Kohji Matsubayashi

Soothing Music For Stray Cats / Edgar Jones

時代錯誤と揶揄されようとも信念を貫き通した、レトロマニアの愛すべき頑固親父。ラーズ (The La’s) の リー・メイヴァース (Lee Mavers) と並び、1990年代初頭の UK インディーロックシーンで強烈な個性を発揮した ステアーズ (The Stairs) の エドガー・サマータイム (Edgar Summertime)。その彼が昨年 (本名の Edgar ‘Jones’ Jones 名義で) ソロアルバムを出していたことを最近になって知り、大急ぎで CD を購入しました。本当に最近の情報に疎くなってしまい、悲しいやら情けないやら . . .

Two lovable guys, hopelessly stubborn kinda individuals, perfection of anachronism – they are Lee Mavers (of The La’s) and Edgar Summertime (of The Stairs), both of who left remarkable individualities in the UK Indie Rock scene in the early 1990s. Recently I happened to know Edgar Summertime released his first solo album (under his real name, Edgar ‘Jones’ Jones) in 2005, which is so astonishing and astounding. It’s really awful and shameful to me that I know few things about recent music scene nowadays…

[Soothing Music For Stray Cats]

Soothing Music For Stray Cats / Edgar ‘Jones’ Jones
(Viper CD029)
 
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Kohji Matsubayashi

Present Tense / Sagittarius

… this article is dedicated to my (personal) melancholic memory for Sagittarius’ LP “Present Tense” when I was a teenager. And the English version of this article (probably) will not be available.

中学二年生の時 (1984) に 〜まだその頃は北九州に住んでいましたが〜 Beatles との衝撃的な出会い (*1) をして以来、少ない小遣いを工面しつつ物凄い勢いで LP やシングルを買っていたあの頃。静岡に引っ越し、高校に進学する頃には、すでに別テイクやミックス違いの類はほぼ全て手元に揃うまでになり、ブート LP などにも手を出し始めていたのですが、ある時ふと疑問がよぎりました。こんなに来る日も来る日も Beatles ばっかり聴いている俺はアホちゃうか? なんで他の音楽を聴こうとしないんやろう?

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Kohji Matsubayashi

Super Session / Bloomfield – Kooper – Stills

学生時代にイヤという程聴き込んだ懐かしのアルバム達。何年か振りに久し振りに聴いてみると、昔抱いた印象と随分違うものも少なくありません。昔は気付かなかった新たな魅力に気付くもの (実際はこれが多いのですが) もあれば、「あれ、こんなんだっけ?」と拍子抜けしてしまうものもあったり。先日、懐かしさのあまりオリジナル盤 (一応両面マトリクス 1A です) を見つけてつい買ってしまったこのアルバム、私にとっては (どういうわけか) 後者に属するものでした。そんなこともあるもんですねぇ。

There are dearly beloved albums which I listened to so many times when I was still young – after long years I sometimes have a chance to listen to such albums again. Some LPs give me yet another fascinations I did not notice a long ago, while some others will not show me magical charms anymore. Unfortunately, this album (of which I found and bought the original pressing with 1A matrix on both sides) belongs to the latter case – it’s what happens anyhow.

[Columbia CS-9701 Front Cover]    [Columbia CS-9701 Back Cover]

Super Session / Mike Bloomfield, Al Kooper and Steven Stills
(Columbia CS-9701)
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Kohji Matsubayashi

Waiting For The Sirens’ Call / New Order

リリースから半年以上経ってから買うのもどうかと思いますが、たまたま渋谷のレコファンで 500円引きで売ってたので捕獲。New Order が今年出した新譜の LP バージョン (2枚組) です。

The other day I happened to buy this album at the RECOFAN shop, Shibuya, Tokyo (it was sold at a reduced price). As you may know, this is the LP version (double LP set with gatefold cover) of New Order‘s brand new album in 2005, although it was firstly released over six months ago.

[London 25646-2202-1 Front Cover]      [London 25646-2202-1 Disc 1 Side-A]
左:ジャケ表  右:LP 1枚目のレーベル A面
L: Front Cover;     R: A-side label of Disc 1

Waiting For The Sirens’ Call / New Order
(London [UK] 25646 2202-1)
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Kohji Matsubayashi

Spaced / Soft Machine

この CD、購入後かなりの年数が経過していますが、最近マイブームというか、かなりヘビーローテーション気味に聴きまくっています。

This CD, which I bought many years ago, recently sits in my “heavy rolation” list – actually I listen to the CD very often nowadays.

[Spaced]
Spaced / Soft Machine
(Cuneiform Rune 90)
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Kohji Matsubayashi

村八分 / 山口冨士夫 (著)

… this article deals with Mura-Hachibu, a legendary Japanese cult Rock band. And the English version of this article will not be available.

先日 「発売日翌日にリリースを知ったので入手は難しいかも…」と書いた 村八分の決定版ストーリー本。本屋に行ってみたら、平積みされて普通に売ってました (笑) ので、購入してきました。

[村八分]

村八分 / 山口 冨士夫 (著)
K&B パブリッシャーズ 刊 ISBN 4-902800-03-9
(2005年10月21日発売)

まだ買ってきたばかりでパラパラとしか目を通していませんが、そのほんの斜め読みだけでも、この本の語りかけてくるリアリティに圧倒されそうです。そして、次々と赤裸々に綴られる文章は、現在聴くことののできる彼らの音源から感じられる印象そのままであることに改めて驚くばかりです。命を削った生き様がそのまま言霊となり、音となっている。

もちろん、この本に書かれた事実の有無に関わらず、残された音楽そのものの素晴らしさは微塵も揺るぐものではありません。プロフェッショナルなバンドとして完成された演奏を (まともな音源として) 一度も残していないにも関わらず、今聴くことのできる全ての音源には、末恐ろしい程の切迫感と息苦しい程の緊張感が閉じ込められています。

[村八分 付録CD]

付録 CD は 8曲入り。うち 5曲が過去未発表音源で、 来月発売される予定の 「村八分ボックス」 に収録されるもの。 ボックスの先行宣伝も兼ねた出版というところでしょうか。 しかしこれらの音源、言うまでもなく素晴らしい。鳥肌ものです。ボックスの入手が本当に待ち遠しい。 いや、正確には、ボックスが無事入手出来ることを祈るばかりです。

Kohji Matsubayashi

村八分 Box – Go rush and pre-order!

