Solidair Ukishima Feet & Pedersens Gyro Armboard for GyroDec

2003年に中古で購入した GyroDec Mk.III のアップグレードもついに最終章、この2つのアップグレードで「あがり」にしたいと思います。

My GyroDec Mk.III (that I bought second-hand back in 2003) has several upgrade kits installed through the years – and here’s the last two. I would call it quits.

SolidAir Audio Ukishima Feet / Pedersens Gyro Armboard

Solidair Audio Performance Pack (Ukishima Feet)

まずは Solidair Audio 製の「Transcriptor and Early Gyrodec Performance Pack – for early turntables」、通称 Ukishima Feet という GyroDec (Mk.I〜III) 用インシュレータです。いわゆるマグネットフローティングベースの一種で、汎用品であれば 山本音響工芸 MGB1-4PACOUSTIC REVIVE RMF-1 などがありますが、今回のものは GyroDec 専用品で、ボルトオンできる構造になっています。

The second-last upgrade kit is “Transcriptor and Early Gyrodec Performance Pack – for early turntables” by Solidair Audio, so-called Ukishima Feet. It’s one of the magnetic floating insulators like Yamamoto Sound Craft MGB1-4P or ACOUSTIC REVIVE RMF-1, but this is exclusive parts for GyroDec – very easy “bolt-on” product.

Solidair Audio Ukishima Feet for GyroDec

GyroDec に元々ついている菱形のスパイクフィートを外し、代わりに Ukishima Feet を取り付けるだけです。

Installing Ukishima Feet is very easy – only unscrewing the original spiked feet, then screwing the Ukishima Feet instead.

Unscrewing the spiked feet from GyroDec

すでに同じ Solidair Audio 製の Pylons Upgrade をインストールしていますので、上も下も Solidair 製をまとったことになります。アクリルベース及びサスペンションの支柱と固定されている足ですが、ここがマグネットフロートに変わることにより、よりターンテーブルユニット全体に伝わる微振動を軽減でき、結果再生音に寄与するという按配です。

As I already installed the Pylons Upgrade, top (Pylon Upgrade) and bottom (Ukishima Feet) of the suspension turrets are equipped with Solidair Audio products. The feet is directly connected to acrylic base and the supension turrets, magnetic-floating will contribute more isolation from the noise interference, and thus quieter playback.

Ukishima Feet for GyroDec

試聴結果 / Soundchecking

実際、Ukishima Feet 装着後の再生音は、さらに静粛性を増し、好ましい方向に変化しました。ただし、Pylons Upgrade の時の変貌ぶりがあまりにも凄かったので変化は若干マイルドな印象ですが、これ単体でも非常にコスパの高いアップグレードであることに間違いはありません。

Soundchecking – playing records with Ukishima Feet sound much quieter and more favourable. IMHO the improvement is less than Pylons Upgrade that gave significant / astounding improvement, but I do hear the improvement with the Feet alone. Still a great value for money.

Pedersens Gyro Armboard Upgrade

そして最後が、長らく GyroDec 用アップグレードキットを制作・販売している Pedersens Gyroアームボードアップグレード です。

And the last upgrade I did is, Armboard Upgrade by Pedersens Gyro by Gert Pedersen, who has been developing and selling several upgrade kits for GyroDec for many years.

Pedersens Gyro Armboard Upgrade

そもそも、アームボード周りは、2001年3月以降に Mk.V (ACモータからDCモータへと変更) となったあと、Michell 社によって一部アップグレードが施されています。サブシャーシとアームボードの間が金属製のワッシャースタンドで連結されていたのが、ゴム製のワッシャーに変更され、かつアームボードとサブシャーシの間がアース線で接続されるようになっています。現在販売されている GyroDec には最初から装着されている他、このアップグレード自体も「De-couping Kit」として Michell から入手可能です。

After the introduction of Mk.V version of GyroDec (DC motor instead of AC motor), Michell Engineering did another minor upgrade to GyroDec: the metal washer stands between the armboard and the sub-chassis are replaced with rubber stands, as well as earthing cable is added between the armboard and the sub-chassis. this upgrade is already installed onto new GyroDecs, and older GyroDec users can obtain and install this upgrade as De-coupling Kit.

