2006/08/12

Record Runner MUSIC'N

Volkswagen Type II 型のレコードプレーヤガジェット、確実にレコードを痛めそうですが(笑)とにかく楽しいです。うちにあるのは1970〜80年代製の「Record Runner MUSIC’N」ですが、「ちょろっこ」「Vinyl Killer」「Soundwagon」さまざまな名前で販売されています。

2006/08/09

Unsolved Remained / Masha Qrella

私が好きなタイプの音楽が多くラインアップされている、ドイツの MORR Music レーベルから 2005年2月にリリースされたアルバム。昨年暮れに購入してから、最近徐々にターンテーブルに載せる頻度があがってきました。CD と共に LP でも同時リリースされており、こちらは 2枚組 (1枚目が33 1/3回転、2枚目が45回転という変則な組合せ)。もちろん迷うことなく後者を購入しました。 This album, released in February 2005 from German label MORR Music (whose catalogue contains many titles I like), was the one I bought last year. Recently I often…

2006/08/08

Hawkins’ Barrel-House / Coleman Hawkins

昨日、自宅にて某雑誌の取材を受けました。若いビジネスマン向け?の一般?雑誌で、音楽雑誌でもなく (そらそうだ) オーディオ雑誌でもなく (そらそうだ)。果たしてどんな切り口や視点 (あるいはバイアス) からの取材なのか、当初は一抹の不安もあったのですが、終わってみればとても楽しい二時間でした。

2006/08/01

Ray Fowler の傑作? 失敗作?

Monk’s Music / Thelonious Monk (Riverside [US] RLP-1102) (stereo 2nd cover, Orpheum turquoise label) はじめに (愛すべきハッタリステレオとの出会い) 誰もが知ってる Monk’s Music。演奏破綻寸前のカオス状態が逆にえもいわれぬ迫力を生み出しているという、不思議な魅力に満ちた傑作です。1957年 6月 25〜26日録音。 上に載せたのは ステレオ盤 (の後期プレス、いわゆる Orpheum 盤)。大学入学直後、まだジャズを聴きだしたばかりの私が、大阪梅田の某中古レコード屋で確か 1,800円で買ったものです。私が買ったモンクのアルバムとしても 2枚目 (*1) でした。すでにその頃、初心者には嬉しい OJC なる LP リイシューの存在も知っていましたが、ジャケットを見る限り OJC の方はモノーラル。たまたまステレオ盤の中古を安く見付けたのでそちらを買ったというわけです。ですから、私にとっては長らく、“Monk’s Music” といえば、このハチャメチャっぷりが更に増幅された音が楽しめるステレオ盤を意味していました。ステレオ盤に入っていない B面ラストの…

2006/07/30

Thelonious Monk in Philadelphia 1960 with Steve Lacy

先日、mhatta さんに 教えてもらって 速攻で購入した CD。 なんといっても Monk と Steve Lacy の共演が聴ける (!!) というだけでそそられます。 The other day mhatta-san let me know the release of the CD – we can finally listen to the Monk quartet with Steve Lacy on soprano…

2006/07/28

Un Poco Loco / Bud Powell

やっとこさアンプが帰ってきました。結局直流点火回路のダイオードの不良ということだった様です。ダイオードとコンデンサを少しキャパの大きいものに交換して下さいました。また、300B のバイアス調整もし直してくれていました (つかせめてこれくらい自分でやれよ > 俺)。部品代はサービスして下さったので (感謝感謝) 工賃のみ支払い、車に積んで越谷からひとっ走り、えっちらおっちらと部屋に運び込み、早速接続を終えたところで、アンプ復帰後最初の一枚。 やはり この前 レーベルを載せた、あの盤です。      Un Poco Loco c/w It Could Hapen To You / Bud Powell (Blue Note [US] 1577) 12インチ LP では 3テイクが冒頭に収録されているせいもあってか、リスナーとして征服すべき、こ難しい曲と思われることもあるようですが、このテーマ部のラテン風味なアレンジは理屈抜きでカッチョエーとしかいいようがないと思うねんけどなぁ。 盤質は最高とはいかないけど、SP 独特のサーフェスノイズと分離して、えげつない程圧倒的な 3人の演奏が襲いかかってきます。特に Roach のドラムスとカウベルの響きの鋭さといったら。サーフェスノイズに負けずに大音量で聴くのが正解。B面のソロは、全体の構成やタッチもさることながら、ペダルの妙技をじっくり味わうべきでしょう。 はぁ、ともあれ辛かった修行僧生活は終わり。えがったえがった。 Side-A: Un…

2006/07/27

Tijuana Moods / Charlie Mingus

Charles Mingus の名盤「Tijuana Moods」。このアルバムの2001年版リマスター2CDには、ボーナストラックとしてアルバムに使用されなかったフラグメントが大量に収録されています。実はこのアルバム自体が「アイランド・ホッピング」という手法で録音されたものだったのです。

2006/07/25

修行僧六日目

アンプを修理に出して はや 6日。かなり辛くなってきました。 PC 上で CD を再生し、そこから流れてくる貧弱な音を聴きつつ、脳内補間修正して楽しむというのはかなり大変な労力を要します。とはいえ、イマジネーションや記憶力を駆使しないといけないので、これはこれで楽しいような気も。いや、楽しい様な気がするなんて思ってきてるのは末期症状なのかも。ヤヴァイ。 SP や LP のレーベルを眺めながら、PC に向かって貧弱な音を聴く。 早くこの悲惨な状況を脱したいものです。 以下、ここ数日に PC の前で眺めていたレーベル達。 正確には、1枚だけ CD で持ってないものが混ざってますが . . .               …