Mara Carlyle Live at Pizza Express

マシュー・ハーバート (Matthew Herbert) 人脈でもよく知られている、マラ・カーライル (Mara Carlyle) さんの新譜が、クリスマスイブにデジタルで公開されました。Bandcamp で無料からダウンロードできます(もちろん「投げ銭」も可能で、私も支払わせていただきました)。

Live At Pizza Express

選曲がいいですね。いわゆるスタンダードナンバーから、Mara さんの愛聴曲、そして自作曲をとりまぜつつ、統一感あるラインアップです。

マラ・カーライルさんはヴォーカルのみに徹し(一部ではミュージック・ソーも演奏)、バッキングは シネマティック・オーケストラ (The Cinematic Orchestra) のピアニスト ニック・ラム (Nick Ramm) さんが担当しています。実際のライブ演奏をそのままストレートに録音したもので、観客がワイングラスやナイフ・フォークをカチャカチャさせる音が時々入ったりしているのも、 ピザ・エクスプレス・ライブ での一夜を追体験できるようで、けっこう没入感ある音作りです。


(Mara Carlyle さんが Musical Saw を弾きながら、Schumann の “Ich grolle nicht” に英語歌詞を載せた “I Blame You Not” を歌唱するシーン)

彼女の音楽を知ったのは、2004年リリースのファーストソロアルバム “The Lovely” (Accidental) でしたが、その頃からアコースティックとエレクトロニックのブレンドというか、独自の透明感を持った音作りが巧い方で、愛聴してきました。アルバムリリースのペースはゆっくりとしたものですが、ここ数年また精力的に活動されているようで、今後も追っていきたいと思います。

[AC-12 Front Cover] [AC-12 Side-A]

The Lovely / Mara Carlyle
(Accidental AC-12)
Amazon.co.jp で CD を買う | Buy this CD at Amazon.com

Similar Posts / 関連記事:

Some similar posts can be found on this website (automatically generated).

  • レコードサブスクは楽しい (3): NØ FØRMAT! (2021/10/09)
    パンアフリカ的無国籍ノージャンル、バラエティ豊かなのにレーベルとして一本筋が通っている NØ FØRMAT! は、音楽も録音も最高です。年間サブスクで LP / CD / ディジタルをお得に入手でき、レーベルやミュージシャンの応援にもなります。
  • My Best 5 Acquisitions in 2005 (2006/01/06)
    あっという間に2005年は過ぎ、2006年を迎えました。今年も宜しくお願いします。 The year 2005 passed so fast, and here comes the next year 2006 already. I sincerely hope you’ll have another nice year as vinyl/music collectors. 昨年1年間は、コレクターとしてはあまり成果があった年とはいえませんでしたが、またまたいろんな音楽に出会うことができました。振り返って個人的ベスト 5 (プラス、番外編) を列挙してみましょう。 Speaking of myself, the year 2005 was not the…
  • The Complete Live At The Village Vanguard 1961 / Bill Evans (2006/07/03)
    高価なオリジナル盤LPを買わなくても、1961年6月25日の Village Vanguard にタイムスリップできる、素晴らしい音質でノーカット収録の3枚組CD。2014年には4枚組LPでも再発されました。
  • James Brown Live At The Boston Garden, April 5th, 1968 (2006/12/14)
    もう100回以上は観たでしょうか。しかし 1回たりとも「見飽きた」と思わせぬ緊張度/怒涛の勢い/完成度を前に、毎度毎度腰を抜かされ感涙にむせぶばかり。一日も早く、オフィシャルな映像リリースが行われて欲しいと心から願うばかりです。 Probably I have watched this over a hundred of times, but because of the heavy tension, energy and perfection the film contains, I still have not get bored of watching – instead, every time I watch, I…
  • Sonny Rollins Live At The Village Gate, July 27-30, 1962 (2013/11/08)
    某所でつい最近から出回り出した ソニー・ロリンズ (Sonny Rollins) の音源が凄すぎです。1962年7月27日〜30日、NYC の The Village Gate で録音され、その中から3曲だけアルバム「Our Man In Jazz」に3曲収録されたライブ録音のコンプリート音源です。     1963年にリリースされたオリジナルは3曲。ジム・ホール (Jim Hall) とのピアノレスカルテットを解消したのち、あの ドン・チェリー (Don Cherry) とカルテットを組み、フリー的なアプローチに身を投じていた時期にあたります。このカルテットが残した音源は1962年7月〜1963年2月という非常に短期間に限られ、貴重なものです。 曲の途中で録音が止められたもの、途中からしか録音されてないものも含めて、恐らくマスターテープそのまんま。音質も極上、演奏ももちろん最高(この時期のロリンズは好き嫌いもあるかもしれませんが)。   (正規リリースの3曲が収録されたアルバム)       流出した音源は全部で7時間弱分。27日1st/2ndセットから、30日の1st/2ndセットまで、計4日分。正規で出た “Doxy” と “Oleo” は複数テイク(どれも長尺)あり、他には “Home, Sweet Home” のフリーな長尺演奏、“Stay As Sweet As You Are” と “Alexander’s Ragtime Band” をメドレーで自由闊達に長尺演奏するバージョン、その他タイトルが不明の長尺インプロヴィゼーションがてんこ盛りです。 15分なんてのは当たり前で、多くが20分前後の演奏。30日2ndセットの “Oleo” は、なんと36分オーバー。あの「East Broadway Rundown」に連なるフリーっぽい長尺演奏の初期の形が、ちょうどこの Village Gate 頃から現れ出した、というところでしょうか。しかし当時のお客さんは、このロリンズカルテットをどう受け止めたんでしょうね。かなりびっくりしたのではないでしょうか。   Don Cherry (cor), Sonny Rollins (ts), Bob Cranshaw (b),
  • Vampire and Overhang Party at U.F.O. Club (2006/09/24)
    2006年9月4日、高円寺の U.F.O. Club でのライブに行ってきました。平成のジャックス (?)、パンク化したソフトマシーン (Alian Social Dance Party)、ニューウェーブパンクの生き残りが変拍子化 (これが Vampire ね)、ジョンボーナムが加入したライド (これは Overhang Party – 最高!) と形容出来るかの如きバラエティの豊かさ。久し振りの爆音で耳がおかしくなりましたよ . . .

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *