… this article is totally nonsense – bringing disgrace on myself by showing my own record stockers …
新春自爆企画 レコード棚を曝そう ですって。 Parlophone さん とか MASA さん とか 路傍の石 さん のところとか。
なにやら面白そうなので私も参加させてもらうことにしましょう (笑) 2006年 1月 7日現在のうちの収納状況。
はぁ、もっと広い家に引っ越したいのう。
壱の棚
私の仕事部屋 に置いてあるラックは 昨年買い足した もの。ディノスの組立式の奴です。
一番左上から。Blue Note 関連その 1 ですが、ご覧の通りキング GXF/GXK だの、東芝復刻 (大学生/大学院生の時に、大阪の某レコード輸出入卸業者でバイトをしたことがあって、東芝 EMI ものはその時にごっそり買ったものです … その殆どは既に売り払ってしまったので現在手元に残っているのは 30枚程ですが) だのが殆どで、オリジナル盤及びそれに準じるものなどほとんどありません。正直言って、Blue Note は過去にあらかたのタイトルを (LP なり CD なりで) アホ程聴きすぎてきたわけですし、そんなに愛着のあるレーベルではありません。
続いてその右隣。Blue Note 東芝盤の残りと、Prestige、Impulse!、Everest、Warner Bros. などのオリジナル盤がちょろっとだけあって、その他雑多なレーベルをはさんで右端には Sheffield Lab のダイレクトカッティング盤や Michel Petrucciani の初期のタイトルなどがあります。いや、むしろ特筆すべきは、右下に写っている 家庭用乾燥剤 でしょうか (笑)
続いて右上端の棚。個人的には最も思い入れのあるコーナーの 1つで、日本録音の Jazz を収納しています。世界で最初にダイレクトカッティング LP を出した日本コロムビア、その最初のリリースのうちの一枚「Comin’ Home Baby / Herbie Mann Presents Roy Ayers Quartet (45PX-2008-AX)」だの、Three Blind Mice や LOB といったレーベルの諸作だの、菅野沖彦さん絡みの録音だの、私の愛聴盤「Guitar Genius In Japan (Overseas/Teichiku UPS-81-V)」や「Jazz Impressions Of Japan / Jim Hall (A&M Horizon / King GXU-1)」、「Bass Club / Red Mitchell」、その他日本人ミュージシャンのアルバムなど。高価なものはありませんが (むしろ安い)、自分の好きなものの多くがここに入ってます。
二段目左は超絶名録音の宝庫 Mercury Living Presence のうち、 あっちのサイト に掲載が終わった分のストック。まだまだ少ないですが、著名な定番どころは徐々に集まりつつあります。
その右隣は テンポラリバッファその1 といいますか、一時避難用スペース です。間もなく売りに出すダブリ盤だとか、適切なコーナーがいっぱいな為一時的にここにしまわれているやつだとか。梱包用の段ボール製の当て板もありますね (笑)
二段目右は、その他雑多なレーベルの Jazz。Hi-Fi Jazz, Dot, Columbia, Verve, Pablo, Xanadu などあれこれ。
三段目左は Mercury ステレオ 60000番台その 1。このレーベルだけはジャンル分けせずオールジャンルカタログ番号順に保管してます。誰もが唸る名盤から気恥ずかしさなくしては聴けない様な駄盤まで、なんでもありの秘境地帯です (笑)
その右は Mercury ステレオ 60000番台その 2、及び あっちのサイト への掲載が未だ済んでいない Limelight。なぜか真ん中に Mosaic のボックスが 2つありますが、特に意味はありません (笑) というか、 Mosaic コーナーがいっぱいなので緊急避難的にここに入っている様です。
三段目右は あっちのサイト への掲載が済んでいない Mercury、EmArcy などあれこれ、その1。
最下段左は Mercury モノーラル 20000番台その 1。やはりオールジャンル、カタログ番号順に整然と。
その隣は Mercury モノーラル 20000番台その 2。20300番台後半あたりから背表紙が黒に変わる訳ですな (一部例外あり)。
最下段右は EmArcy EMS Series、 及び Mercury や EmArcy の 日本盤リイシュー や 編集盤、 あとは あっちのサイト 未掲載分の Mercury Perfect Presence Series。
弐の棚 (とオーディオ)
収納スペースがない関係上、またリスニングルームであるリビングの手狭さもあり、現在はこうやって LP ラックの上 (に更に御影石ボードを敷いて) がオーディオ機器設置スペースとなっています。あぁ情けなや。 しかも (CD より LP を聴くことが多いせいもあって) CD プレーヤーはアンプの下敷きですよ… とほほ。