GyroDec De-coupling Kit (for SME)

この Michell 謹製のアップグレードも、ターンテーブルプラッター → スピンドル(ベアリング) → サブシャーシ → アームボード → トーンアーム → カートリッジ (針) → レコード → ターンテーブルプラッター → … というレゾナンスのループを、ゴムを挟み込むことで軽減するためのものと思われますが、今回入手した Pedersens Gyro アームボードアップグレードは、もっと徹底しているように見えたため、こちらを選択することにしました。

Michell’s “De-coupling Kit” also aims for eliminating/reducing resonance loop (platter → spindle/bearing → sub-chassis → armboard → tonearm → cartridge/stylus → record → platter → …) using rubber washer stands. But as far as my understanding goes, Pedersens Gyro Armboard Upgrade is well constructed for much better elimination of resonance loop – that’s why I went with Pedersens Gyro.

Armboard of original GyroDec Mk.III

GyroDec Mk.III (ブロンズモデル) オリジナル状態のアームボード周り
Armboard of original GyroDec Mk.III bronze model

トーンアームをアームボードごと取り外す
Removing the armboard (along with the tonearm)

元々のブロンズワッシャースタンドを取り外す
Removing original bronze washers under the armboard

Pedersens Gyro アームボードアップグレード一式
アクリル製プレート、ゴムシート、ポリ塩化ビニル製ワッシャースタンド、
シリコンチューブ、新しいスクリューねじ、Oリング
Pedersens Gyro Armboard Upgrade
Acrylic Plate; Rubber Seat; PVC Washer Stands; Silicon Tubes; Screws; O-Rings

アームボード下に順に取り付けていく
Installing the upgrade parts under the armboard

サブシャーシのネジ穴にあわせてPVCワッシャーを設置
Placing PVC washers onto the sub-chassis

ネジを適切なトルクで締め終わったら取り付け完了
Tightening the screws with appriate torque, and the installation complete.

試聴結果 / Soundchecking

さて、Pedersens Gyro アームボードアップグレードキット装着後の再生音ですが、これまた大きな変化をもたらしました。すでに Solidair Audio Pylons サスペンションアップグレードによってもたらされた劇的向上を更に一歩推し進めるものです。

Soundchecking after the Pedersens Gyro Armboard Upgrade – it brought another huge improvement for sure. It is a kind of “further improvement based on what Solidair Audio Pylons Upgrade brings”.

つまり、レゾナンス(共振)のループが徹底的に排除され、かつアームボードのリジッドな設置はそのままですから、もうこれ以上は無理だと思っていたのに、さらに1枚2枚ヴェールを剥がしたような、見通しの良い再生音です。低域から高域まで全く破綻のない、オリジナルの GyroDec では考えられない、しかしやはり GyroDec らしい美点は残っている、美しいサウンドステージが現出しました。

In other words, the Armboard upgrade completely eliminates the resonance loop, while the armboard is still very tightly installed on the sub-chassis. It brought more beautiful “unvailed” sound – from low to high – sounding like another window or two is being opened. This sound is incredibly good (at least) that the original GyroDec cannot produce – while it still sounds very “GyroDec-ish” in essence.

これにてアップグレードは終了 / I call “upgrade” quits

いままでに、多くのアップグレードを施してきました。そして、その度に GyroDec の持つポテンシャルに驚かされてきました。最も変化が著しく鳥肌がたつ程だったのは Solidair Pylons アップグレード でした(個人的感想です)。

I have done many upgrades to my GyroDec, and everytime I reconfirm the huge potential the original GyroDec really has. All upgrades contributed better sound playback, but I would nominate the Solidair Pylons Upgrade for the best among them all, personally.

