Reprise Label Variations (in its early era)

Rock 系のコレクターにはお馴染み、 buzzy-bee さんによる秀逸なサイト Record Collect Errors? は、各レーベルのデザイン変遷を丹念に調べていくという everlasting project ですが、 2006年 2月25日時点で buzzy-bee さんのところで抜けている情報を中心に、 レーベルデザインの変遷を本稿にまとめてみました。 buzzy-bee さんのサイトに merge して頂ければ幸いです。

まずは 初期 Reprise レーベル (1968年まで) から。 現在もう1つ、某レーベルの分も準備中です。 続編 (?) の初期 Capitol レーベル編は こちら からどうぞ。

The fantastic web site Record Collect Errors? is an impressive and everlasting project which tries to keep track of many labels’ design variations headed by buzzy-bee-san. And here is a first step of my contribution to the project (hope this information will be merged into the buzzy-bee-san’s web site). The first information here is on Reprise label’s design variations in its early era (up to 1968).
(sorry, the rest of the article is only in Japanese…)




Reprise Label Overview (in its early era)

そもそも Reprise レーベルは、当時 Capitol レーベルに所属していた Frank Sinatra が、ミュージシャン本位のレーベルとして 1961年に立ち上げたものです (Reprise レーベル用の第1回レコーディング自体は、それに先立つ 1960年12月19日に行われました)。 レコードコレクターズ Vol.3, No.1 (1984年 5月号) の三具保夫さんの記事「フランク・シナトラ ディスコグラフィ(第11回)」から以下に一部を引用します:

キャピトルを離れる決心をしたシナトラは、MGM からヴァーブ・レーベルを買収しようとしたが成功しなかった。そこで自らのレコード会社を興すことを決意し、1961年1月にリプリーズレーベルを発足させた . . .

. . . (中略) . . .

. . . ミュージシャン=オーナーならではの前向きなフィロソフィーゆえにほかならなかった.それは、リプリーズ社はレコードの製造・宣伝・販売をうけもち、レコーディングの企画・実施はアーティストに任せ、テープの版権はアーティストのもの、他のレーベルへのレコーディングも自由、ということである . . .

. . . (中略) . . .

. . . 社名の “リプリーズ” については「イタリア語で『くりかえしくりかえしプレイする』という意味で、わが社は何回も何回もターンテーブルにのるようなクオリティー・ミュージックをつくる」と説明している。これはロック・ミュージックの嵐と、コマーシャルな音楽作りに熱をあげるレコード業界に対する反発の表れであった。リプリーズとはシナトラにとって誰の束縛もうけない自由な創作の場を意味した . . .

. . . (以下省略) . . .

シナトラの音楽に対する強い情熱が感じられる様なストーリーではありませんか。実際、シナトラの豊富な人脈のおかげで、あるいはシナトラの理想を慕ってか、比較的バリエーションに富んだミュージシャン達がこのレーベルに集い、創立2年弱で100枚近くのアルバムがリリースされました。

とはいえ、Capitol との (かなり泥仕合気味の) ゴタゴタはあったものの、順調にレーベルが成長した 1963年 8月には、シナトラはリプリーズ株の 2/3 を Warner Bros. にあっさりと売却し、数百万ドルと一連の映画制作の権利、更には Warner 社の重役の椅子を手にすることになります。もちろん、シナトラ自身の作品も引き続きリプリーズよりリリースされ続けました。




Variation 1 (1961-1963) : Reprise Tricolour (w/ anxious Sinatra portrait)

そんなシナトラ本人のリリース用に使われたのが 1000番台で、他のシリーズ同様、プレフィックスが R9 (ステレオ)、R (モノーラル) となっていました。レーベル面は 4分割され、左上にシナトラの顔写真、右上の水色部分には 33 1/3 R.P.M. MADE IN U.S.A. © REPRISE RECORDS, 1961 の表記とカタログ番号 (R9-1001 A)、更にマトリクス番号 (30,001)、その下には白抜きで reprise: の表記があります。下半分の黄緑色部分には、アーティストとタイトルがスピンドルの両側に記され、曲目が下に列挙されています。

