2004/05/12

Dave Pell Plays The Dorsey Brothers’ Big Band Sounds (PRI 3010)

(本エントリは、私が別の web に 2004年 5月12日付で掲載していたものを転載したものです)
(this entry was originally made public at my another web site on May 12, 2004)

[PRI-3010 Front Cover]

Rock や Popular のプロデューサとして活躍される更に前,かつて Jazz の世界で西海岸で一世を風靡した Dave Pell さん.今となってはこの辺りのサウンドはなかなか振り返られることが少なくなってきていますが,今聴いてみると,まあそれも仕方がないという感じではあります.古き良き戦前のビッグバンドの魅力を少しモダンなアレンジでしゃきっとかつオーソドックスに演奏する,そこが肝である訳ですが,こういうのに魅力を感じる人間は確かに少なくなってきているのかも知れません.

Mister Dave Pell, who was one of the most popular jazz musicians, arrangers and producers in the west-coast area of the U.S. (he later became famous also as a rock/popular producer). Such sounds as heard on this LP has been less popular nowadays. The essence of the west-coast bigband jazz in the 1940s-1960s would be the revival of good-old swing style with a little modern arrangements and orthodox performance – so recent people may not have attention to such kind of music.

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2004/02/29

Feb. 28, 2004: Jam Session Night at Eddie’s Lounge

[Jam Session with Eddie Landsberg at Eddie's Lounge]
  [Eddie's Lounge]

Here I come again. It’s been several months since I visited Eddie-chan’s lounge located at Kitasenju last (when his lounge was a grand opening day).

To tell the truth, at that time I thought and was afraid whether he would/could have constant visitors after the grand opening day was over, but fortunately it was definitely needless worries.

北千住の Eddie ちゃんのお店に行くのはオープン初日以来ということになります.オープン当時は「これからコンスタントにお客さん入ってくれるのかしら」と若干心配していましたが,杞憂に終わった様です.

 

After the grand opening day, he had tried several attempts: placing a tiny drum set in the tiny lounge, digging jam sessions every Saturday night. I am so glad to see he has been enlarging his local, friendly and invaluable community.

その後小さめのドラムセットを設置したり,毎週土曜日には自由参加可能なジャムセッションを開いたりと,Eddie ちゃんのいろんな試みが実ってか,着実に草の根コミュニティは拡がりつつある様でほっと一安心.

[Jam Session with Eddie Landsberg at Eddie's Lounge]

Yesterday Saturday night, I went to Eddie-chan’s lounge with Hatta-san, who wished to join the jam (but couldn’t, as he couldn’t prepare an amplified pianica/melodica till yesterday night). Two altos (one also played organ, the other also on drums), one tenor, two guitars, one drums, as well as a nice lady who played duet organ performance with Eddie-san, were the members who joined to the jam led by Mr. Eddie Landsberg (who also played drums). Anyway it was again an enjoyable and comfortable night. Thanks Eddie-chan.

で,昨晩は,ジャムセッションに参加したいと言っていた 八田さん と共に訪れました.残念ながら,ピアニカの調達が間に合わず,八田さんの演奏への参加はかないませんでしたが.alto sax 2名 (うち 1名は organ も,もう 1名は drums も),tenor sax 1名, guitar 2名, drums 1名, Eddie ちゃんと連弾で飛び入りの 1名,そして Eddie ちゃん (drums も披露) でわいわいとジャムが行われました.ともあれ,昨晩もとても楽しい夜を過ごす事ができました.エディーちゃんありがとう.


Another fortunate was that I could watch the complete version of the legendary James Brown performance at Dallas in 1968 (just after Martin Luther King was assassinated).

もう 1つ嬉しかったのは,あの1968年ダラスでの JB のライブ (Martin Luther King 暗殺直後) の完全版ビデオを観ることができたことでした 🙂

 

…and finally here are some of the photos I took yesterday night…

というわけで昨晩の写真をいくつか:

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2003/12/23

The Complete Recordings Of Milt Buckner

備忘録.非常に良くまとまってるサイトです.素晴らしい!

