2006/01/22

Sturdy paper sleeve for fragile 78rpm

… this article talks about Disc-o-File, very sturdy paper sleeves for fragile 78rpms …

少なからず SP が手元に集まってくると (とはいってもまだ 100枚もありませんが)、その収納に悩んできます。 なにせ LP とは違い、桁違いに 割れやすい ときてます (末期のヴィニール製 SP ですら!)。 実際、昨年一年間に海外から購入した SP のうち、郵送中に割れてしまった盤が既に 5〜6枚もあります (しくしく)。

現在は薄手の 10インチ LP 用紙スリーブに入れたのち、ディスクユニオンの 10インチ LP 用箱 に収納しています。この箱自体は使い勝手が良いのですが、薄手のスリーブはどうにも不安が募ります。

[Disk Union 10-inch Record Box]

なにより、SP 盤自体が非常に重い ものですので、出し入れをするだけでもスリーブがどんどん痛んでいきそうです。 もちろん、SP を割れから防ぐという意味でもほとんど役に立っていないでしょう。

そこで、SP コレクターの大先輩 瀬谷さん が勧めておられた SP 用スリーブ Disc-o-File を近々買ってみようと考えています。 5.5インチスリーブから16インチスリーブまで、なんと11種類にも及ぶサイズの豊富なラインアップといい、みるからに丈夫そうな作りといい、非常に興味津々です。

10インチ SP 用スリーブは (さすがに大量に売れているのでしょう) 1枚たったの 35セント。 とりあえず 10インチ用 100枚と 12インチ用 6枚 (The Jazz Scene 用に) を買ってみようかしら。送料はそこそこかかってしまうでしょうが…

2006/01/07

Wanna See My (Poor) LP Stockers?

… this article is totally nonsense – bringing disgrace on myself by showing my own record stockers …

新春自爆企画 レコード棚を曝そう ですって。 Parlophone さん とか MASA さん とか 路傍の石 さん のところとか。

なにやら面白そうなので私も参加させてもらうことにしましょう (笑) 2006年 1月 7日現在のうちの収納状況

はぁ、もっと広い家に引っ越したいのう。

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2006/01/06

My Best 5 Acquisitions in 2005

あっという間に2005年は過ぎ、2006年を迎えました。今年も宜しくお願いします。

The year 2005 passed so fast, and here comes the next year 2006 already. I sincerely hope you’ll have another nice year as vinyl/music collectors.

昨年1年間は、コレクターとしてはあまり成果があった年とはいえませんでしたが、またまたいろんな音楽に出会うことができました。振り返って個人的ベスト 5 (プラス、番外編) を列挙してみましょう。

Speaking of myself, the year 2005 was not the best one as a collector, but there are several “great” acquisitions as well as finding a great music. Here is my own “best five” (plus an extra title) …

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2004/12/18

大人ノ科學マガジン – 蓄音機

[大人の科学マガジン 06号]

レコード愛好家の間で噂の 学研 大人の科学マガジン の 06号「レコード盤録再蓄音機」を遅ればせながら購入しました。

かなりチープな作りとはいえ、実際にパーツを組み立て、音声やら歌やらを録音し再生できること自体はとても素朴で楽しく、ベルリナーが発明した原理を実際に体験できるということは面白いのは勿論なのですが。

私がより感心したのは付属のブックレット。エジソン〜ベルリナーから始まる音の記録とその機械の歴史はもちろんのこと、付属のソノシート作成の際のカッティング工場の様子、そしてもちろんラッカー〜マスター〜マザー〜スタンパーの話まで仔細に書かれており、しかもその文面の節々に「これは相当造詣のある人が監修にあたっているんやろうな」と思わせる香りが漂っています。レコードコレクターやオーディオマニアではない人が読んでも楽しめる様に平易に書かれている反面、マニアが突っ込みをいれそうな箇所では、それらしきこともちゃんと匂わせている。これは凄い。カッティング工場での各工程の写真も非常に興味深いですし、ちゃんとマスタリング/カッティングエンジニアへのインタビューも忘れておらず、あの小鐡徹さんまでひっぱりだしています。

いやはや、これは予想外に面白い号だった様です。実によく構成されていて、レコードというもの/テクノロジーに少しでも興味のある人には文句なしにお勧めです。そこらへんのしょぼいオーディオ雑誌を年間購読するよりも、この号を一冊買って遊び倒して読みつくす方が、どれだけオーディオファイル入門として役に立つことか。

わたし個人的には、知っている話ばかりではありましたが、こういう内容を写真/図版入りで一般人向けに平易に解説していて、しかも付録で実体験できるようになっている、というこの企画には、大変感銘を受けました。

2004/09/01

紀伊國屋ホールチケツト

ちょっと前に買った “Live At The Village Vanguard / Thad Jones = Mel Lewis Jazz Orchestra” (Solid State SS-18016) (まあいわゆる基本中の基本,名盤という奴ですね) をさっき聴いていて,うーんいいねぇ,と見開きジャケを持って読んでいると,ジャケの中から紙片がひらりと.

昭和43年 (1968年) 7月21日の紀伊國屋ホールでのコンサートのチケットの様です. チケット裏には,メンバーの名前がカタカナで記載されています (表記が一部変なのは御愛嬌 – セルダム・ポーエル はツボに入ってしまいましたが).

[KinokuniyaHallTicket Front]
[KinokuniyaHallTicket Back]

この LP の最初のオーナーが,このアルバムを買って,来日公演を聴きに行って,チケットをこのジャケットにしまっておいたのでしょうか.なんとも歴史を感じます.ってホントにこのチケット,サド=メルバンド来日公演のものなんでしょうか? というか,1968年 7月21日にサド=メルは紀伊國屋ホールでライブをやったのでしょうか? 情報をお持ちの方は是非御教授下さい.

2004/08/19

Alright, Okay, You Win

先日、 あっちのサイト を見た方からこんなメールが届きました。

Do you have any recording and release information for Ella and Buddy Johnson’s version of “Alright, Okay, You Win”? I’m trying to see if it was the first recording of the song. Joe Williams and Count Basie recorded it May 18, 1955.

Many thanks in advance!
Mark Heimback-Nielsen
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2004/05/31

世界ハ狭シ

先日,岡村融さんから電話が掛かってきました.

「…あのね,松林さんに質問があるんだけど」
「はぁ,岡村さんが御存じないことは私も知らないと思いますけど(笑)」
「あのね,日本マーキュリーから出た Roy Jackson っていう人なんだけどね…」
「む,もしかしてそれって,瀬谷さんから質問された奴ちゃいます?」

そう,元々私のところに 海外から舞い込んで来た質問.私は SP まで手を出してないし,ましてや日本マーキュリーの事は全く知らない.そこで瀬谷さんに質問をしておいたのでした.

私→瀬谷さん→岡村さん→私

という風に一周してしまって,結局未解決のまま(笑)

世間は狭いというかなんというか.

その後電話越しにレコードコレクターの大先輩と30分程雑談.いやはや,相変わらずこの方は凄いわ.