そして、ターンテーブル本体がこのレベルまできてしまうと、SME 3009-R トーンアームの限界も見えてきたような気がします。次があるとすれば、トーンアームの交換になりますでしょうか。。。

And the turntable itself being the best sounding state (for me ) so far, now the defects (minor though) of the SME 3009-R is also revealed much, I guess. If I went for the next upgrade, it would definitely be choosing a better tonearm…

とりあえず、GyroDec のアップグレードはこれにて打ち止めにしようと思います。さぁ、じゃんじゃん音楽聴くぞ〜。

Now that I have the best GyroDec among I’ve ever owned through these upgrades, I will call it quits. Now it’s time to enjoy music itself.

19 thoughts on “Solidair Ukishima Feet & Pedersens Gyro Armboard for GyroDec

  1. いつも素晴らしい実践を掲載していただきありがとございます。トーンアームの話題が出たので、、是非教えていただきたいことがあります。私が購入したのですが中古のGyrodecはトーンアームベースが3周類ついており、うちの店で納入し、ちょユーザーもFRのアームで使っていたというので、FR64FXを使用している私は渡りに船とばかりに購入いたしました。しかし、使用してみて、セッテイングをしていくと、どうしてもオーバーハングゲージと合わずに困っていました。
    もしやと思って計測してみると、実行長が会っていません。これはこまってしまったので、ショップの人に聞いてみるとそのアームベースで取付は間違いなくFRを使用できるけど、そのアームベースは汎用だから、ということでした。実行長をサイズ通りに合わせることができるオプションのアームベースはどのようにすると手に入れられるでしょうか?FR 64用のアームベースは発売されているのでしょうか?現在の状態だとアームの取り付け穴位置の偏心が必要なのですが、作ってくれるところなぞありますでしょうか?情報をいただけると助かります。失礼いたします。

    • いちばん確実なのは、英国の Michell Engineering に直接問い合わせしてみることですね。英語さえ問題なければ、直接問い合わせたらどんなことでも懇切丁寧に対応してくれますよ(特にいまは日本に正規代理店がないので)。

      次にできそうなのは、現状のアームベースの取り付け位置から微妙にずらして実効長をあわせるハードウェアハックになるでしょうが、こちらはいろいろ大変そうでしょうね。

      関係ないですが、個人的には GLANZ MH-9Bt に興味があるのですが、こちらは SME 用ベースがあるらしいので、うちの GyroDec の SME 用アームベースとあわせてそのまま使えるのかなぁ、と夢想しています。

  2. はい ありがとうございました。やはり、本国にといあわせるのが一番なのですか。代理店の廃業が痛いですね。目測ですが、偏心する場合5mm~10mmぐらいのずれになるかなと思います。これぐらいならば、すぐにやってもらえるかなとおもいますが、そんなにすぐに上手くいくものだろうかとも思います。実効長230mmがひつようなのです。金属加工ができる友人にお願いしてみようかなおもうのですが、正確な寸法の採り方が難しく、難易度高そうです。オークションでMichellのアームボードがしゅぴんされているのですが、木製だし、どんなアームに適応しているのかが、調べようがなくわかりません。気に入っているのですが、サポートが受けづらいことに不満をかんじています。つぎは強化電源をねらっているのですが主人様は、何か国内販売で代用できるものなどにも情報お持ちでいらしゃいますか? ipower Eriteなどはどうのかな?思っているのですが、いまいち故障につながるのではないかと危惧して、踏み切れません。本当に手のかかるSLみたいですね。無くなると、たまらなくさびしいという感じでしょうか。

    • コメントが重複していたようですので、編集しておきました(笑)
      また、コメントありがとうございます。全然大丈夫ですので、気にされずなんでも気軽にお書きください(笑)

      (いただいたコメントが自動で保留扱いになっていたので、いま直しました)

      そういえば4年ほど前に、GyroDec + FR64fx でお使いの海外のユーザさんを見かけた気がするので、その方がアームベースをどうされているか、その人とコンタクトがとれないかちょっと方法を考えてみます。

      国内の情報が少ないのは本当に残念ですが(〜1994年のアールエフエンタープライゼズも、2005年〜201?年の東志も、取扱いやめちゃいましたしね…)、海外特に英国〜欧州には多くの根強いユーザがいますので、世界に目を向ければ意外と情報はあったりします。

