先週の火曜日,雨風の強い中,中央高速の高架下にてよしーけ師匠主導のもと修理を敢行,寿命気味の {パワステ,オルタネータ,コンプレッサ} ベルト (前期型は 2本だけど後期型は1本) は無事交換されたのですが.
先週末の夕方過ぎのこと,冷却水のロアホースが,アンダーカバーのホルダーにきちんとはまっていなかった様で,パワステベルトによって切られてしまい,じゃじゃ〜とお漏らし状態に.かな〜り久し振りのお不動さん.
で,新しいロアホースと交換する (してもらう) 半日でありました.予想していた以上に面倒臭い事が判明.全く整備性を考えてないどころか 整備性を阻害するかの如き組み付け を平気でやるこのメーカーの車に改めて呆れるやらなんやら.ともあれよしーけ師匠お疲れ様でした & 本当に有難うございました.
近くのファミレスで夕食を済ませたあとは,再び家でレコードかけまくりながら談笑.
今回はたけむー師匠が持ってこられた LP が大半だったので,ミュージシャン側からの興味という視点で,フュージョン寄りの音源が多かったかしら.しかしみんな超絶技巧でぶったまげるな.Eyewitness やら Friendship やら,あの辺り.この辺は聴いたことは大体あるものの,自分では持ってないジャンルであるので今回うちで聴けたのは良かった.
こちらからのネタの一枚 Sheffield Track Record は,さすがにコンプレッサを通してのダイレクトカッティングなので,音の生々しさは J.N. Howard & His Friends には遠く及ばず.しかしバスドラのアタック音なんかはなかなか気持ち良い.もう一枚の Thelma Houston は,Sheffield の 2番.かなり初期 (1975年) のもので,こちらは気持ちえがったー.音楽そのものもリズムが重くていい感じ.
しかしスタジオミュージシャンの人脈の複雑な絡まり具合は本当に面白く,ロック〜フュージョン寄りのたけむー師匠と,ビッグバンドがメインのよしーけ師匠とで,ストライクゾーンがきちんとクロスしたりシンクロしたりするところがなんとも.ともあれ,単なる (ええ,一応「単なる」としておきましょう) リスナーとして聴く私にとっては,ミュージシャンとしての視点はいつも新鮮で,今回もいろいろ勉強 & 参考になりました.
この手の新しめの録音には上が心地よく伸びきって透明感溢れる AT-OC9 の方が圧倒的にあってた.かたやちょっと古めの録音で中低域を重心低く太くふくよかに鳴らしてくれる DL-103R ですが,針の寿命が間も無く尽きる感じ.そろそろ交換時期だなトホホ.そういえば吉池さんがおられるのにモノーラルカートリッジの出番が全くなかった珍しい夜でした(笑)
そうそう,テレビの画面は FNS 歌謡祭 にした儘,レコードを聴いてました.よしーけ師匠の奥さんが出てるのを見逃したくなかったから.SMAP やら Kinki Kids (だっけ?) やらのバックでチェロを弾かれる奥さまをなんとか確認.ほとんど身内状態で「あ〜カメラそこでひくな!!」とか唸っておりました,はい.因みにバックのミュージシャンは,よしーけ師匠は殆ど知っておられました.スタジオミュージシャンの世界ってそんなもんなんですな.
ともあれ,御二方共夜遅くまでお疲れ様でございました。大変楽しゅうございました.