[Reprise R9-1001 Side-A]

“Ring-A-Ding-Ding! / Frank Sinatra” (R9-1001 stereo) のレーベル A 面
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このレーベルパターンは R/R9-50001 (“Frank Sinatra & His Friends Want You To Have Yourself A Merry Little Christmas”)、及び R/R9-1001 から R/R9-1010 まで使われたとされています。 ただし筆者は R/R9-1010 の本パターンの盤を確認するには至っていません2006/03/11 補足:やっと本 Variation 1 タイプのレーベルの R9-1010 を確認しました)。 ちょうど 1963年末から1964年初頭にかけては Variation 1 から Variation 6 への移行期にあたり、ジャケットは R/R9-1010 となっていても、レーベルには F/FS-1010 となっているものや、レーベル右上の 33 1/3 R.P.M. MADE IN U.S.A. © REPRISE RECORDS, 1961 の部分が黒塗りで消されたものなど、過渡期を思わせるバリエーションは多数ありました。これについては、本稿下の Variation 6 もあわせてご覧ください。

このパターンであっても、下の様に溝なしレーベルが存在しています。ジャケットやマトリクスの特徴を鑑みても、Warner に買収された後の後期プレスとは考えにくく、レーベルのカタログ番号 (R-1003 A) 表記が若干横幅が広いフォントが使われていることなどから、別工場でプレスされたものでしょう (詳細は現在調査中)。

[Reprise R-1003 Side-A]

“I Remember Tommy / Frank Sinatra” (R-1003 mono) のレーベル A 面
(クリックで拡大)

この時期のプロモ盤では、シナトラの顔写真が省かれ、PROMOTIONAL RECORD NOT FOR SALE が代りに印刷されています。このパターンは後述の Variation 2, Variation 3, Variation 4, Variation 5 で共通です。

なお余談ですが、下に載せた “Swing Along With Me” (R/R9-1002) はいわくつきのアルバムとして有名で、キャピトルから訴えられて (同時期に W/SW-1594 “Come Swing With Me” がキャピトルからリリースされていたため) タイトルを “Sinatra Swings” (R/R9-1002) として出し直されました。ただ、“Swing Along With Me” もかなりの枚数を中古市場で見かけることから、発売前に回収されたというわけではなくて、発売後数ヶ月してから順次新しいタイトル “Sinatra Swings” の盤を流通させた様です。

[Reprise R-1002 Side-A (promo)]

“Swing Along With Me / Frank Sinatra” (R-1002 mono) のプロモ白レーベル A 面
(クリックで拡大)

以下、現時点でこのタイプのレーベルを確認 (中古レコード屋店頭で確認、あるいは web で写真を確認) した盤の一覧を掲載しておきます。私が所有している盤は太字で記してあります。

CAT. NO. (MONO) (STEREO) TITLE ARTIST COMMENT
R-1001 R9-1001 Ring-A-Ding-Ding! Frank Sinatra
R-1002 R9-1002 Swing Along With Me Frank Sinatra (プロモ白レーベル)
R-1002 R9-1002 Sinatra Swings Frank Sinatra
R-1003 R9-1003 I Remember Tommy Frank Sinatra
R-1004 R9-1004 Sinatra And Strings Frank Sinatra
R-1005 R9-1005 Sinatra And Swingin’ Brass Frank Sinatra
R-1007 R9-1007 All Alone Frank Sinatra
R-1009 R9-1009 The Concert Sinatra Frank Sinatra
R-1010 R9-1010 Sinatra’s Sinatra Frank Sinatra



Variation 2 (1961-1962) : Reprise Tricolour “Pop Series 2000” (w/ steamboat drawing)