スピーカは写真の通り 4312B MkII、プリメインは Triode VP-300BD、ターンテーブルは JA Michell Gyrodec Mk.III (中古) + GyroPower QC (強化電源ユニット、香港より中古を並行輸入) にアームは SME 3009-R (オーストラリアからデッドストックを並行輸入)、フォノイコライザーアンプは Musical Surroundings Phonomena + Phnomena BPS (これも中古を並行輸入)。これらが PS Audio Power Director 3.5 (新品を並行輸入) という電源コンディショナーに接続されています。スピーカケーブルは MIT Terminator 2 (これも中古を並行輸入)。ご覧の通り、ハイエンドといえるものは 1つもありません。ひたすらコストパフォーマンスとバランス重視… といいたいところですが、やっぱり貧乏くさいセレクションなのかもしれません、はい。
カートリッジは、Ortofon SPU Royal N, DENON DL-103R, Audio Technica AT-OC9 (以上ステレオ)、Ortofon CG-25Di, Audio Technica AT-MONO3/LP, DENON DL-102 (以上モノーラル)、Audio Technica AT-MONO3/SP (以上 SP 用) とありますが、使用頻度が最も高いのは DL-103R、CG-25Di、AT-MONO3/SP となってます。
不幸にもアンプの下敷きになっている CD プレーヤは、TEAC VRDS-25X (これも中古です、はい)。あまり稼働してません。
ラック左にあるディスクユニオンの段ボール箱 (写真には写ってませんが、実は縦に 2つ積んでます) は、間もなく売られていくレコード達。今までいろいろ聴かせてくれてありがとう。
この LP ラックの前面もテンポラリバッファとして不本意な活躍。あげくのはてに Communications of the ACM まで…
さて上段一番左は EmArcy 36000番台 その 1。現時点では MG-36000 から MG-36079 までが収納されています。うちのラックの中で取得に要した金額が最も高い棚でしょう (笑)
上段左から2番目の棚は EmArcy 36000番台 その 2 および 80000番台ステレオ。
上段左から3番目の棚は Capitol、Contemporary、Argo/Cadet といった良く聴くオリジナル盤、あまり人気はないけど個人的には好きなタイトルの多い Black and Blue や Muse、その他売られるのを免れた (笑) Jazz の日本盤が少し。
上段左から4番目 (一番右) の棚は 1960年代 Rock / Pops など。スピーカーに近接した位置にあるため、撮影は割愛。まぁ大した盤は持ってません。
下段一番左の棚は テンポラリバッファその2。一番バラエティに富むごちゃごちゃっぷりを見せている棚かもしれません。 「Aja」が 5枚並んでいたり、ロットで激安で買った Cannonball の Riverside 時代の諸作が整理されずに入っていたり、Mark Levinson レーベル (オーディオメーカーのあれと同じです、はい) からリリースされた Elvin Jones Music Machine のアルバム (新品価格は 7,000円だったそうな! 私が買ったのは中古ですが) があったり。その他落としちゃいけない Solid State や Flying Dutchman が何枚か混ざってたり。その他 Delmark、RCA Victor、Atlantic / Atco / East-West、Storyville、Famous Door、ABC、Colpix などなど、未整理のものが無造作に。
下段左から2番目の棚は Wing の 60000番台と 12000番台前半、つまり 1955年〜1956年のオリジナル Wing レーベル (12100番台以降が廉価盤としての Wing です)、EmArcy MGE/SRE と Limelight。
下段左から3番目の棚は Soul、R&B、Funk など。更にその隣の一番右の棚は Rock, Pops その2。先程と同じく (というかもうこの辺で疲れてきたぞ) 撮影は割愛。やはり大した盤はありません。リイシューメインでパラパラとオリジナル盤が混ざってる感じ。
CD 棚
やはりリビングに置いてある CD ラック。この写真では下が切れていますが、写真の下に更に 2段あります。以前はこれでは収まりきらなかったので、あっちこっちに CD ラックを増設していたのですが、現在では例のフラッシュディスクランチ製 CD ソフトケースのおかげで、このラックだけで収まっています。現在の CD 増殖ペースを考えると、当分これだけでしのげるでしょう。
参の棚 (無理矢理?)
