Kohji Matsubayashi

KUNIKO PLAYS REICH: Electric Counterpoint Version For Percussions

クルマで移動中、あるいは自宅のオーディオで、いろんな音楽をかけるわけですが、6歳になる娘に媚び諂って子供向け音楽をかけたりすることは滅多にありません。

When I am driving with my car audio, or when I am at home listening to music with my stereo system, I play various kinds of music. But I seldom curry favor with my daughter, who is six years old now, like I play music for kids.

 
[pile of CD cases]
 

バディ・リッチのドラムバトルとか本当に大好きで、パーカッション演奏を聴くのが大好きな娘は、最近だと、スティーブ・ライヒ (Steve Reich) の “Music For 18 Musicians” と “Electric Counterpoint (Version for Percussions)” がストライクゾーンだった模様。特に後者はアドリブで「さむ さむ さむ さむ さむい さむい さむい さむい ねむい ねむい ねむい ねむい」とか歌いながら楽しんでました。I li I li I li I lik I lik I like I like I like the way way way way way s s s sh sh sh she she lik lik lik likes likes likes!

Recently she (who loves percussive performances a lot, including drum battles by Buddy Rich!) found the greatness of “Music For 18 Musicians” and “Electric Counterpoint (Version for Percussions)” both by Steve Reich. Particularly she loves the latter composition, and she does ad-lib singing along with the tune, like “Co, co, co, co, cold, cold, cold, cold, cool, cool, cool, cool” – Yes, I li I li I li I lik I lik I like I like I like the way way way way way s s s sh sh sh she she lik lik lik likes likes likes!

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Kohji Matsubayashi

Jim Hall Plays Donald Erb

ジャズギターの重鎮 ジム・ホール の、ほとんど知られていない演奏が収録されたアルバムを入手しました。かなりイイです。

I happened to obtain the album featuring one of the least-known recordings by the Jazz guitar maestro Jim Hall – very interesting one and I love it.

 
Opus One Number One

ERB: Diversion for Two / Fantasma / String Trio; SCHUBEL: Insected Surfaces (Opus One Number One, Stereo)

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Kohji Matsubayashi

Feb. 3, 1932: The First Stereo Sound Recording Known To Exist

時は1932年2月3日。現存する最古のステレオ録音(とみなすことができるもの)が記録されました(ただし、意図的にステレオ録音されたものではなかった、とされてはいますが)。デューク・エリントン (Duke Ellington) オーケストラによるメドレー録音です。その6日後にも、別のメドレーが録音されました。

It was on February 3, 1932 when the oldest stereo recording known to exist was waxed (although it was not an “intended stereo recording” but an “accidental stereo recording”) – a seven minute medley by Duke Ellington and His Orchestra.

 

2016年12月4日追記:Elgar Rematered」のリリースにより、記録がうちやぶられました。こちらは1928年のステレオ録音(Accidental Stereo)とのことです。

Addendum (Dec. 4, 2016): The new CD “Elgar Remastered” snatched the crown of “the oldest accidental stereo recording(s)” – these 4CD set (surprisingly) contains 1928 stereo recordings!

 

何種類か CD化 されているほか、「First stereo sound recording」(Benjamin S. Beck) で紹介されている以下のリンクでもその有名な音源を聴くことができます。

You can listen to the two “accidental stereo recordings” on several CD releases (such as “The Best Of The Duke Ellington Centennial Edition”) as well as with the following links (as appeared on the “First stereo sound recording” webpage by Benjamin S. Beck):

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Kohji Matsubayashi

The Firebird / London Symphony, Dorati

(本エントリは、私が別の web に 2004年 6月 23日付で掲載していたものを転載後加筆訂正したものです) (this article is an impression of my surprise meet with the great-sounding LP, Firebird / LSO, Dorati, left on Mercury label. and it was originally made public at my another web site on June 23, 2004. English version of this article (probably) will not be available.)

“The Golden Age of Recording” (Michael Gray、嶋 護 翻訳) より: もっとも完璧なレコードを選ぶコンテストがあったら、この一枚を推しよう。

2002年頃、この一文で始まる記事を某雑誌で初めて読んだ時、「またそんなおおげさな」と思ったものです。

しかし、実際にその盤を聴いてみた時、ぐうの音も出ませんでした。超絶な録音、スリリングな演奏、その両方の素晴らしさに、本当に鳥肌をたてながらスピーカの前で呆然としてしまいました。これはマジでとんでもないレコードでした。うちの現状のオーディオではその半分、いや二割も享受できていないのかもしれませんが。

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Kohji Matsubayashi

BRAHMS: Sonatas for Cello and Piano

[SLPX-12123 Front Cover]

BRAHMS: Sonatas for Cello and Piano / Miklós Perényi, Zoltán Kocsis
(Hungaroton [Hungary] SLPX-12123)

どうでもいい話ですが、ハンガリー盤 LP というのはこれが初めての購入です。同時に買ったのは、同じくペレーニさんのドヴォルザークチェロ協奏曲 (Hungaroton [Hungary] SLPX-11866)

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Kohji Matsubayashi

動ク Francois 樣

[434 904 389-3]

昨年リリースされたのを数ヵ月前に知ってから,ずっと欲しいと思っていた DVD. 愛しの Samson François 様 の映像ですから.

特に「左手」.フランソワの代表的名演の一つと言える アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団との録音 (1959年) の LP は愛聴盤で,この前 茶魔 から,デュトワ指揮モントリオール交響楽団,ロジェ (1982年) の CD を貸してもらい,更に先日某店頭でアバド指揮ロンドン交響楽団,アルゲリッチの CD を聴いたので,これが 4つめの演奏となります.

演奏している皆さん,というか,指揮者のフレモーさん,フランソワさんの変幻自在のペースにあわせるのが相当辛そう.フランソワさんも多少のミスタッチと一部ぎくしゃくした部分あり,周りにお構いなしで,いつもの様に自分だけの空気の中で演奏してはります.しかし,そんなものをもろともしないこの魅力はいったいなんでしょう.

クラシックと他ジャンルをいっしょくたにするのが無茶苦茶であることを承知の上で,フランソワさんは希代のスタイリスト (いかなる演奏でも,一音だけで演者が特定出来てしまうという意味で) だということなんでしょう.正統的な楽曲解釈に基づいた模範的な演奏 とは決して言えないフランソワさんの演奏.けど,クラシックどっぷりでは決してなくむしろ門外漢の私にとっては,演奏技術がどうのとか解釈がどうのとかいうことはもはやどうでもよくて,最も魅力を感じるものであるのは間違いありません.

しかし,映像というメディアのこの説得力はやはりもの凄いものがあります.この手の古い (1964年収録) 映像に付属する音声としてはかなり良好な部類 (モノーラルですが) に属しますが,ミキシングがけっこういい加減で,実際のオーケストラのバランスを無視してピアノの音が余りにも前面に出てきています.けれども,動くフランソワさんとあわせて見るだけで,こんなにも引き込まれてしまうとは.

グリーグのピアノ協奏曲の他にボーナスとラックとして収録されている,弱冠18歳のポリーニさんによるショパン前奏曲もこれまた必見.