2013/03/21

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 2: Gemini Gemini

1曲目の「Bemsha Swing」を初めて聴いたとき、「こりゃあかん。。。」「ヒップにしようとしてスベッとるんちゃうか。。。」とガックリしたものです。しかし改めて他の楽曲を聴いてみると、そんなに悪くないような気が。意外とジャズ的にも面白い聞き所があったり。

気の向くままにテキトーに「Plays Monk」なアルバムを紹介する本稿。T.J. Kirk に続く第2回は、これまたビミョーな Gemini Gemini によるヒップホップっぽいジャズファンクです。ああ早くジャズなアルバムに移りたい(笑)

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2013/03/20

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 1: T.J. Kirk

ここ数日、仕事中はこのスマートプレイリストばかり聴いています(笑)。

[Monk's Mood]

Monk 本人以外による Monk の楽曲ああれこれ。聴き込んでしまうので BGM にはならないか。。。まだ取り込みしてない CD や、未 CD 化 LP を含めると、手元にあるだけで300曲くらいはいくかもしれません。

久々に四六時中 Monk 漬けになったきっかけは、ある1枚の CD でした。

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2012/11/29

Jim Hall Plays Donald Erb

ジャズギターの重鎮 ジム・ホール の、ほとんど知られていない演奏が収録されたアルバムを入手しました。かなりイイです。

I happened to obtain the album featuring one of the least-known recordings by the Jazz guitar maestro Jim Hall – very interesting one and I love it.

Opus One Number One

ERB: Diversion for Two / Fantasma / String Trio; SCHUBEL: Insected Surfaces (Opus One Number One, Stereo)

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2012/11/08

Pascal Pinon’s 2nd Album due for release 2013

2010年暮れにリリースされ評判となった1枚目から2年、やっと来年1月〜2月のリリースが決まったようです。

Their long-awaited second album has finally been announced for release February 2013.

 
Twosomeoness / Pascal Pinon

Twosomeness / Pascal Pinon (MORR [G] MM 121 CD)

Amazon.com (CD, Vinyl, MP3) | Amazon.co.jp (CD, Vinyl, MP3)

 

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2012/11/06

Frank Zappa 2012 UMe Remasters: Which To Buy?

寡聞にしてつい先日まで知らなかったのですが、Zappa Family Trust が(ほぼ)全音源の権利を取り戻したのを記念して、UMe (Universal Music Enterprises) とディストリビューション契約を締結、2012年7月から続々と再発が行われているそうです。

TIME TO FREAK OUT… FRANK’S BACK! Zappa Family Trust Regains Control of Iconic Musician’s Extensive Catalog Global License/Distribution Deal Signed With Universal Music Enterprises Catalog of 60 Recordings to Be Launched With July 31 Release of 12 Titles

嬉しい副次効果(?)として、それらのアルバムは iTunes Music Store で音源をダウンロード購入 することができるようになりました(購入しないにしても、例えば SoundTracking 的には嬉しいですよね)。

で、注目すべきはその内容。Frank Zappa 氏が逝去される直前の1993年にリマスターした通称「承認マスター」ではなく、オリジナルアナログ音源からの最新リマスター でリリースされているタイトルが少なからず含まれているというのです。

更に、過去の CD 化においては、あまり満足のいかなかったマスタリングとなっていたアルバムも、オリジナルアナログ盤に準じた音質のリマスターが楽しめるようになっています。

ただし、余りにもタイトル数が多い御大のカタログ、その全てを一度に購入することはさすがに憚られます。オリジナルアナログ盤や承認マスター、今回のリマスターの音源を比較して、どのアルバムは絶対に買うべきか、どのアルバムは買わなくてもいいか、世界中のフリークが情報を交換しあっています。

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2012/10/24

Jim Hall Live! Vol. 2-4 (ArtistShare)

2012年10月29日、2012年11月27日、2013年11月10日追記あり

1975年6月11〜13日にトロントのバーボンストリートで行われた ジム・ホール (Jim Hall) トリオのライブ。ドン・トンプソン (Don Thompson) とテリー・クラーク (Terry Clarke) という当時のレギュラーグループによる密度の高い演奏。以前ここに載せた「Jazz Impressions of Japan」同様、最高の絡みが十二分に楽しめる著名盤です。

[Jim Hall Live]
Jim Hall Live! (A&M / Horizon [US] SP-705)

その名盤中の名盤の未発表音源を3枚組にして蔵出しする企画が ArtistShare で行われていたのは知っていたのですが、予約注文をすっかり忘れていて、 先日滑り込みで発注しました。

で、先程見たら「SOLD OUT」と。。。 無事届いてくれるといいのですが。

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2012/06/22

Maestro Michael Yee’s New DAC Is On Its Way (that finally became MYDAC II later)

Maestro Michael Yee from Mount Shasta, CA, who has been a fabulous designer, developer and engineer of highly-acclaimed audiophile phono preamps (such as Phonomena, Phonomena 2, Nova Phonomena and SuperNova / SuperNova 2) and handful of power amplifiers, has been working very earnestly to develop a new DAC (Digital-to-Analog Converter) with a very new technique and method. I (living in Tokyo, Japan) have been a huge fan of him and his products since I bought a second-hand unit of Musical Surroundings Phonomena + BPS back in 2004.