シナトラ以外のアーティストの作品の多くは、2000番台6000番台 からリリースされましたが、この両者の区別が良く分かりません。R/R9-2014 (1962年6月リリース) を最後に、Warner に売却する前の 2000番台はストップしてしまうので、元々はなんらかの意図があって区別していたのかもしれません。2000番台が終わってから 6000番台が出たというよりは、両者とも 1961年よりリリースされていたようです。

ともあれ、その 2000番台のアルバムで使われていたのがこのレーベルです。1000番台と基本レイアウトは同一ですが、シナトラの顔写真があったレーベル左上部分は、青がかった灰色をバックにした蒸気船のイラストに差し替えられ、右上はオレンジがかった茶色バック、白抜きで POP SERIES の表記が追加されています。レーベル下部は 1000番台よりもっと濃い緑色になっています。

余談ですが、蒸気船のイラストは、「蒸気船 (steamboat) = ポンポン船 (pop-pop boat)」というシャレで、この “POP SERIES” に由来しているんじゃないでしょうかね? (笑)

このレーベルパターンは、2000番台では R/R9-2001 から R/R9-2014 まで使われました。

[Reprise R9-2002 Side-A]

“Mavis / Mavis Rivers ” (R9-2002 stereo) のレーベル A 面
(クリックで拡大)

以下、現時点でこのタイプのレーベルを確認 (中古レコード屋店頭で確認、あるいは web で写真を確認) した盤の一覧を掲載しておきます。私が所有している盤は太字で記してあります。

CAT. NO. (MONO) (STEREO) TITLE ARTIST COMMENT
R-2001 R9-2001 Warm Moods Ben Webster
R-2002 R9-2002 Mavis Mavis Rivers
R-2005 R9-2005 Monday Every Day: Al Hibbler Sings the Blues Al Hibbler
R-2006 R9-2006 Lookin’ Up The Jubilee Four (プロモ白レーベル)
R-2007 R9-2007 Jazz Variations On Movie Themes Calvin Jackson
R-2008 R9-2008 Spoon Jimmy Witherspoon



Variation 3 (1961-1963) : Reprise Tricolour “Pop Series 6000” (w/ steamboat drawing)

早々と終了してしまう 2000番台 (実は Warner による買収後の 1964年より 復活するのですが) とは異なり、長らく続くことになるメインシリーズ。その 6000番台の大半のアルバムで使われていたのがこのレーベルです。2000番台と基本レイアウトは同一ですが、蒸気船イラストのあるレーベル左上部分は、黄緑色バックに、右上はピンク色バックに、レーベル下部は黄色に変更されています。

このレーベルパターンは、R/R9-6001 から R/R9-6090 前後まで使われた様です。 ただ、レコード会社のリリースの常として、必ずしもカタログ番号順にリリースされていたとは限らない ので、番号順にみるとこの境目のあたりは両者入り乱れていたことも予想されます。実際、「Both Sides Now: Reprise Album Discography, Part 2: R/R9-6001 to R/RS-6199 (1961-1966)」によると、R/R9-6098 “Bud Powell In Paris” は 1964年リリースとされており、それ以外の近辺のタイトルは R/R9-6105 “Danke Shoen / Eddie Cano” までが 1963年暮れのリリースだそうです。

[Reprise R-6049 Side-A]

“Bossa Nova / Barney Kessel” (R-6049 mono) のレーベル A 面
(クリックで拡大)

以下、現時点でこのタイプのレーベルを確認 (中古レコード屋店頭で確認、あるいは web で写真を確認) した盤の一覧を掲載しておきます。私が所有している盤は太字で記してあります。

