Kohji Matsubayashi (松林弘治)

Record Runner MUSIC'N

懐かしさ満点、楽しさ満点のレコードプレーヤー です。 随分前に、近所にお住いの知合いからプレゼントして頂きました (今更ながら kusa さん ありがとうございます)。

Yes, it’s a vinyl record player of good ol’ days and with lots of fun. Kusa-san gave it to me for free a while ago – many thanks!

間違っても、大事なヴィンテージ盤の再生には使われません様 (笑)

Do no play your precious vintage LPs with this player – it may hurt! 🙂




[Record Runner MUSIC'N]

Record Runner MUSIC’N
(a TAMCO Inc. product – in 1970s or 1980s?)
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Kohji Matsubayashi (松林弘治)

季刊 analog Vol.8

この前出た analog vol.8 の表紙に、見慣れたプレーヤーが登場。

analog vol.8

久しく日本で最新モデルが販売されていなかった、私が現在使っているプレーヤー J.A. Michell Gyrodec の最新モデル (Mk.V) が、再び国内で正規販売されることになったようで。 私が使っているのは 1993年モデル (Mk.III) の中古ですが。

しかし、この内外の価格差はどうにかならんのか。 GyroSE RB-300 付が 409,500円 (アメリカだと $2,550)… ローエンドモデルの TechnoDec ですら国内価格が 273,000円というのはかなり割高な様な (同じく $1,695 USD) …

記事の通り、セッティングはとても微妙で大変だけど、それに見合う素晴らしい再生を実現してくれますし、(欧米価格を基準に考えると) とてもハイC/Pなターンテーブルで、日本でも是非もっとユーザが増えて欲しいと思うのですが、この値段は微妙ですな。

Kohji Matsubayashi (松林弘治)

七十八回轉準備完了

私が 2003年9月 より愛用している現在のターンテーブル J.A. Michell Gyrodec Mk. III (with plinth-based Papst AC motor driven by GyroPower QC)。このターンテーブル用の 78rpm プーリーがかつて存在していたという噂を耳にし、英国 J.A. Michell 本社に問い合わせをしましたが、「倉庫に残ってるかもしれん。気長に待っとくれ」という返事を最後に数ヶ月音沙汰なし。ダメもとでアメリカのショップに問い合わせをしたら、在庫ありとのことで早速注文。ものはついでと、予備のゴムベルトも同時発注。で、本日届きました。50Hz 用 33/45/78 回転用プーリーとゴムベルト。

33/45/78 Pully for GyroDec AC Motor

写真の銀色のプーリーがそれ。3つ溝が切られていて、上から 33 1/3 回転、45回転、78回転用となっています。左にぽつんと置いてある黒い方は、直前まで使っていたプーリー。こちらは 2ベルト駆動対応版 (Mk.II あたりまでは純正で 2ベルト駆動だった名残りでしょうか) で、上から 45回転、33 1/3回転、33 1/3 回転、45回転と溝が切られています。

あとはカートリッジさえ買えば、うちでもめでたく SP 盤が再生可能になります。ここはいっちょ Ortofon CG65Di を、と言いたいところですが、クルマのメンテにお金がかかることを鑑み Audio Technica AT-MONO3/SP あたりが無難か。

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Kohji Matsubayashi (松林弘治)

耳ヲ奪ハルル

[Zu Druid Mk4]

月曜日、仕事で出て行った帰りに某オーディオショップに立ち寄り、あれやこれや物色したりして、さあ帰ろうかとエレベータを待っている時に、後ろから物凄い音の誘惑が。

ふわ〜っっと広がった清涼な空気感、嫌味なく優しく澄み切った音色、しかして芯に力強さのある音。透き通ってるのに前に出てくる音。

(どちらかというと僕の好みではない) 透明感溢れる音場感最優先の現代的スピーカーとはやや違う。けど今うちで使っている様な若気の至りガンガンな音というわけでもない。その両者のいいとこどりというか、透き通りつつ力強い、なによりシビれる程に心地よい音。

なんじゃこりゃ。と、その奏でる音に心を奪われている間に、エレベータの扉は開き、閉じてしまっていました。

で、小出力の真空管プリメインを介して SACD の音を奏でていたそのスピーカーは Zu Druid Mk4 という聞き慣れないアメリカ製でした。よくわかんないけど正規輸入されてないのかな。今どき奇跡的な 101dB という超高能率といい、その端整なルックスといい、出てくる音の自分の好みとの近さといい、一発で虜になってしまいました。

僕が金持ちやったら迷うことなくその場で買うてたね。無理やけど。

Kohji Matsubayashi (松林弘治)

定番中の定番 DENON DL-103R

先週、手持ちの DL-103R の針交換 (MC なので本体ごと交換ですが) を済ませ、週末は久々に 103 の音を堪能した。 鮒に始まり鮒に終わる。 DL-103 に始まり DL-103 に終わる。 といったところか。

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Kohji Matsubayashi (松林弘治)

Knife Edge 交換 (3) & Connection Plate 交換

Knife Edge 交換 (2)」の続き。

Knife Edge 交換 (2)

… ところが,全体としては,なんだか大人しく綺麗な感じの音に変化してしまった様です …

今日は朝からアンプをしっかり暖めて (昼過ぎまでテレビの音声を通してました),再びあれこれ.

