuna さんがこれを Capitol にリリースを打診したけれども却下されたため, 自分でレーベルを立ち上げることになったのでした. で,ここに収録された音源は,現在では CD 2枚 ( Genius of Modern Music Vol.1Vol.2, 共に Amazon) その他で入手可能ですし,マスターテープ/ディスクの劣化を除けば, 恐らく現行の CD の方がより良質なトランスファーで聴くことが出来るでしょう. でもいいんです,安心信頼の Mosaic 箱だし,LP だし,それに安いし… というか CD でも持ってるんですが,まあいいや.

内容についてはもはや何も書き足すべきことはありますまい.私にとって,大尊師 JB 様と並び音楽的嗜好を決定づけてくれた大師匠 Monk 様の基本中の基本,1947年,1948年,1951年,1952年の各リーダーセッション(BLP-5002, BLP-5009, BLP-1510, BLP-1511) に加え,1948年, 1951年の Milt Jackson 名義のセッション (BLP-5011, BLP-1509),1957年の Rollins のアルバムへの客演 (BLP-1558) の全セッションを未発表テイクも含めてクロノロジカルにまとめたボックスです.

2004/06/10

Portraits of Thelonious Monk / Randy Weston

[841 313-1 Front Cover]
Well You Needn’t – Portraits of Thelonious Monk / Randy Weston
(Verve 422 841 313-1)

10年位前から,いつかは買おう買おうと思っていたアルバム.今日,某店舗で,なんと LP の中古を見付けたので買ってしまいました.レーベルをよーくみると,オランダ盤であることが分かりますが,恐らくアナログはヨーロッパでのみリリースされたのでしょう.

Continue reading