やっとこさアンプが帰ってきました。結局直流点火回路のダイオードの不良ということだった様です。ダイオードとコンデンサを少しキャパの大きいものに交換して下さいました。また、300B のバイアス調整もし直してくれていました (つかせめてこれくらい自分でやれよ > 俺)。部品代はサービスして下さったので (感謝感謝) 工賃のみ支払い、車に積んで越谷からひとっ走り、えっちらおっちらと部屋に運び込み、早速接続を終えたところで、アンプ復帰後最初の一枚。 やはり この前 レーベルを載せた、あの盤です。
![[Blue Note 1577 Side-A]](https://microgroove.jp/img/BlueNote1577A.jpg) 
    
![[Blue Note 1577 Side-B]](https://microgroove.jp/img/BlueNote1577B.jpg) Un Poco Loco c/w It Could Hapen To You / Bud Powell
 
Un Poco Loco c/w It Could Hapen To You / Bud Powell  (Blue Note [US] 1577)
 
12インチ LP では 3テイクが冒頭に収録されているせいもあってか、リスナーとして征服すべき、こ難しい曲と思われることもあるようですが、このテーマ部のラテン風味なアレンジは理屈抜きでカッチョエーとしかいいようがないと思うねんけどなぁ。
盤質は最高とはいかないけど、SP 独特のサーフェスノイズと分離して、えげつない程圧倒的な 3人の演奏が襲いかかってきます。特に Roach のドラムスとカウベルの響きの鋭さといったら。サーフェスノイズに負けずに大音量で聴くのが正解。B面のソロは、全体の構成やタッチもさることながら、ペダルの妙技をじっくり味わうべきでしょう。 
 はぁ、ともあれ辛かった修行僧生活は終わり。えがったえがった。
 Side-A: Un Poco Loco 
 Side-B: It Could Happen To You 
 
 Bud Powell (p), Curly Russell (b on Side-A), Max Roach (ds on Side-A). 
 Recorded at WOR Studios, New York City on May 1, 1951.