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Kohji Matsubayashi (松林弘治)

Knife Edge 交換 (2)

Knife Edge 交換 (1)」の続き。

先日交換したブロンズナイフエッジ の試聴.モノーラル盤,ステレオ盤,古いの新しいのといろいろとりまぜて,カートリッジも 4種類程あれこれ試してみました.

最低音域が伸びてがっちりしました.また高音域も曖昧さが更にとれシャープな音像が出てきました.ところが,全体としては,なんだか大人しく綺麗な感じの音に変化してしまった様です.以前のがつんという感じが後退してしまった感じ.これは見た目からくる印象とは若干異なります (往々にしてそういうもんですが).いままでのナイロンナイフエッジの音に合わせてシステム全体の微調整を繰り返してきたわけですから,ここでリセットしてもう一回音を作りなおしていくしかないのかしら.

もう少し馴染んだところでもう一回印象を書いてみます.




Knife Edge 交換 (3) & Connection Plate 交換」に続く…


Kohji Matsubayashi (松林弘治)

Knife Edge 交換 (1)

[Bronze Knife Edge for SME 3009-R]

ということで (?) 以前ここにも書いた サードパーティ製のブロンズナイフエッジその他が本日ドイツより届きました. Analog Tube Audio のハンドメイド.

And then, the bronze knife-edge for SME tonearm has been arrived long way from Germany (see also my previous article.).

3009-R を導入して 約10ヶ月.ブロンズナイフエッジ自体はそんなに高いものではないので,純正のナイロンナイフエッジと交換したらどの位音が変化するか非常に興味がありました.また,ナイロン製とブロンズ製だと,耐久性は比較するまでもありませんし.

It’s been ten months since I bought SME 3009R. Luckily, the 3rd party bronze knife edge itself is not so expensive, and I’ve been interested to know the sound improvements will happen if I replace nylon knife-edge to bronze knife-edge.

作業自体はそんなに大変なものではありませんが,アームパイプ内を通るワイヤーケーブルを断線しないように注意すること,それとナイフエッジを留めているネジを外してもう一回つける時にグラウンドケーブルおよびターミナルがずれてしまうので,それをピンセットで支えつつの作業.手が4本欲しいと思いました.ともあれ無事作業終了.

The replacement procedure itself is not difficult at all, but you must be very careful not to hurt the slender cable inside the arm pipe. You must also be careful to keep the ground cable and its terminal (both inside the arm pipe) while replacing the knife edge – if only I had four arms! Anyway the replacement is complete with no problem.

音のチェックはまた明日以降.

I think I will do a sound check tomorrow (or later).




Knife Edge 交換 (2)」に続く…


Kohji Matsubayashi (松林弘治)

遂ニCD再生機購入

SACD マルチとか DVD-A とかいっている御時世に,今さら CD 専用機というのもアレですが,さすがにタダでもらった LD/CD コンパチプレーヤーの再生ではいい加減に精神衛生上よろしくないので (とはいってもかれこれ 3年位これで我慢してた訳ですが) えいやと奮発してしまいました.金策をなんとかせねば… とほほ.

[VRDS-25X]

とはいっても,当初狙っていた ESOTERIC P-2s + D-3 の中古ではなく (さすがに 10年落ち中古でも未だに手の届かないいい値段してます),5年程前の一体型機種の中古です.TEAC VRDS-25X という奴.とりあえずはこれで壊れるまでしのごう.

この機種 (及び後継の VRDS-25XS) は相当人気がある様で,改造マニアのターゲットとしても有名です.コンデンサ交換,電源部強化,クロック交換など,いろんな情報が web に転がってます.

VRDS-25XS 程重くはないといっても 17kg 位あります.25XS 程ではないとはいってもやはりセッティングには相当敏感なプレーヤーであることは間違いなく,とりあえずの仮セッティングでの音出し.ま,今までの音が劣悪だっただけに,客観的な評価などできる訳がありませんが,重心が低い,がっちりした音が持ち味との風評通りの再生をしてくれます.今後のセッティング煮詰めによる向上に期待がもてます.

「はーこれでうちの CD 再生環境も少しは人並みになったのう」と安心して LP をかけてみると…. ああやっぱりまだまだうちではアナログ再生の方が圧倒的に上だわ.25X もとてもどっしりと,かつ美しい音を奏でてはくれるんですが,心地好く聴ける何かがまだ足りない様なそんな感じ.今後に期待.

私が生まれて初めて CD というメディアを購入したのが 1987年.それから妹の CD ラジカセだの,カーオーディオ兼用のポータブル CD プレーヤーだの,LD/CD コンパチプレーヤーだけで頑張ってきたわけですが,CD のライフサイクル末期になってやっと CD 専用機を買うとは.