CAT. NO. (MONO) (STEREO) TITLE ARTIST COMMENT
R-6006 R9-6006 For The First Time – Tony Williams Sings His Greatest Hits Tony Williams
R-6010 R9-6010 The Soupy Sales Show Soupy Sales
R-6016 R9-6016 Turn Me Loose! Frank Rosolino
R-6027 R9-6027 Everybody’s Doin’ It! The Souvenirs (プロモ白レーベル)
R-6029 R9-6029 Alice Faye Sings Her Famous Movie Hits Alice Faye
R-6033 R9-6033 Inpersonating Sammy Davis Jr. (プロモ白レーベル)
R-6036 R9-6036 Voices In Rhythm Les Baxter
R-6049 R9-6049 Bossa Nova Barney Kessel
R-6060 R9-6060 Jazz Waltz Shorty Rogers
R-6064 R9-6064 Les Baxter’s Balladeers Les Baxter
R-6065 R9-6065 Shillelaghs & Shamrocks Dennis Day
R-6071 R9-6071 Come Blow Your Horn O.S.T. Nelson Riddle
R-6080 R9-6080 One World Concert Erroll Garner
R-6082 R9-6082 As Long As She Needs Me Sammy Davis Jr.
R-6083 R9-6083 Sing Along With JFK – Laugh Along With Nixon (no artist given)
R-6086 R9-6086 Little Girl Blue, Little Girl New Keely Smith
R-6088 R9-6088 Love Rosemary Clooney (プロモ白レーベル)
R-6090 R9-6090 Getting Sentimental Over Tommy Dorsey Jo Stafford (プロモ白レーベル)



Variation 4 (1963?) : Reprise Tricolour “Jazz Series” (w/ angel and lyre drawing)

“Pop Series” があるのですから、他のシリーズもあったに違いありません。そう思って探してみると、ありましたありました。“Jazz Series” です。ただ、明らかにジャズっぽい内容やミュージシャンのアルバムであってもレーベル上は “Pop Series” となっている盤が多く、R/R9-2001 から R/R9-2014 まで、及び R/R9-6001 から R/R9-6100 前後までのうち、いったいどのアルバムが “Jazz Series” としてリリースされたのかは今後の調査が必要です。

レーベルデザインの大きな相違点は、レーベル左上部分が、緑色バックのたて琴を奏でる天使のイラストに差し替えられている点です。また、レーベル右上部分は赤、レーベル下部は黄色となっています。

[Reprise R9-6084 Side-A]

“Portraits In Jazz / Various Artists” (R9-6084 stereo) のレーベル A 面
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以下、現時点でこのタイプのレーベルを確認 (中古レコード屋店頭で確認、あるいは web で写真を確認) した盤の一覧を掲載しておきます。私が所有している盤は太字で記してあります。

CAT. NO. (MONO) (STEREO) TITLE ARTIST COMMENT
R-6069 R9-6069 Afro-Bossa Duke Ellington
R-6070 R9-6070 This Time By Basie! – Hits Of The 50’s And 60’s Count Basie
R-6074 R9-6074 Mavis Meets Shorty Mavis Rivers – Shorty Rogers
R-6084 R9-6084 Portraits In Jazz V.A.



Variation 5 (1961-1962) : Reprise Tricolour “Spoken Word” (w/ owl drawing)

もうひとつ別のシリーズとして “Spoken Word” があります。5000番台 がそれに相当し、コメディなどおしゃべりを収録したアルバムに冠されたシリーズ名です。レーベル左上部分が、フクロウのイラストに変更されています。ややこしいことに、色遣いが Variation 2 に似ているのですが微妙に変更され、左上が黄緑、右上が青がかった灰色、下がオレンジがかった茶色となっています。

このレーベルパターンは R/R9-5001 から R/R9-5003 まで使われ、シリーズ自体が 1962年に終わった様です。

[Reprise R-5001 Side-A]

“It Is Now Post Time / Joe E. Lewis” (R-5001 mono) のレーベル A 面
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以下、現時点でこのタイプのレーベルを確認 (中古レコード屋店頭で確認、あるいは web で写真を確認) した盤の一覧を掲載しておきます。私が所有している盤は太字で記してあります。

