My first vinyl spin in 2012

2012年1月4日、一足先にひとりで帰省先から戻った私の家に、 いつもテニスをご一緒させて頂いているオーディオ好きの Iさん が遊びに来て下さいました。昨年、いちど遊びに来て下さって以来、2回目となります。

Mark Levinson のプリ(No.38L)・パワー(No.23L)や、JBL S2600 といった、 私のシステムよりずっとポテンシャルが高い機器を自宅に揃えられている方です (そういう話をテニスの合間にするようになったのは意外にもここ1〜2年のことでした)。 私も一度だけ(テニスの帰りに)お宅にお邪魔したことがあります。

あれこれ多忙のためオーディオはしばらくお休みされていたそうなのですが、 昨年あたりから少しづつ、お金をあまりかけずに、ご自宅の音を良くしていきたい、ということで、 最近ではパワーアンプをレストア的に修理に出されたり、スピーカースタンドを 見直したりと、徐々に作業をなさっているそうです。

今回は、お使いのCD/DVDプレーヤー(DVD-H1000)や そこにつながるケーブル類に問題があるのではないか、という疑問をクリアに するために、うちのシステムに繋いでみてチェックしてみよう、というのが目的です。

結論としては、DVD-H1000 自体の疑いは晴れました。晴れましたというどころか、きらびやかな中高域のサウンドも美しく、ディテールまで細やかに表現するいい再生音を聴かせてもらいました。依然うちのシステムではアナログ再生の方が買っていますが、うちに(あまり愛もかけられることもなく設置方法もいい加減なまま置いて)ある TEAC VRDS-25X とは雲泥の差でした。

私はもう今後 CD プレーヤーをリプレースする予定はない(普段 CD はあまり聴いてないし、もし聴くとしても今後はPCオーディオ方向に向かうと思います)のですが、10年前のユニバーサルプレーヤーでもこんなにいい音が聴けるんだなぁ、と感慨深かったです。

Iさんのお宅のシステムは、これからどんどん本領を発揮する方向に向かうと思われます。楽しみにしております。




で、タイトルですが、この日が私にとって今年最初のレコード再生の日でした。いちばん最初にターンテーブルに載せたのは、記憶では「Balalaika Favorites」でした。車での帰省・Uターンでカーオーディオで音楽を聴いて以来のまともな音だったので、ホッとしました。

その他当日かけたCD/LPたちを、覚えている限りリストアップしておきます。Iさんの嗜好や今回の目的にあわせて、主に高音質系と呼ばれる類いのLPからピックアップした記憶があります。

SP もかけませんでしたし、いつものようにマニアックな盤を次々かけたりということもありませんでしたが、これだけまとまった時間じっくりとレコード再生できたのは本当に久し振りのことで、とても楽しい時間となりました。


Iさんが持参された盤

私が手持ちから適当にピックアップした盤


Similar Posts / 関連記事:

Some similar posts can be found on this website (automatically generated).

  • My Best 5 Acquisitions in 2005 (2006/01/06)
    あっという間に2005年は過ぎ、2006年を迎えました。今年も宜しくお願いします。 The year 2005 passed so fast, and here comes the next year 2006 already. I sincerely hope you’ll have another nice year as vinyl/music collectors. 昨年1年間は、コレクターとしてはあまり成果があった年とはいえませんでしたが、またまたいろんな音楽に出会うことができました。振り返って個人的ベスト 5 (プラス、番外編) を列挙してみましょう。 Speaking of myself, the year 2005 was not the…
  • Technics SU-R1000 試聴記 #12: 内蔵ディジタルフォノイコ (補正後) (2021/09/12)
    お借りした Technics SU-R1000 の試聴記/レビュー、12日目(2021年6月30日)は、測定レコードで補正した状態での内蔵ディジタルフォノイコ試聴。
  • The Firebird / London Symphony, Dorati (2006/05/03)
    (本エントリは、私が別の web に 2004年 6月 23日付で掲載していたものを転載後加筆訂正したものです) (this article is an impression of my surprise meet with the great-sounding LP, Firebird / LSO, Dorati, left on Mercury label. and it was originally made public at my another web site on…
  • Kind Of Blue, Remastered, Again (2013/11/21)
    またか、と思ってしまいますが、今回は間違いなく決定版です。HDtracks にて ステレオ (24/192, 24/96)、モノ (24/192, 24/96) がリリースされています。圧倒的なリマスター。 Yet another remaster? But this time, 2013 version is surely the definitive edition. HDtracks just released the digital downloads on the website, both in stereo (24/192, 24/96) and mono (24/192, 24/96). The Definitive Remaster, period.     カッティング用マスターは劣化しているため、3トラックのセッションマスターにまでさかのぼったものの、テープの磁性体がはがれやすい状態だったとのことで、直接ミキシングするのは諦め、3トラックをストレートにハイレゾで保存、そこからオリジナル盤を何度も聴き込んでフェーダー操作を調査、ステレオとモノーラル用にミックスダウンしたものだそうです。 (quoted from the HDtracks website) “Since the Kind of Blue mixed masters are multiple generations
  • Mysteries of “Cannonball Adderley Quintet In Chicago” (2004/11/20)
    Mercury Records Collection に初のコラムを載せました. 第一回は 「Cannonball Adderley Quintet In Chicago にまつわるあれこれ」 です.レコードジャンキーの方は是非御覧下さい(笑) Mercury Records Collection now has a column section. The first one is “Mysteries of Cannonball Adderley Quintet In Chicago”. If you are a vinyl junkie, it’s worth…
  • Frank Zappa 2012 UMe Remasters: Which To Buy? (2012/11/06)
    2012年にどっとリリースされたフランク・ザッパの一連のCD再発、一部は1993年FZ承認マスターではなくオリジナルLPのアナログマスターからリマスターされています。

One thought on “My first vinyl spin in 2012

  1. いやー本当にすっかりお邪魔してしまいすみませんでした。かけていただいたレコード名まで
    レビューいただいて感謝です!ジャケ写も撮りましたがテキストで書いてあると助かります。
    参考にレコード探ししたいと思います!OC9とPHONOMENAも良い音で鳴ってます。明日の
    テニスでまたお話しましょう!(i)

Leave a Reply to imadj Cancel reply

Your email address will not be published.