2006/06/29

Beyond The Little Willies (2) : Roly-Poly

. . . this article deals with The Little Willies’ newest album, as well as original performances they covered on the album. Currently available only in Japanese . . .

Little Willies のアルバム でカヴァーされた楽曲のオリジナルバージョンを探訪する本企画。

前回の Night Life” (Ray Price) に続き、今度はアルバムの 1曲目、ゴキゲンなウェスタンスウィングナンバー、“Roly-Poly” をとりあげましょう。 オリジナルは 1945年リリースの Bob Wills and his Texas Playboys。 さきほど小包で届いたばかりの、(私にとっては) ホヤホヤの盤です (笑)




[Columbia 36966 Side-A]      [Columbia 36966 Side-B]

Roly-Poly c/w New Spanish Two Step / Bob Wills and his Texas Playboys
(Columbia [US] 36966)
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2006/06/28

Beyond The Little Willies (1) : Night Life

. . . this article deals with The Little Willies’ newest album, as well as original performances they covered on the album. Currently available only in Japanese . . .

Norah Jones を含む5人のメンバーが、カントリーの渋い名曲 (と数曲のオリジナル曲) を今風にアレンジして好評の Little Willies。ちょうど、Norah のセカンドアルバム Feels Like Home のテイストをベースに更にカントリー寄りにアプローチしてみせたサウンド (Norah の片腕 Lee Alexander のお蔭でしょうか) は、改めて好感が持てるものと言えます。Norah が2曲でゲスト参加している、 Joel Harrison の 2003年リリースのアルバム Free Country (ACT [Germany] 9319-2) での、ジャンルを越えた自由闊達な再構築 (*1) (それがあのアルバムの良さなんですけどね) とは異なり、本アルバムのカヴァー曲は基本的に原曲のムードとテンポを遵守しており (とはいえ完全コピーではありません)、そこに「あの」現代的な響き〜透明感のあるアコースティックなサウンド〜を付加する、という方向性がみてとれます。

(*1): とはいっても、Norah Jones 参加の2曲 “I Walk The Line”“Tennessee Waltz” では、やはりあのスローテンポでムーディなアレンジメントが施されており、この 2曲については Norah のソロアルバムと同じテイストで楽しむことが出来ます。残りの楽曲は本当に面白い。ジャズっぽく、ロックっぽく、ときにはニューウェーブ的なニュアンスも交えながら、あらゆる曲がバラエティ豊かに再構築されていく様はスリリングでさえあります。
[The Little Willies]

The Little Willies
(Milking Bull [US] 50671-2)

ここでは、このアルバムでカヴァーされた数々の曲の、オリジナルバージョンを探訪してみましょう。 といいますか、私がよくこうやって、あるアルバムをきっかけに、いろんな音楽に触れ、嗜好を広げようとするのですが、今回はそれをリアルタイムで本 web に書き記しておこうと思ったのです。

まずは12曲目、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名曲 “Night Life” から。

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2006/06/26

The Beatles From Liverpool To San Francisco

昨日 6月25日は WOWOW にて、来日40周年記念と銘打ってあれこれ Beatles 関連の放送があり、ハックに行き詰まりイライラとしていた私はリビングでボーッと観てしまいましたが。

例の「Concert For Bangla Desh」、過去に何度観たか分かりませんが、 Klaus Voormann のベース、Jim Keltner のドラムスが、 このコクのあるリズムを底辺で支えていることを再確認。

全曲やってくれるのか? という淡い期待を見事に粉砕された 「Live In Washington D.C. 1964」 は余りにも期待外れでしたが (たった 3曲だけかよ?!)、意外や意外、その直前に放送していたドキュメンタリー 「From Liverpool To San Francisco」 は、全然違う意味で見どころがありました。 本ドキュメンタリーでは、演奏シーンは一切出て来ず、 主にインタビューや報道フィルムなどで構成されているのですが . . .

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2006/06/13

Retrospective / Django Reinhardt

It was just a few years ago when I decided to listen to Django Reinhardt very seriously – of course I have heard of his music here and there since over a decade ago, but when I happened to obtain the below 3CD box, I was completely shocked by his complete artistry – since then, I have devotedly listened to ths box set dozen of times. And recently, a new desire come on my mind – I would like to listen to his music on 78rpms!

私が Django Reinhardt (ジャンゴ・ラインハルト) を真剣に聴くようになったのは実はここ数年のことです。もちろん、Django の音楽自体は、ずっと前からあちこちで耳にしていましたが、3年ほど前に、以下の 3枚組 CD ボックスを入手して、彼の完璧な音楽性に完全にヤラれてしまいました。それからというもの、この CD を何十回となく聴きまくる日々が続きました。そして最近、新たな欲求がわきあがってきました – SP 盤で聴いてみたい

[Retrospective]

Rétrospective / Django Reinhardt
(Saga [France] 038 161-2)
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2006/06/10

R.I.P., Mr. Billy Preston

As many people already know, the famous organ player Billy Preston passed away on June 6th, at age 59. At least in Japan, so many blogs talks about his passaway, to say Rest In Peace to him and his music ever been created.