CAT. NO. (MONO) (STEREO) TITLE ARTIST COMMENT
R-5001 R9-5001 It Is Now Post Time Joe E. Lewis



Variation 6 (late 1963-1964?) : Reprise / Warner Tricolour (w/ anxious Sinatra portrait)

移行期のレーベルパターンとして、Variation 1 と基本的に同一のデザイン (右上に Reprise クレジットあり、「reprise:」に ® なし、スピンドル左右にタイトルとアーティスト) ながら、レーベル最下部に「MADE IN U.S.A. · WARNER BROS. RECORDS, INC.」という表記が追加されます。また、Variation 1 のところでも触れた様に、右上の Reprise クレジットが黒塗りで消されているバリエーションや、右上の Reprise クレジットがそもそも印刷されていないバリエーションも存在します。

これら移行期のパターンは Variation 8 が登場するまでの短期間使われたようです。R/R9-1011 から R/R9-1012 あたりで使われたと推測しますが、まだ詳しい現物確認調査は終わっていません。R-1012 “It Might As Well Be Swing / Frank Sinatra – Count Basie” だけは現物確認しましたが、レーベル面は F-1012 となっているものでした (ジャケットには R-1012 と書かれていました)。

2006/03/17 補足:45RPM さんからの情報として、1013 のモノーラル盤でも本タイプが確認されました。ステレオ盤では続く Variation 8 が確認されている様です。

[Label Scan Not Available]



Variation 7 (late 1963-1964?) : Reprise / Warner Tricolour “Pop Series 6000” (w/ steamboat drawing)

Variation 6 同様、移行期のレーベルパターンとして、Variation 3 と基本的に同一のデザイン (右上に Reprise クレジット、「reprise:」に ® なし、スピンドル左右にタイトルとアーティスト) ながら、レーベル最下部に「MADE IN U.S.A. · WARNER BROS. RECORDS, INC.」という表記が追加されます。その他にも、Variation 6 同様、右上の Reprise クレジットが黒塗りで消されているものや、右上の Reprise クレジットがそもそも印刷されていないバリエーションなどもあるようです。

このパターンは Variation 9 が登場するまでの短期間使われたようです。6090番台後半あたりから 6100番台初期で使われたと推測しますが、まだ詳しい現物確認調査は終わっていません (R-6113 “Paris When It Sizzles O.S.T. / Nelson Riddle”は現物確認しました)。

[Label Scan Not Available]

以下に紹介するのは、また微妙に異なるパターンの移行期レーベルで、右上の Reprise クレジットはあるものの、「© REPRISE RECORDS, 1961」であった行が「® REPRISE RECORDS」と変化しており、更にレーベル最下部にはまだ「MADE IN U.S.A. · WARNER BROS. RECORDS, INC.」という表記がないものです。また、この盤は Columbia 社の持つ Terre Haute, Indiana 工場でのプレスの為、レーベル面の字母が微妙に異なっています。

[Reprise RS-6103 Side-A]

“By Popular Demand – More Trini Lopez At P.J.’s” (RS-6103 stereo) のレーベル A 面
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Variation 8 (1964-1968) : Reprise ® / Warner Tricolour (w/ smiling Sinatra portrait)

上述の通り、1963年 8月に レーベルを Warner Bros に売った訳ですが、その後もシナトラ本人は Reprise レーベル 1000番台から作品を出し続けました。ここからプリフィックスが FS (ステレオ)、F (モノーラル) に変更されました。また、R/R9-1001 から R/R9-1012 までの作品も、1964年以降のプレスでは順次 F/FS プリフィックスものに置き変わっていきました。

レーベルデザインの主な変更点は 4つ。 (1) まず、左上の顔写真が、マイクを前に微笑むシナトラに変更されています。 (2) また、クレジットが書かれていた右上部分に、アーティスト名とアルバムタイトル表記が移動し、逆に右上にあったカタログ番号とマトリクス番号がスピンドル左に移されています。 (3) あと、白抜きの reprise: 表記に ® マークが追加されています。 (4) そして最後に、レーベル最下部に MADE IN U.S.A. · WARNER BROS. RECORDS, INC. という表記が追加されています。

