1959年、ロックフェラー財団の助成で米議会図書館が刊行したレコード保存調査レポートを精読。シェラック、ヴァイナル、アセテートなど素材ごとに異なる劣化の「敵」、ヴァイナル盤における反りの3つのメカニズムと保管温度の影響、内袋のシワが盤面に転写されるビニ焼けの原因と推奨保管方法を概説します。
vinyl / 78rpm / music / audio
1959年、ロックフェラー財団の助成で米議会図書館が刊行したレコード保存調査レポートを精読。シェラック、ヴァイナル、アセテートなど素材ごとに異なる劣化の「敵」、ヴァイナル盤における反りの3つのメカニズムと保管温度の影響、内袋のシワが盤面に転写されるビニ焼けの原因と推奨保管方法を概説します。
Capitol H-477 “The Duke Plays Ellington” と 12インチ再発 T-477 に LTAS (長期平均スペクトル) を適用した結果、および II-a / II-b / II-c を通した結果「LTAS で分かること / 分からないこと」 をまとめます。
LTAS (長期平均スペクトル) を使って、今度はリマスターの性質がどこまで分かるか。Capitol H-488 セッションマスターから派生した再発・リマスター系 5 リリース (W-587 / ECJ-50017 / W-1432 / MFSL 1-130 / 1998 CD) の音作りの違いを調査します。
LTAS (長期平均スペクトル) を使って、録音 EQ カーブはどこまで推定できるか。Capitol H-488 “Songs For Young Lovers / Frank Sinatra” の初期プレス D2 / D8 間の差分を調査します。
シリーズ Phono EQ Curves Liner Notes の第1弾は、Nicholas Bergh さんのご厚意で提供を受けた、RCA Victor 社内エンジニアリングノートの 1955 年 4 月 18 日付のページについての発見報告です。
連載 Pt.0〜25 の内容を固定ページ「フォノEQカーブの歴史」として再構築。電気録音黎明期 (1925年) からRIAA策定 (1954年) を経てステレオLP時代までを、読者の問いを起点に、In a Nutshell / FAQ / Research Notes の3つの入口から辿れる形に整理しました。
知人に頼まれて Schiit Mimir DAC を代理購入し、自宅でいろいろいじり倒してみたメモです。電源供給さえ気をつければ、US$299 + 送料で、このクオリティの音が手に入るのは、信じられないほど大バーゲンではないでしょうか。ディジタル技術の進化をまざまざと感じさせられました。
米国のディスク録音再生における EQ カーブの歴史と技術を探究し続けてきた2年強でしたが、ディスク録音再生技術の奥深さを知り、数多くの学びがありました。結論として、モノーラルLP時代は諸説あり客観的調査も難しいが、ステレオLP以降に非RIAAカーブが適用されたとは到底考えられない、という考えに収束しました。
「射出成形(インジェクションモールド)」「スチレン製」の LP についての一連の調査と学び、最終回の今回は、調査開始の発端となった Mercury 3本線マーク入り廉価盤について、手元の大量の Mercury 盤(笑)および当時の雑誌記事とにらめっこして、可能性の高い仮説を導いてみました。
射出成形vs圧縮成形、ヴァイナルvsスチレン、というレコード製造の歴史を過去の記事や文献から追ってみた記事です(第5弾)。結局LPでは射出成形およびスチレン盤は主流になることはありませんでしたが、21世紀に入り「環境にやさしい」「EUの危険物質制限」という異なる文脈から、射出成形PET盤LPが新たに登場しました。