      Michell Engineering の方々は、創業者の John Michell さん亡き後も、昔気質の職人さんたちによって地道に活動されていますし、時間はかかるけど基本親切で丁寧な対応をしてくれるので、アームベースのカスタマイズなど、引き受けてくれそうな気はしています。

  3. さっそくですが、その FR64fx を使われてるイギリスの方とコンタクトがとれまして、ものすごいストーリーを教えてもらいました(笑)

    その方が使われている GyroDec は中古で購入したものとのことですが、なんとシリアル番号004番、本当に最初期(Mk.I、へたしたら Mk.0)のものでした。

    で、購入時にはすでに FR64fx 専用のアームボードが装着されていたそうです。
    いま、その方に、アームボードの写真を提供してもらえないか、お願いしているところです。

    さらにその方は、直接 John Michell 氏にも問い合わせをしたことがあるそうで、John 氏いわく「GyroDec 開発時には、FR64fx が装着できることを念頭に設計した。なぜなら、こんなに重いアームは他にはないので、このアームでサスペンションがしっかり機能するようにしておけば、他の軽量アームと重めのアームボードでもしっかり機能するから」という話を伺ったとのことです。

    また、上述の話から、Michell Engineering 社はかつて FR64fx 専用のアームボードを作っていたことになりますから、直接問い合わせするのがやはり最も解決に近づける方法の一つ、ということになりますね。

  4. うおっ〜とても身勝手な呟きだったのに、こんなにすごい情報がたくさんみられるなんて、果報は寝て待てですよこれは!、Michellには実はメールを出したのですが、今のところ何事もなかったかのようにスルーされています。FRのアームを前提に作られていると言うことを聞いてやったー!と思いました。確かに画像をみてもアームベースの取り付け穴は偏心していますね。間違いなくこれはFRの為に作らたものですね。そんな歴史があったとは、でもHPでもスルーされているところを見ると、実は黒歴史なんですかね?そうするとこれは、Michellさんにしつこくメールを出し続ければ、簡単に解決する問題なのですね。いやーいい話です。日本のどこかのショップが入手してくれれば助かるのになーと身勝手な気持ちも湧いて来ました。どんな内容の英語のメールを出せば、相手にしてもらえるのでしょうかね。ありがとうございました。希望が見えて来ました。

  5. そういえば、昨日午前中にレコードを聴いていると、突然針が飛び始め、同じ場所を何回も繰り返して演奏するようになりました。レコードに傷があったのか?でも、前回クリーニングはしたばっかりなのに・・などと悔しがっていたら、突然アップグレードしてある、あの重い大きなターンテーブルが上下に細かく振動を始めていました。アームもかなり上下に運動し始めたところで、なんだ、この症状は?こんな壊れ方あるのか!などと考えていたら、地震に気づきました。普段はプレーヤのそばで自分の足を組み替えたりしてもびくともしないのに、自分が地震を体感しないうちに上記のような様子が見られました。感度はいいのか悪いのか?
    フローティング機能満載のこのプレーヤーの力を垣間見ました。ukishimaの出番が必要となるとも感じました。ukishimaいいですね。立派なプレーヤーになりそうです。

    • 純正スプリングサスペンションを使っていた頃から、地震の時に上下左右に揺れてモーターハウジングとサブシャーシが当たったり、アームやカートリッジにもあまりよろしくないかも、と思い、レコードをかけていない時は申し訳程度に硬質スポンジの板をアクリルベースとサブシャーシの間に三ヶ所挟んでいます。サスペンションを SolidAir Pylons にアップグレードしたため、もう上下動はなくなりましたが。

