忌野清志郎 フジテレビアーカイブス完全版 (その1)
2009年7月17日〜18日、8時間にも渡って、忌野清志郎 フジテレビアーカイブス 完全版 という奇跡的な番組が フジテレビ NEXT チャンネルで放送されました。フジテレビが所蔵する演奏シーンを、余計な解説や編集も抜きで、ただひたすら時系列に放送してくれるというものでした。
2009年7月17日〜18日、8時間にも渡って、忌野清志郎 フジテレビアーカイブス 完全版 という奇跡的な番組が フジテレビ NEXT チャンネルで放送されました。フジテレビが所蔵する演奏シーンを、余計な解説や編集も抜きで、ただひたすら時系列に放送してくれるというものでした。
2009年にも新譜アルバムをLPで聴ける幸せ。そして、アレン・トゥーサン (Allen Toussaint) さんの渾身の作品は、戦前ジャズとニューオーリンズR&Bの見事なブレンド。ノスタルジーに浸るだけではない、素晴らしい演奏で満たされた作品になりました。
マスタリングエンジニアとして活躍されている Mark Wilder さんが、廃棄寸前の EmArcy テストプレス盤を救ってくれ、そのスキャン写真を提供してくれました。非常に貴重な資料です。その他、手元にある Mercury / Limelight などの各種テストプレス盤を紹介しています。
ATP マスターズ1000 ローマ大会準決勝第1試合 (フェデラー対ジョコビッチ) をテレビ観戦中に耳にしたこの訃報。あまりの衝撃に呆然としてしまっています。。。 まだまだ元気に活動していただきたかったのに。まだまだアホでエロでファンキーでクールでピュアで大人げない音楽を聴かせてほしかったのに。 忌野清志郎 さん、いくらなんでも、まだ早すぎますよ。。。 あのアルバムがどうの、あの時のライブ演奏がどうの、あのユニットがどうの、あのテレビ出演の時がどうの、あのドキュメンタリーがどうの、とか、そういうことを今書いていられる精神的状況ではないです。そんなことを思い出しただけで泣いてしまいそうやから。。。 (翌日。ちょっと落ち着いてきたので下にあれこれ貼っておきました。)
1945年に設立されたマーキュリー (Mercury) レーベルの最初のリリースは Four Jumps of Jive によるものでしたが、このバンドのリーダーは、あのウィリー・ディクソン (Willie Dixon) でした。
1968年4月5日、伝説の Boston Garden ライブ、ついに公式リリースされました。本当はもっと早くに載せたかったのですが、ここを更新する時間的・気分的余裕がなくて、こんなに遅くなってしまいました。それはさておき未見の方には文句なし、「これを観ずして死ねるか」レベルでおすすめです。。。
Eddie Landsberg Trio (feat. Kyohei Yamamoto on guitar, Kazumasa Oyamada on drums) at the Organ Jazz Club in Tokyo, on March 22, 2009.
今年前半に書きかけだった駄文に追記したものです。謎はまだ解けず。さて真実はいかに? This short article is a revised edition of what I was writing bits and pieces earlier this year. Still one mystery survives – what and how will be the real truth coming out? Stitt’s Bits: The Bebop Recordings…
古い音楽のファンにとって、悲しいお知らせです。 Sad, traggic, depressing news for us old music enthusiasts… 2008年6月1日にハリウッドのユニヴァーサル・スタジオで起きた火災により、1930年代〜1950年代の貴重なメタルマスターやマスターテープが多数消失した可能性が高まってきたそうです。 “A fire roared through part of Universal Studios film and TV studio on Sunday, June 1, 2008” (quoted from Reuters.com news article), and there is a new rumor…
私が初めてジャズに興味を持った 1989年、何枚もの LP レコードを買いましたが、その中の数枚のライナーノーツはこの方によるものでした。 その後、(当時の) 新刊、バックナンバーを含め、ジャズ雑誌やジャズ関係の書籍においても、また復刻レコードや CD のライナーにおいても、この方の名前を頻繁に拝見しました。特に、レコードコレクターズ誌における連載「ビリー・ホリディのレコード」 (1985年〜) の緻密な調査に基づくディスコグラフィと音楽への的確なコメントには、大変な感銘を受けたことを覚えていますし、今読み返しても本当に様々な意味で参考になります (最近は就寝前に1982年〜1986年頃の最初期レココレを布団に潜りながら読むのがなぜだか日課になっています)。 その後東京に出てきてから、瀬谷さんに誘われて参加した SP コンサートで初めてそのご本人、大和 明さん にお会いすることができました。その時を含めて 3-4回お会いする機会に恵まれましたが、とても気さくに私の様な若輩者の話に応対してくれたことが本当に印象的でした。 数年前、最後にお会いした時は、ちょうど退院された直後だったかと思いますが、それでもあの好奇心に満ちた衰えぬ眼差しと、いつもの優しい微笑みは健在でした。 さきほど、瀬谷さんの掲示板 を覗いて、大和さんが先日他界されたことを知りました。 ただ数回恐縮気味にご一緒させていただき少し音楽の話をさせていただいただけであり、ディープな音楽談義に花を咲かせたり交流を深めたりする機会も残念ながらなかった私ですら、そのニュースを目にして今のような心持ちになっているのです。 ただただ、ご冥福をお祈りいたします。そして改めて、大和さんのなされてきたことに、これからずっと敬礼し続けさせていただきます。…