Things I learned on Phono EQ curves, Pt. 0

持論・異論・珍説が飛び交う、議論多き「フォノEQカーブ」について、1920年代電気録音黎明期にまで歴史を遡り、録音・再生カーブのみならずディスク録音全般について正しく理解するために、あらゆる文献、雑誌、論文を調査し学習した軌跡の長編記録です。まずはイントロの「はじめに」から。

なぜ日本だけで「SP盤」と呼ぶようになったのか

78回転の古いレコードのことを、日本では「SP盤」と呼びますが、海外ではそう呼ばれません。回転数で78rpmと言ったり、Shellac records / Gramophone / Phonograph と言ったり。なぜ日本だけ「SP盤」なのか、いろいろ調べてみました。

Sound Storing Machines: The First 78rpm Records from Japan, 1903-1912

1903年(明治36年)〜1912年(明治45年/大正元年)の日本の録音が Sublime Frequencies レーベルからコンパイルされてリリースされました。メインタイトルは “Sound Storing Machines” つまり「蓄音機」です。

超音波レコード洗浄機の歴史 / Ultrasonic Cleaning History

最近よく見かけるようになった、超音波レコード洗浄マシンですが、実は1952年の Bendix 社の実験に始まっていた、と紐解く、レコードクリーニングの歴史と系譜を概説できる良記事を見つけました。2018年に執筆された Mike Bodell 氏の記事です。