追記 (February 3, 2004)

ここ半月程 jazzdocumentation.ch に unreachable なので,以下のリンクを追加:

2003/11/29

Congrats to Eddie’s Lounge Grand Opening!

[Eddie's Lounge]

2003年11月26日水曜日,北千住にお住いのハモンドオルガンプレーヤー Eddie Landsberg さん のラウンジ Eddie’s Lounge がオープン初日だったので,参加してきました.

来店されていたのは,主に Eddie さんのご近所さんや,音楽関係の知り合い,英会話/ピアノ/オルガンの生徒さんでしたが,こじんまりした店内は (初日ということもあってか) 大盛況.2日目以降も赤字が出ないことを祈ります(笑)


[Eddie Landsberg]

もともと Eddie さんが私にメールでコンタクトを取ってきて下さったのですが,とても気さくでかつディープな音楽マニアなプロのミュージシャンという不思議なキャラクターの持ち主です.もう今では東京の下町にぞっこんの御様子 (日本人の奥さんも下町の方).

敬愛するプレーヤーは Wild Bill Davis や Earl Bostic という時点で既にレアものです.Shirley Scott さんや Big John Patton さんに師事を仰いだ経験をお持ちで,旧き良きハモンドスタイルからファンクがかったスタイルまでなんでもこなされます.事実,店内のテレビでは映画 “Wattstax” やら,垂涎モノの JB 尊師の貴重な映像やらが流れていました.


[Eddie Landsberg]

上述の通りお店は狭いので,コンボ演奏はちょっと無理ですが,Hammond B3 ソロだけで充分ノリノリな演奏をして下さいました.後半には (今回は内輪な面子が多かったせいもあって) オルガンの生徒さんと連弾であれやこれや弾かれたり.

CD は 2枚リリースされており,2001年録音の “Remembering Eddie Jefferson” (Berghem BHR-15) では Giacomo Gates さんをヴォーカリストに迎え,バックには James Spaulding さんや Ben Dixon さんの名前も見えます.

2002年録音の故 Big John Patton に捧げた “Man with a Groove” (Berghem BHR-19) では,オーソドックスな alto sax と guitar 入りカルテットで groovy なサウンドを聴かせます.どちらもスタジオ録音ということもあってか (?) やや大人しめの感触で,ライブで白熱した時の Eddie ちゃんの凄さを十二分に伝えるものではありませんが,お薦めです.

ちなみに過去のライブ演奏の音源は Eddie さんのサイト にて公開されています.

年末に sax 入り quartet のライブがあるので,今度はそちらを聴きにいこうと思います.頑張れ Eddie ちゃん!

2003/10/16

The Cat on a Hot Thin Groove

[The Cat on a Hot Thin Groove]

瀬谷さん のところの 掲示板 に書かれた木下さんの post で知り,購入しました.

Gene Deitch さん といえば,Tom & Jerry の第二期演出をはじめ,数々のアニメーション/絵本にその名を残すアニメ作家/絵本作家/脚本家として有名ですが,その Gene さんが若かりし頃,ジャズファンの一人として,コレクター向けの有名な雑誌 “The Record Changer” に描かれた挿絵を集大成したものです.

1945年12月号から1951年1月号までの (Gene さんが担当した) 表紙や挿絵,そしてひとつひとつのイラストに対して Gene さんの回想が添えられています.

そしてどの絵からも,レコードが好きな人なら思わずにやりとしてしまう様な仕掛けがあり,同時に Gene さんの音楽に対するふくよかな愛情 (とコレクターとしての屈曲した心理) が読み取れます. おまけとして,最後には CD 時代になってから描かれたイラストも.

かなり大判 (29cm x 37cm x 2.3cm) のハードカバーですが,この内容でこの価格はまさにお買い得です.瀬谷さんのサイトでも 紹介 されていますので興味のある方はどうぞ.