Kohji Matsubayashi (松林弘治)

A Few Facts About EmArcy Label, Pt.1

えー、2004年11月に公開した 「Mysteries of “Cannonball Adderley Quintet In Chicago”」 以来、Mercury Records Collection に載せた、大変久し振りとなるコラムです。 第2回となる今回は、何人かからのリクエストにお応えして、 EmArcy レーベルに関する四方山話としました。 かなり長くなりそうなので、2〜3回に分けて掲載する予定です。今回はその前編。 とりあえず日本語版だけの公開です。 こちら からどうぞ。

Well, it’s been a very long time since I published the very first article back in Nov. 2004 (entitled Mysteries of “Cannonball Adderley Quintet In Chicago”). Here is the second article (by several friends’ requests), talking all sorts of things about EmArcy label. The entire article will be getting very long, and here is the “Part 1” of the EmArcy article. Sorry, the English edition of the article is not ready yet (only Japanese edition is currently available) – stay tuned.

[early EmArcy logo]
Kohji Matsubayashi (松林弘治)

The Revised Byrds Box Set!

以前 「The Revised Byrds Box Set?」 として掲載した 4枚組? 5枚組? 改訂版 CD ボックス、ボツになったのかとおもいきや、プロモ盤が出回り出した らしいです。

A while ago I wrote about the rumor about the Byrds’ CD box as “ The Revised Byrds Box Set? ”. I thought it was banned already . . . However, according to an interesting source, promotional copies start to circulate . . . Wow.

[C5K-86424]

プロモ盤のパッケージはこんなのらしい / Promo box looks like this, according to the source.

情報源は こちら

Take a look at the source for more details.

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Kohji Matsubayashi (松林弘治)

Capitol Label Variation complete

3月14日付で初稿を公開した 「Capitol Label Variations (in its early era)」。 4月14日に更新状況を 「Capitol Label Variation being updated」 としてお知らせしました。

その後も調査収集を続け、ついに今朝到着したマルーン色レーベル (Long Playing タイプ)、10インチの L- プリフィクスをもって、 buzzy-bee さんのサイトに掲載されているレインボー第3期より前のバリエーションが全部揃いました。ぱちぱち。

まだ一部疑問が残る箇所がありますが、とりあえずこれをもって完成としておきます。

あ、けど「Kenton Jazz Presents」を別レーベルとして扱ったからには、「Classics In Jazz」シリーズも別レーベルとしておいた方がよかったかも . . . うーむ、また気がむいたら更新しておきます (笑)

Kohji Matsubayashi (松林弘治)

Capitol Label Variation being updated

3月14日付で初稿を公開した 「Capitol Label Variations (in its early era)」 ですが、多忙な buzzy-bee さんのサイトに merge されないことをいいことに (?) その後判明した (というより、私が新たに知った) 事を次々追加中です。

そのうち、モノーラル盤でレインボーレーベル導入以前 (1958年頃まで?) は、プライスレンジごとにレーベル色が使い分けられていた、という件については、現在 10インチ LP の L- ではじまる盤 (マルーン色) の Long Playing Microgroove 時代と Long Playing 時代を現在入手しようと画策しています。あとは 12インチの W- で始まる盤 (グレー色) のうち Long Playing (3/4 銀枠なし) と Long Playing High Fidelity ですが、これらはまもなく入手できる予定です。

他に、まだあちらには書いてない件として、いつまで AES カーブ (正確にはターンオーバー 375Hz、ロールオフ -12dB) でカッティングされていたか、というものがあります。手持ちの盤を試聴した限りでは、どうやら溝ありの場合はほぼ AES カーブ、溝無しになってから RIAA に変更されたと推察しています。この件については、近々本サイトに掲載予定のとある10インチ LP でも触れる予定です。

buzzy-bee さんのサイトに merge される前に、できるだけ情報をきちんと整理しておきたいのですが、間に合いますかどうか。いえ頑張って間に合わせてみます。それにしても ChangeLog をきちんとつけておけばよかった (初稿公開時から、ちょくちょく追記したり変更したりしていますが、その履歴が一切残っていないのです … とほほ)。

