Front cover of The Beau Brummels, Bradley's Barn (Warner Bros.-Seven Arts WS 1760)

The 90 Degrees Hidden in Bradley’s Barn: Haeco-CSG on a 1968 LP

The Beau Brummels の 1968年の LP、Bradley’s Barn の裏ジャケットには Haeco-CSG を使ったとあります。モノーラル再生のために左右の位相をずらすこの処理は、溝に本当に刻まれているのか。盤起こしして測ると、右チャンネルが約 90° 遅れていました。例外の1曲もありました。

How Records Were/Are Manufactured (5)

射出成形vs圧縮成形、ヴァイナルvsスチレン、というレコード製造の歴史を過去の記事や文献から追ってみた記事です(第5弾)。結局LPでは射出成形およびスチレン盤は主流になることはありませんでしたが、21世紀に入り「環境にやさしい」「EUの危険物質制限」という異なる文脈から、射出成形PET盤LPが新たに登場しました。

RCA recording process flow chart, 1957

Things I learned on Phono EQ curves, Pt. 24

過去記事の復習として、音がレコードに刻まれるまでに通過する各機器の歴史や経緯を改めて概観すると同時に、フォノEQカーブだけが音を決める要素ではない、という当然のことを再確認します。また、近年のCDリリース音源等で、シングルマスター、LPマスター、マルチトラックマスターの音の違いから分かることを考えてみます。

Triangle / The Beau Brummels

Rhino Handmade からでたボー・ブラメルズ (Beau Brummels) の4枚組CDセット「Magic Hollow」、愛に溢れた力作コンピレーションなのですが、名作アルバム「Triangle」の音質だけ、どうもあまりしっくりきませんでした。我が家のディジタル再生環境のせいかもしれませんが。