寝室に至っては劣悪な環境です。ディスクユニオンのツインブラックを無造作に縦に 5つ積み重ねています (笑) 更に、背表紙の日焼けを防ぐべく無理矢理ユニオン袋で簡易式カバー。地震がきたらどうなることやら。将来的には (もっと広い部屋に引っ越したら) 全部ディノスの LP ラックに置き換える予定ですが、今しばらくはこれで我慢我慢。
最上段は Elenco を中心としたブラジルオリジナル盤と CD ボックス。実はこの段の更に上に Complete Keynote Collection、 The Astaire Story、 The Jazz Scene といった規格外サイズの LP ボックスを積んでいます…ますます地震の時が怖いヨー。
上から 2段目は、左が Mercury 以外の クラシック、 右が United Artists が数枚と、Nara Leao のブラジルオリジナル盤、更に墓場 (後述) から出して聴いたものの、まだそこに返していない Rock や Pops のリイシュー達。
上から 3段目は、一番左の黒いところまでが テンポラリバッファその3、そこから右にかけて主に ニューウェーブ / UK ギターロック / エレクトロニカ など。
上から 4段目は、 あっちのサイト への掲載が済んでいない Mercury、EmArcy などあれこれ、その2。
そして一番下の段は、ボックスもの。
更に、先程上のラック全貌が写っている写真で、手前に置いてあった白い箱は、10インチ SP 収納ボックス。まだまだこれだけしか持ってません。
墓場 (笑)
それでも入りきらないものは、段ボールに入れられ、寝室の片隅に積み重ねられます。この写真で一番下にある箱 2つには、中学生〜大学生の頃に買った Beatles やら Stones やら Byrds やら Zeppelin やら、あの辺の Rock / Pops の日本盤 / 再発盤が入っていますが、最近は開けられることも滅多にありません。
その墓場に詰まれているうちの 2つが 7インチシングル、7インチ EP、7インチアルバム など。
最後の 2つの箱が 10インチLP。ここまで忍耐強くご覧になった方 (がいらっしゃるかどうか分かりませんが)、お互いお疲れさまでした (笑)
shaolinさん、こんにちは。
というか、はじめましてでしょうか?TBありがとうございました。
以前からこちらのブログとマーキュリーのサイトは存じ上げておりましたが、コメントを差し上げるのは初めてだと思います。
いやぁ、実に整理されたラックじゃないですか。本当はこういう風に整理すべきなんですよね。拙が大きなラックを購入しない理由は、レコをコレクションすることにどこか罪悪感があるからなのです。だから次々と増えていくレコやCDを各部屋に隠すように分散させていくわけで、実はダンボール(20箱以上あり)に入っているもののほうが多いのです。
でも、やっぱりこういう風に整然かつ堂々と部屋にレコを置きたいもんですね(笑)。
路傍の石 aka 夜明けのティーンエージャーさん:
紙鮭方面でお名前はよく拝見していた…のかしら? ともあれコメントありがとうございます。
# 「紙鮭」っておもろい変換やな、そのままにしとこ。
> レコをコレクションすることにどこか罪悪感があるからなのです
僕もあります、はい。罪悪感。
しかしオーディナリーピープルを装うったって、あっちこっちに分散避難させられる余剰部屋や余剰スペースがないので (涙) 「賃貸マンションで床抜けしてもしらんぞー」状態の縦積みしかないんですよ…
本当はですねー、エアボリュームたっぷりのリスニングルーム、その隣にはこっそりと床一面がレコード収納スペースになっているクローゼットが…. なーんて夢を抱くのは無料ですからねぇ (しくしく)
> やっぱりこういう風に整然かつ堂々と部屋にレコを置きたいもんですね
全く整然としてません (笑) 整然としてたら、同一/類似ジャンルがあっちの棚こっちの棚へと飛んだりしませんって (やっぱりこれも余剰スペースの問題だな)。現在は、それらを脳内補完しつつ、あたまのなかでは全部きれいに一列に並んでいるものと思いこむようにしています (とほほ)
shaolinさん、こんにちわ。いやあ・・・いいですね。「私のレコードラック」見てて楽しいです。shaolinさんのmercuryのHPがあまりに完璧に整然としているので、こちらで勝手に近寄りがたい感じがしちゃってましたが、こうして「レコード棚」を見せていただくと・・・やっぱりみなさん、収納には苦心(それでも夜明けさんがおっしゃるように充分に整理・分類されてまして素晴らしいです)されてるのだなあ・・・となにやら親しみが湧いてきます(笑)なんとなく・・・7インチ、10インチ、SPの方面へ加速しそうな感じしますね(笑)
僕の方も「墓場」(ダンボール詰め)ものが徐々に増えてますが、どんな駄盤でも・・・それを入手した時には、何らかの判断チョイスがあったわけで・・・なかなかそれも処分できないんですよ。
> こちらで勝手に近寄りがたい感じがしちゃってましたが
それだけは勘弁して下さいね (笑)
ごくごくフツーの音楽ファンですから、はい。
> 7インチ、10インチ、SPの方面へ加速しそうな
> 感じしますね(笑)
財布と相談しながらですが、SP はもうちょっと頑張ってみたいです。ただモノを探すのはかなり大変です…
> どんな駄盤でも・・・それを入手した時には、
> 何らかの判断チョイスがあったわけで・・・
> なかなかそれも処分できないんですよ。
そうなんですよねぇ。
結局個々人にとっては、単なる「レコード」じゃなくて、
いろんな想い出も付随してしまってますからねぇ。
shaolinさん、三度目の正直です^^
今度はうまく行くかな?
それにしてもスゴイお部屋ですね~。
『ゴースト・ワールド』のスティーヴ・ブシェミの部屋を髣髴とさせます(笑)。
今後は少しずつSPが増えていって…
と考えると、人事ながら心配なっちゃいますよ^^
> 今後は少しずつSPが増えていって…
> と考えると、人事ながら心配なっちゃいますよ^^
けど今はあれだけしかありませんから > SP
私の財力を考えてもそんなに急に増えることはないでしょう (笑)
ここにも時々コメントして下さる大先輩、瀬谷さんの
収納スペースを拝見すると、あまりの (収納の) 美しさに
ホレボレとしてしまいます…
http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~jazzsp/topic/Box.htm