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スーパーピアノレッスン

昨年 NHK 教育 TV で放送されて好評を博した「スーパーピアノレッスン」が、2006年度も無事放送されます。2006年4月〜7月の講師は ミシェル・ベロフ (Michel Béroff) さん。お得意のラヴェルやドビュッシーのピアノ曲を題材に、どんなレッスンを見せて/聴かせてくれるのでしょうか。今から楽しみです。

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Kohji Matsubayashi (松林弘治)

IPMO fee raised

私もたまに利用することのある 国際郵便為替 (IPMO, International Postal Money Order)。某オークションなどで出品者が某オンライン送金を受け付けない場合に利用されることが多いと思います。 BidPay が撤退した今、現金郵送と並んで、数少ない代替支払手段です。

で、今日たまたま送金しに郵便局に行って知ったのですが、2006年4月より 手数料が値上がりしています。 以前は、10万円以下の送金については手数料500円 (米国宛の場合) でしたが、この 4月より 2000円になっています。 手数料改定の詳細はこちらをどうぞ。

少額送金の時は、IPMO を選択するメリットがこれでなくなってしまいました。

某オンライン送金を受け付けない出品者から落札する場合は、皆さんもご注意下さい。

Kohji Matsubayashi (松林弘治)

A 78rpm newly released in 2006!

SP コレクターの大先輩 瀬谷さん 経由の情報です。 なんと、この 2006年という年に新譜 SP (限定盤) がリリースされました! カトリーナ被害救済の為のリリースだそうです。

Here is a nice information from a great Japanese 78rpm collector Seya-san – a limited number of brand new 78rpm release is now available in the year 2006! (with proceeds going to the New Orleans Habitat for Humanity Musicians Village Project)

Kohji Matsubayashi (松林弘治)

第180回ジャズSPレコードを聴く会

Abstract: On November 23th, I went to the Tsukuba city to take part in Jazz 78rpm Concert which was directed by Seya-san (a very famous 78rpm collector in Japan). I really enjoyed the performances of what the Jazz was like in the pre-War period, as well as rich and warm sounds of 78rpms in the era.

11月23日、外環道〜常磐道と飛ばしてつくば市へ向かい、 瀬谷さん が久々に開催された ジャズSPレコードを聴く会 に参加してきました。参加者は東京組8名とつくば組8名。岡村さんや柳沢さんといったおなじみの面々もいらしてました。

田舎のお蕎麦屋さんの店内に、瀬谷さんが出張演奏会の時に使われるジェンセンのフルレンジスピーカー、フィッシャーの真空管プリメインアンプがセットされ、食事を楽しみながら、大音量で 1920年代〜1940年代の Jazz を 18曲堪能しました。そら当然、うちで聴くよりもっと素晴らしいレコード演奏でした。本当に SP っていい音しますなぁ。個人的に興味を持った演奏もあったので、なんとかしてその SP を探し出してみたいものです。しかし 1936年録音の Bluebird レーベルだと。そんなもん簡単には手に入らないんやろうなぁ。

本来の目的は、ユニバーサルミュージックに貸し出していた LP などを返してもらう というもので、担当者 F さんからそれらのブツを預かった岡村さんが、「今度の瀬谷さんの SP コンサート行くけど、松林くんも来ない? その時にお返しするから」と言われたのが、今回つくばに初参加したきっかけでした。いや、しかし、実に楽しめました。

瀬谷さんが SP 蒐集を始められたのが、ちょうど私の今とほぼ同じ年齢だったとのこと。瀬谷さんの様な世界に冠たるコレクターにはなりたくてもなれませんが、まぁ今後もこつこつと音楽やレコードメディアとは付き合っていこうと思います。

[Jazz SP Concert Pamphlet]
当日のパンフレット (クリックで拡大)
Program Pamphlet for the 78rpm concert (click to enlarge)