Technics SU-R1000 試聴記 #04 / #05 (2021/06/22-23) / S/PDIF 入力で試聴

試聴4日目 (2021年6月22日) は、NO MUSIC, NO LIFE な娘による比較試聴。続いて5日目は、やっとS/PDIF RCA直入力による試聴です。

パナソニック勤務の友人の計らいにより、2021年6月19日〜7月2日の2週間に渡って、話題のフルディジタルインテグレーテッドアンプ Technics SU-R1000 をお借りしての自宅環境で試聴です。

前回 まで同様、当時 Facebook に毎日載せていた試聴記の(加筆修正後の)転載となります。

2021/06/22: 娘による比較試聴

試聴4日目。

本当は、USB 直刺しと、MUTEC から S/PDIF RCA 経由でのディジタル入力の比較をするつもりでしたが、手元に適当な長さ(2m程度)のディジタル同軸ケーブルがなかったので、ポチりました。明日以降、届き次第実施することに。

で、昨日わたしが行った比較試聴(DACからのアナログ入力と、直接USB入力との比較)を、塾に行く直前の娘を捕まえて(笑)やってもらいました。

System Configuration as of June 21, 2021

2021年6月21〜22日時点でのシステム構成図
6月20日と比べて、USB1系統の接続経路を MYTEK から SU-R1000 に変更

私も娘も聴き慣れた楽曲で聴き比べです。

単純に「A」と「B」と伝えました。私がどっちが好みかとかはもちろん事前に伝えていません。

うーんと、A も B もどちらも(いままでの普段聴き用の EPM-10W に比べて)空間や空気がすごく綺麗に聴こえてるけど…
B の方は、ドラムやパーカッションにより耳が行ってしまう。たぶん低い音が A の方がしっかり聴こえてるんだと思う。
音が潰れてるわけではないんだけど、B は少し耳にキンキンきたかも。やっぱり私はAの方が重心低くて好きかなぁ。。。

よくわかってる。いい耳してますな(笑)

A が MYTEK 経由のアナログ入力
mac → (USB) → MUTEC → (AES/EBU) → MYTEK → (アナログRCA) → SU-R1000

B が USB 直刺し
mac → (USB) → SU-R1000

です。

というわけで、やっぱり今回も私と同じような感想を持ったようです。

今回の試聴音源はこちらでした。

2枚組CD “Circle Maker” (1998) の2枚目、Bar Kokhba Sextet (John Zorn) による 7曲目 “Teli”。最高の音質かつ最高の演奏のクレズマー(ユダヤ系)ジャズ? 室内音楽? です。

John Zorn さんおよび Tdadik レーベルは、配信系・ダウンロード系に消極的なので、リアルCDでないと音源入手できないのが残念ではあります。

2021/06/23: ディジタル直入力の試聴

試聴5日目。

ポチっておいた mogami のディジタル同軸ケーブル2mが届いたので、従前の (A) DAC からのアナログ入力と (B) USBディジタル入力 、そして (C) S/PDIF RCA ディジタル入力とを比較してみました。

SU-R1000 Control reference guide

Technics SU-R1000 英語マニュアルより
搭載されているディジタル入力は USB / S/PDIF RCA / S/PDIF TOS-Link

MC-3+USB

MUTEC MC-3+USB 背面
出力は S/PDIF RCA / S/PDIF TOS-Link および AES/EBU

System Configuration as of June 23, 2021

2021年6月23日時点でのシステム構成図
MYTEK から S/PDIF RCA で SU-R1000 に直接接続経路を追加

(A): mac → (USB) → MUTEC → (AES/EBU + クロック) → MYTEK → (RCA) → SU-R1000
(B): mac → (USB) → SU-R1000
(C): mac → (USB) → MUTEC → (S/PDIF RCA) → SU-R1000

(A) と (B) の比較 は、一昨日、そして昨日(上に)書いた通りです。

(C) の試聴 ですが、ほぼ (B) に準じるものでした。ほぼ同じです。そりゃどちらもディジタルデータを直接 SU-R1000 に入力しているから当然ですね。

ただし、ほんの微妙な差でありますが、(B) の方がよりピュアな感触の音に感じられなくもありません

これはそれぞれの伝送規約から考えれば当然かもしれません。

USB 2.0 Audio (Asynchronous/Isochronous) で入力された場合は、SU-R1000 側でクロックを支配 する(しかも相当バッファリングする)ことになります。

一方、S/PDIF 入力の場合は、上流(今回の場合は MUTEC)のクロックに支配されます。また「比較的廉価な」「2m の長さの」ディジタル同軸ケーブルですから、いくら MUTEC で高精度にリクロックされていたとしても、伝送経路上で少ないながらジッタやノイズが乗っていてもおかしくはありません。

MUTEC に超高性能マスタークロックをつなぎ、かつ、SU-R1000 へのディジタル経路をより短く、よりノイズ耐性の高いケーブルに変えれば、おそらく完全に同じ(または SU-R1000 以上の)音になるんだろうな、と思わされる結果でした。

S/PDIF 入力 + LAPC では遅延はなかった!

そして、例の USB入力時の0.8秒遅延(LAPC ON の場合。ON + Low Latency Mode では0.4秒遅延。OFF では遅延なし)。予想に反して、S/PDIF RCA 入力の場合は、一切遅延が発生していませんでした

機会を改めて、この辺の理屈をテクニクスの中の技術の人に質問してみたいなぁ。

グラウンドループにご注意。。。

そういえば、(A) MUTEC→MYTEK からのアナログRCAと、(C) MUTECからのディジタルS/PDIF RCA 両方をつないだままにしている場合、ボリューム最大にすると「セレクタをアナログRCA入力にした場合のみノイズが発生していることを確認。

そらそうだ、アースループができてますからね。。。

S/PDIF RCA を抜いたら、とても静かなサーノイズ(MYTEK プリ由来)のみが聴こえるようになりました。

アナログ系試聴がますます楽しみに

明日以降は、ついに念願のアナログ(レコード)経路での試聴をおこなってみます。

過去にディジタル(ADC)フォノイコを使ったことがないので、こちらは全く未知の領域です。

単純なるパワーアンプとして捉えた場合でも、わたしの家で今までに聴いたあらゆるアンプを軽々と超えている物凄い再生音なので(つまり我が家のシステムでは、パワーアンプが音質でのボトルネックになっていたことの証左)、現在使っているフォノイコの本当の音を聴ける、そして SU-R1000 自身のフォノイコの音を聴けるのが、本当に楽しみです。

SU-R1000 試聴記 #06 (2021/06/24, アナログ入力でのアナログレコード試聴)」に続く . . .


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