このレーベルパターンは、F/FS-1013 あたりから FS-1024 あたりまで使われました (モノーラルは F-1022 が最後。FS-1023 はリリースされなかったそうです)。

なお 本稿には載せていませんが、 余談ですが、下の Variation 9 の更に後に使われることになる、通称ツートーンレーベル、そしてタンレーベルでも、シナトラ関連のリリースでは、レーベル左上が蒸気船の代りにシナトラの写真となっています(2006/03/14 補足:このタイプを Variation 10 として本稿に追加しておきました)。ただ、タンレーベルの時期の 1000番台については、四角形の中に「r」マーク、横に「w」マークなしなのですが、やはりツートーン (レーベル上下で色が異なる) ものですので、正確には「タンレーベル」とは言えないことになります。

[Reprise FS-1021 Side-A]

“Francis Albert Sinatra – Antonio Carlos Jobim” (FS-1021 stereo) のレーベル A 面
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Variation 9 (1964-1968) : Reprise ® / Warner Tricolour (w/ steamboat drawing)

そして 1964年のある時期から、6000番台でも同様のデザイン変更 (タイトルとアーティスト名がレーベル右上に移動、「reprise:」に ® あり、レーベル最下部に MADE IN U.S.A. · WARNER BROS. RECORDS, INC. と印刷) があり、Rock 系コレクターにもお馴染みのタイプとなります。プリフィックスは RS (ステレオ)、R (モノーラル) と変化します。

[Reprise RS-6236 Side-A]

“Sammy Davis, Jr. Sings, Laurindo Almeida Plays” (RS-6236 stereo) のレーベル A 面
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おまけ:Variation 10 (1968-1970) : Reprise ® / Warner Two-Tone (w/ smiling Sinatra portrait)

buzzy-bee さんのサイトでも言及されている通り、Warner Bros の資本関係の変更により、1968年頃にレーベルが一新されて通称ツートーンと言われるタイプに変更になります。で、この時期の 1000番台 (シナトラ専用のシリーズ) はというと、やはり蒸気船のイラストがマイクを前に微笑むシナトラに変更されています。ただ、Variation 8 とは写真が微妙に別テイクであることが見てとれると思います。 レーベル最下部の表記は MADE IN U.S.A. · REPRISE RECORDS, A DIVISION OF WARNER BROS. – SEVEN ARTS RECORDS, INC. となっています。

このレーベルパターンは、FS-1024 ないし FS-1025 以降から FS-1032 まで使われていた様です。 その後、デザイン的にはタンレーベルと同じで、蒸気船イラストの代りにシナトラの写真、しかしツートーン、というデザインのレーベルが FS-1033 と FS-1034 で使われました。

[Reprise FS-1029 Side-A]

“My Way / Frank Sinatra” (FS-1029) のレーベル A 面
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References & Special Thanks:


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2 thoughts on “Reprise Label Variations (in its early era)

  1. i would like to know if my record is of any value. it is sing along with jfk and the songs are begin anew for two==let us begin beguine=4 more and the other side hasnixon at the hilton and strIKE the lable says promotional not for sale r-6083 1961, thankyou for anyhelp i can get, i pray it has value as my daughter has lost part of her foot and in serious need of medical care and having a trerrible time ib tampa getting help and she is loosing her sight in one eye. i am bonnie at angelswithin@comcast.net

  2. Hi Bonnie-san,
    I am sorry I can’t help you – I don’t have “collectors’ guide” books (which always contains appropriate value on the market of many vintage records).
    My guess is, that it goes to $30 at most (if in mintish condition) at most. Please note, it’s just my guess (sorry no guarantee).

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