2024/10/30

How Records Were/Are Manufactured (3)

第1回 および 第2回 に続き、戦後のレコード製造工程や原材料の歴史を改めて調べてみた、そんな記録です。

3回目となる今回は、射出成形技術が初めてレコードに使用された1947年から、米巨大レーベルが射出成形に大きな投資を行うことを表明した1950年、さらに1951年〜1953年の朝鮮戦争によるレコード製造原材料不足の時期を、当時の記事などでたどっていくことにします。

当時はありふれた大量生産品であったレコードという製品を作るにあたり、レーベルやプレス工場といった企業にとって、技術面もさることながら、コストに対する意識生産可能速度 が最も重要であった、という至極当たり前のことを、改めて強く認識することとなりました。

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2023/06/10

Things I learned on Phono EQ curves, Pt.14

EQカーブの歴史、ディスク録音の歴史を学ぶ本シリーズ。前回 Pt.13 では、RCA Victor が1949年に発表した7インチ45回転盤(そして敗北した Columbia 7インチ33 1/3回転盤)にまつわるエピソードと、45回転盤、オートチェンジャー、録音再生EQカーブなど、技術的側面などをみてきました。

On the previous part 13, I studied more on the history of RCA Victor’s 7-inch 45 rpm records (and Columbia’s 7-inch 33 1/3 rpm records that RCA Victor defeated), as well as its technical aspects of the 45 rpm records, dedicated record changer attachments, and recording/reproducing characteristics, etc..

今回の Pt.14 はその続きです。今回は、LP や 45回転盤登場直後における各レーベルの「回転数競争」中の対応状況について、時系列でみていきます。ここは、11年前の記事「What The EP (Extended Playing) Originally Stands For」と一部重複する内容もあります。

This time as Pt.14, I am going to continue learning the history of disc recording — a chronology how record labels (except Columbia and RCA Victor) reacted to the new formats and technology (and to the “Battle of the Speeds”). So this shares several contents as previously shown in “What The EP (Extended Playing) Originally Stands For”, the article I published evelen years ago.

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