… this article deals with Lucky Lips and Mura-Hachibu, Japanese cult Rock bands. And the English version of this article will not be available.

Lucky Lips のライブ、長いこと行ってないのう、行きたいのう。む、今日 (10/22) 京都の 磔磔 でジョイントライブやるのか。ぐー、今から新幹線に飛び乗って京都行きてぇ〜。 とは思ってみても叶うはずもなく…

その気分を紛らわすべく、あっちのサイトこっちのサイトへとふらふら見ていると、ふと発見。村八分 関連のリリースラッシュは数年前から続いていましたが、とうとう決定版が登場したのですね。知らなかった。

前者は CD 付の書籍。山口冨士夫さんご本人書き下ろしによる決定版ストーリーらしい。気付いたのが今日だったので、既に入手は難しいか? 残念…

来月発売予定の後者は、まさに渇望されていたボックスもの。 いまとなっては入手困難な 「草臥れて」 が 1991年に最初に世に出て以来、ここ数年未発表ライブ音源が少しづつリリースされてきましたが、それ以外に現存する多数の未発表スタジオ録音/ライブを聴くことが出来るはずで、今から楽しみでなりません。当時唯一リリースされた名盤 (しかし当時を知る人達にとっては、これが彼らの本領ではないという意見も多い)「村八分ライブ」(1973年5月5日京都西部講堂) も、マスターテープから新たにリマスターされてボックスに入るようです。

心あるすべての音楽ファンは、 「ロック画報 05」の頭脳警察/村八分特集記事を穴があくまで読み、既発音源を何度も復習して、ボックスのリリースに備えるべし。

2005.10.25 追記:
ストーリー本の入手困難、真っ赤なウソでした (笑)
最寄りの本屋には平積みになってましたし、Amazon でも再び在庫しているようです。

Kohji Matsubayashi

Less-known 45rpm, Pt.1 – The Changing Times

… English version of this article will be available in the near future …

レコードコレクターにもいろんなタイプがある訳で、著名なミュージシャンの、評価が高くびっくりする程高価なオリジナル盤を買い漁る人 (骨董品コレクター的な人と言えるでしょう)もいれば、人知れず埋もれた安くてほとんど知られていない盤の中から自分のお気に入りの音楽を「発見」して悦に入る人 (強いて言えば「オタク系」でしょうかね) もいます。金にものを言わせる前者だけのコレクター諸氏は個人的には正直苦手 (音楽聴いてんだか「もの」を買ってるんだかよう分からんやないですか。そういう手合いに限って、聴いてる音楽のジャンルや対象が狭くて、音楽の話をしても全然おもろないし) ですが、まあ人それぞれ両者のバランスをとって楽しんでいるのでしょう。

それはさておき、特に後者の愉しみというのは本当に格別なものがあります。なにしろ、星の数ほども世の中に残っている盤の中から、聞いたこともないグループやミュージシャンのシングルを格安で拾いあげ、祈るような気持ちでターンテーブルに乗せて、流れてくる音楽がストライクゾーンだったときの喜びといったら! その楽曲が、そのミュージシャンが、世間でどういう評価をされていようが (あるいはされてなかろうが)、巷では有名であろうが無名であろうが、買って聴く自分自身にとっては新しいものであり、良さを「発見」したことに他ならないのですからね。また、今の世の中、web であれリサーチ本であれ、こういったマイナーなミュージシャンの情報を探すことだって出来ます。安値で買って、聴いて気に入って (まぁ期待外れのものも少なからずあるわけですが)、調べてなお唸ることが出来る。なんてリーズナブルな悦楽でありましょう。

というわけで (?) このサイトでも、私がそうやって購入してきたシングル盤を思いついた時に紹介していこうと思います。ただ、私の あっちのサイト との関係上、そのレーベルのものが多くなってしまいますが、ご了承下さい。

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Kohji Matsubayashi

Early Pressings of Steely Dan’s “Aja” LP

名盤の多い Steely Dan の諸作の中でも、“Gaucho” と並び彼らの代表的名盤として圧倒的人気を誇る “Aja”。1977年のリリース直後から、数え切れない程の枚数が市場に出回ったに違いありません。あまりにも細かいバリエーションが多すぎて、最初期プレスを特定するのが困難だとも思われるかもしれません。

Among the series of masterpiece LPs by Steely Dan, “Aja” has been regarded as one of their best and most popular albums along with another famous “Gaucho”. Since its initial release in 1977, so many copies has been available in the market. Also, there are so many minor variations, it might be a delicate question to determine which one is the earliest pressing and variation.

[AB-1006 Front Cover]
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Kohji Matsubayashi

Triangle / The Beau Brummels

Rhino Handmade, a well known label for so many invaluable limited-edition CD issues which have been satisfying the hardcore collectors’ thirsts, is of course a great project (starting from 1999) by that Rhino Records. As for me, there were so many titles which I wished to obtain in vain. This is the latest release from Rhino Handmade label I could buy the other day.

[RHM2-7892 Spine]
Magic Hollow / The Beau Brummels
(Rhino Handmade RHM2-7892)
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