カリフォルニア州マウントシャスタ在住のエンジニア、マイケル・イー (Michael Yee) さんは、PhonomenaPhonomena 2Nova PhonomenaSuperNova / SuperNova 2 といったオーディオファイル向けフォノイコライザ(その他にもパワーアンプなど)の設計・開発を行った方で、その技術力と製品には絶大な信頼が寄せられています。私も、2004年初頭に Phonomena + BPS の中古を購入して以来、彼の生み出す製品(および彼自身)の大ファンとなりました。その彼が現在熱心に取り組んでいるのが DAC (D/A コンバーター) の開発で、従来にはない彼の開発した新しい技術が取り入れられているといいます。

 

This time, very friendly, diligent and honest person Michael-san kindly gave me the privilege to do a listening test of the prototype of his coming product that was intended to prove his new technique, and wow – although I am still new to the digital playback world (my primary music source still is “analog” – vinyl records), the sound nearly knocked me out – it’s very analogue!

とても親しみやすく、同時に勤勉で真面目なエンジニアであるマイケルさんが今回、開発中の DAC のプロトタイプを送って下さり、試聴させて頂けるという光栄にあずかりました。彼によると、このプロトタイプは彼の開発した新しい技術が間違っていないことを証明するために作ったということです。そして先日早速試聴させて頂くと。。。もうぶっ飛びました。PC オーディオやディジタルオーディオの世界はまだよく知らない(普段アナログばかり聴いている)私ですが、こんなにもアナログ的な音のするディジタル再生を聴いたのは初めてです。

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2012/06/18

RUDD14, Audiophilleo 1 & Audiophilleo 2

備忘録。

これらとか、お手軽 hiFaceTwo 辺りから、懐具合と相談して選ぶ感じかな。バスパワードな電源のクリーン化は(将来必要を感じたら) BusPower-Pro 使うなり、似たようなものを自作するなりで。












  • AudioPhilleo2
    (AudioPhilleo1 から液晶表示やジッターシミュレータ、ビットパーフェクトチェッカーなどの機能を割愛したもの)


今のところ、個人的に惹かれてるのは、いちばんシンプルで、音質も高評価な Audiophilleo 2 かな。。。

2012/05/21

Damping Motor Vibrations with Sorbothane

My GyroDec turntable – bought a second-hand in 2003 – is so-called “Mk.III” model – with Papst AC Motor (not stand-alone type, but full-height on the aclyric base) and GyroPower QC power supply (that will surely reduce motor vibrations like a charm, and the playback sound gets greatly improved).

私が2003年に中古で購入した GyroDec ターンテーブルは、いわゆる「Mk.III」モデルで、Papst 社製の AC モーター が、アクリル製の台座の上に取り付けられています。これを、標準のACアダプターの代わりに、外部電源ユニット GyroPower QC でドライブすることにより、モーターの微振動を最小限に抑えることができます(また再生音も信じられない程激変します)。


Later models like Mk.IV (stand-alone AC motor, isolated from the aclyric base) and Mk.V (stand-alone DC motor) will not suffer from the vibration issues. If I bought a stand-alone motor housing and tried acrylic buchery I would get my Gyro upgraded to the Mk.IV status, but not sure if I can do the buchery without breaking the base, so I tried very reasonable and cheaper hack.

更に新しい「Mk.IV」モデル(同じくACモーター)や「Mk.V」モデル(DCモーター)では、ターンテーブルのアクリルベースに大きな穴があけられ、そこを通す形で自立式モーターユニットが設置されていますので、アクリルベースにモーターの振動が伝わることはありません。自立式モーターのハウジングだけを調達し、アクリルベースにうまいこと穴をあけることが出来れば、「Mk.IV」相当にアップグレードできるわけですが、さすがに 1cm ほどの厚さのアクリル板に直径 10cm 程の穴を失敗なくあけるのは、ドシロートの私には難しそうです。そこでもっと 安価な解決策 を試してみました。

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