Siriá / Mestre Cupijó e Seu Ritmo

2014年に、こんなすごいアルバムがリリースされていたなんて、全然知りませんでした。自分の趣味ドストライク、かつ、とんでもない音楽の発掘です。

Siriá / Mestre Cupijó e Seu Ritmo

Siriá / Mestre Cupijó e Seu Ritmo
(Analog Africa AACD 076)

以前から気になってたんです、Analog Africa レーベル。ドイツのフランクフルトのレーベルなんですが、アフリカのディープすぎる音楽をこれでもかと集めてすごいコンピレーションアルバムにして次々とリリースされています。

例えば既にうちにある盤でいうと、The Green Arrows4-Track Recording Session (2007)。ジンバブエの不思議なユルさが魅力的な、それでいてそこはかとなくファンキーな音楽です。

4-Track Recording Session

このアルバム (2011) もすごかった。ブルキナファソ(オートポルタ)の1974〜1979年代のファンク音楽をタイムスリップして体験できる、貴重なコンピレーションです。

Bambara Mysitc Soul: The Raw Sound of Burkina Faso 1974-1979

このアルバム (2008) も強力すぎました。トーゴやベニンの1970年代を中心としたアフロファンク系なのですが、JB 直系みたいな音源もあるかと思えば、サイケデリックアフロロック的(?)な音楽もあり。すごいです。

African Scream Contest

そんな Analog Africa レーベルから、ブラジル音楽のコンピレーションが出ていたんです。

詳しいことはよく分かってないんですが、ブラジル北部のアマゾン川沿岸部、パラ州カメタ (Cametá, estado do Pará) 黒人コミュニティのダンス音楽をベースにしたものだそうで、現地の大物ミュージシャン メストリ・クピジョー (Mestre Cupijó) の1970年代を中心とした音源のコンピレーションだそうです。いやはや、世界にはまだまだ知らない音楽がたくさんあるもんです(って当たり前ですけど)。

カリビアン系、アフロ系、ブラジリアンサンバ系、歴史的経緯や民族的流れから想像される、もういろんな音楽のミクスチャーのようでいて、そうでもない、とてつもなくオリジナリティを感じさせる独特のサウンドです。どことなくB級感も漂う一方で、ビンビンと伝わるホンモノ感が悶絶レベルです。

あー、無限に聴いていたい。

2014年のオリジナルプレスが好調だったのか、Bandcamp では 2021年に LP の再プレス盤が販売されています(CD もデジタルダウンロードも販売されています)。

こんなにステキなリリースを精力的に続ける Analog Africa レーベルの全音源は、Bandcamp から購入可能です。LP、カセット、CD、そしてディジタルダウンロードと揃っています。


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