「Knife Edge 交換 (2)」の続き。
Knife Edge 交換 (2):
… ところが,全体としては,なんだか大人しく綺麗な感じの音に変化してしまった様です …
今日は朝からアンプをしっかり暖めて (昼過ぎまでテレビの音声を通してました),再びあれこれ.
要するに,低音域と高音域が更に伸びて,トランジェント性能もあがって,全体の周波数帯域のバランスが更に良くなった為に より五月蝿く感じなくなった ということの様です.ですので,以前のヴォリュームよりぐいっと上げたくなってしまう.
しかし,これはこれで悪くはないかも.特にモノーラル盤の再生がぐっと良くなったのは改めて実感.ステレオ盤 (というかステレオカートリッジ) にあわせた細部の微調整はこれから徐々に行っていくということで.
さて,ブロンズナイフエッジと同時に購入していた RCA 接続プレート.うちの Gyrodec Mk.III では,3009-R 純正の接続プレート (写真上,水平方向にコネクタがある) だと,RCA コネクタとケーブルが,Gyrodec のアクリルベースにほんの少し干渉してしまうのでした.L字の RCA コネクタに交換するのも考えましたが,丁度ブロンズナイフエッジの購入を検討していたところだったので,同時に購入しました.交換後は写真下の様に,下向きにコネクタがきます.ただそれだけなんですけど.
この写真は,再び 公開されている交換マニュアルの PDF から拝借.だって作業中に写真を撮る余裕がなかってんもん…
ハンダごてを毎日の様に扱っている訳ではないので,久々にちょっと緊張してもうたり (恥ずかしいのう).ともあれ無事(?)多分(?)成功.今度は干渉もせずスムーズにサブフレームは上下してくれています.
ひとつ気になるのは,今まではアース線用のターミナルが独立していた (左マイナスにも落とされています) のが,新しい接続プレートでは独立アースターミナルがないこと.ひきつづき SME 純正のアースケーブル付 RCA ケーブルを使っている訳ですが,アース線が浮いてしまっているわけで,これをどうしたものか思案中.
「定番中ノ定番」に続く…