皆さん御存じの通り、ビリー・プレストン (Billy Preston) が 6月6日、59歳で逝去されました。日本ではあちこちのブログなどで彼の死について触れられており、彼の残した音楽への思いが綴られています。


It is very interesting on the other hand, that most people mention his name from the Beatles’ standpoint – regarding him as the “5th Beatle”. Unfortunately, even after I know the fact he passed away, I didn’t wish to listen to his famous works of Beatles-related context, such as “Get Back” sessions, or leader albums on Apple label. I don’t even know why I didn’t intend to give them a try.

その一方で非常に興味深いのは、多くの方々が彼のことについて紹介する際に、ビートルズ寄りの視点から触れているということです。いわく、“Get Back” セッションでの多大な貢献による「5人目のビートル」であったり、Apple レーベルでのリーダーアルバムであったり。しかし、彼の訃報を知った時に、私はなぜだかこのあたりの音源を聞こうとは思わなかったのでした。

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2006/06/08

歌のアルバム / 清水ミチコ

カヴァー/マネする相手に対する強烈なオマージュ、そして恐ろしい程の観察眼。

ハイセンスな笑いと、失笑を禁じ得ない程のデフォルメ加減と、クオリティの高い楽曲群。

程よくチープな打ち込み音源。

極上の 冗談音楽 集として、万人にお勧めできる逸品です (笑)

極上の笑いが詰まった作品群の中でも更に白眉なのは、清水さんが 「NHK スタジオパークからこんにちは」 に 出演 された際にも話題にあがっていた track 8 「イェルケ・クク」。 あのゲンズブール作の名曲「comment te dire adieu」が、抱腹絶倒の九九の歌へと大変身。

[歌のアルバム]

歌のアルバム / 清水ミチコ
(Sony Music Direct [Japan] MHCL-489)
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2006/05/16

The Revised Byrds Box Set!

以前 「The Revised Byrds Box Set?」 として掲載した 4枚組? 5枚組? 改訂版 CD ボックス、ボツになったのかとおもいきや、プロモ盤が出回り出した らしいです。

A while ago I wrote about the rumor about the Byrds’ CD box as “ The Revised Byrds Box Set? ”. I thought it was banned already . . . However, according to an interesting source, promotional copies start to circulate . . . Wow.

[C5K-86424]

プロモ盤のパッケージはこんなのらしい / Promo box looks like this, according to the source.

情報源は こちら

Take a look at the source for more details.

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2006/05/09

四方山話〜ハイジからラファロまで〜

さてさてお立ち会い。
アルプスの少女ハイジ」と「スコット・ラファロ (Scott LaFaro)」を繋ぐ細く長い線は? (笑)




突然ですが、アルプスの少女ハイジ のサントラを愛聴しています (笑)

[TOCT-9356 Front Cover]

懐かしのミュージッククリップ (1) アルプスの少女ハイジ
(東芝EMI TOCT-9356)
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2006/04/20

Soothing Music For Stray Cats / Edgar Jones

時代錯誤と揶揄されようとも信念を貫き通した、レトロマニアの愛すべき頑固親父。ラーズ (The La’s) の リー・メイヴァース (Lee Mavers) と並び、1990年代初頭の UK インディーロックシーンで強烈な個性を発揮した ステアーズ (The Stairs) の エドガー・サマータイム (Edgar Summertime)。その彼が昨年 (本名の Edgar ‘Jones’ Jones 名義で) ソロアルバムを出していたことを最近になって知り、大急ぎで CD を購入しました。本当に最近の情報に疎くなってしまい、悲しいやら情けないやら . . .

Two lovable guys, hopelessly stubborn kinda individuals, perfection of anachronism – they are Lee Mavers (of The La’s) and Edgar Summertime (of The Stairs), both of who left remarkable individualities in the UK Indie Rock scene in the early 1990s. Recently I happened to know Edgar Summertime released his first solo album (under his real name, Edgar ‘Jones’ Jones) in 2005, which is so astonishing and astounding. It’s really awful and shameful to me that I know few things about recent music scene nowadays…

[Soothing Music For Stray Cats]

Soothing Music For Stray Cats / Edgar ‘Jones’ Jones
(Viper CD029)
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2006/03/31

なに、好きなお湯割りを少しばかり

早朝テニス が終わり帰宅後、ふと思い立ち、自転車に乗って 三条のイノダってコーヒー屋へ、じゃなくて、 吉祥寺の いせや本店 に行ってきました。昼飯がてら。

背中を若干まるめつつ、立ち飲みコーナーに佇む、ヤニで髭が茶色くなった 高田渡 さんを見かけることはもちろんもうできませんが、25年振りに吉祥寺を訪れたという隣の年輩のご夫婦と談笑しつつ、焼酎呑みながらたらふく食いました。そして会計を済ませたあと、自転車を押しながら桜が満開の井の頭恩賜公園へ。

[高田渡アンソロジー]

高田渡アンソロジー
(avex io IOCD-40120/23)
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