      プレーヤがオーディオラックから落ちてふっとぶくらいの大地震の時にはもちろん意味がありませんが、少しだけ安心材料ということで。。。

  6. でも、このアクリルカバーがあると無いとでは安心感が全然違いますよ。万が一、物が落ちてもアームは最低限のカバーがありますし、重量があるしスタイルが良いおかげで、安定感が全然違います。重量があってもバランスが悪いととんでもなく悲惨な目に遭ったことがありますよ。造形も見ていて安心感があるんですよねー。長持ちしそうだなとかんじています。そういえば、Michellの新型でていましたね。全然GyroDecの方がかっこいいですね。彼の地はほとんどがストレートアームなのですね。日本のアームが大活躍していた時代なんて、そのうち誰も知らなくなっていくのでしょうかね。日本の代理店早く決まって欲しいです。ロイヤリティーが大変なんでしょうかね。日本のAudioメーカーの方お願いしまーす。

    • 「Michell の新型」というのが、どれのことを指すのかは寡聞にして分かりませんが、もし Orbe のことであれば 1995年にすでにデビューしていますし、Gyro SE のことであれば 1990年代末に発表されていたはずです。エントリーレベルの TechnoDec は2003年に登場しています。

      見た目のスタイリッシュさでは GyroDec に分がありますが、再生音質はまちがいなく Orbe の方が圧倒的に上だと思います(笑)

      アームは仰る通りで、こんなにJ字型アーム(ヘッドシェル脱着式)が新品ターンテーブルでいまだに採用されているのはほぼ日本だけのようです。あるいは欧米のビンテージターンテーブル愛好家くらいでしょうか。

  7. ご無沙汰しております。アームベース問題解決いたしました。なんと、友人の精密機械工場の社長が、私のためにたった一つを作ってくれたのです。待つ事半年、やっと納入され、FR用のアームベースに交換しました。懸案のオーバーハングはケージと小気味よくぴたりと合っています。それだけで、精神健康上この上もなく、良薬になっています。実際聞いてみると、静かになった感じがします。暗騒音が減った?スクラッチノイズが聞こえない。針とびが気になる曲が、サラッと再生される。針とびの回数が減った・・などいいことばかりです。10mmほどアームベースの取付穴の位置の偏芯してもらったのですが、無理に我慢せずに、作ってもらって本当に良かったです。完成までは、半年近く辛抱強く待つ時間が必要であったのですが、結局タダで作ってくれたので、感謝しかありません。そして改めて彼の腕の良さを認識しました。本当に感謝申し上げます。
    追伸:画像はどのようにアップすれば良いのですか?

  8. ご返信ありがとうございました。メールをいただいたのでしょうか?見当たらないのですが、間違えて消してしまったかも知れません。よろしければ、題名を教えていただいて再度お送りいただけないでしょうか。お手数をおかけして申し訳ありません。

  9. 先日は失礼いたしました。ふと疑問が湧いてきました。transrotorと言うメーカーのプレーヤーの評価が高く調べていたら、 Michellを作っていた?みたいなことを書いてある記事を見ました、今との外観は似つかなく、本当に Michellとそっくりというかそのままの形が写真に載っていたように思います。今はドイツの名門プレーヤーとして耳にし、お値段に驚くばかりですが、これってMichelの先進性が評価されていたと言うことなんですかね?もしそうだとすると、嬉しいですし、鼻もちょっぴり上を向いてしまいます。今は袂を分けているようですが、どんな理由があったのでしょうか?やっぱり求める道が違ったのでしょうかね。お金の問題?

    • ドイツの Transrotor 社と Michell Engineering は特に直接の関係はありません。GyroDec と Orbe にインスパイアされたターンテーブルを Transrotor 社が出していることは事実ですが。

      Michell Engineering 社の歴史に関係しているのはアイルランドの Transcriptor の方です。
      そもそも Transcriptor Hydraulic Reference を J.A. Michell がライセンス生産したのが Michell Engineering のターンテーブルの歴史の始まりだそうです。1977年から Michell 開発のターンテーブル(それでも Hydraulic Reference にインスパイアされていた)を開始し、その後1980年代前半に初代 GyroDec が陽の目をみます。

  10. お世話になります。先日、メールに画像添付をしてお送りいたしました。ご査収くださいませ。
    失礼いたします。

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