Diversity of “Plays Monk”, Pt. 5: ASA Trio
アイスランドのオルガン入りジャズトリオ ASA Trio、とてもユニークなモンクトリビュートアルバムをリリースしています。
アイスランドのオルガン入りジャズトリオ ASA Trio、とてもユニークなモンクトリビュートアルバムをリリースしています。
スコット・アメンドーラ、ベン・ゴールドバーグ、デヴィン・ホフの3人によるピアノレストリオ、超硬派な演奏にノックアウトされます。ジェリー・マリガンのダンディズムをさらにテンポアップしたかのような、ハードボイルドなモンクトリビュートアルバム。
そもそも「Plays Monk」もの、といえば、ひと昔前は以下のもの辺りが定番(?)でした。 Steve Lacy の一連の作品 (1959 -) (iTunes / Amazon.co.jp) Lookin’ At Monk / Johnny Griffin & Eddie “Lockjaw” Davis (1961) (iTunes / Amazon.co.jp) Portrait of Thelonious / Bud Powell (1961) (iTunes / Amazon.co.jp) Interpretations of Monk / VA (1981) (Amazon.co.jp) That’s The Way I Feel Now / VA (1984) (Amazon.co.jp) Plays The Music Of Thelonious Monk / Kronos Quartet (1985) (iTunes / Amazon.co.jp) Carmen Sings Monk / Carmen McRae (1988) (iTunes / Amazon.co.jp) 全体的には、一般的なモダンジャズファンにとっては「とっつきにくそう」「難しそう」(モンク好きな人にとっては逆にたまらない)なラインアップとなっていた記憶があります。 Monk の曲が1〜2曲入ったアルバム(多くは「’Round Midnight」や「Ruby, My Dear」などでしょう)までカウントすると、当時からかなりの枚数があったと思われます。それらの多くは、あくまでスタンダードナンバーとして演奏されているものが多く、モンク臭がプンプンしていたわけではありません。 それがいまや、正面から向き合ってアルバム全体で Monk へのトリビュートをやってるものだけでも年々枚数が増え続ける一方で、少しでも気を抜くともはや網羅して追いかけられない程になってきています。時間が経過すればするほど、その重要性が増し、また新しい角度から魅力が再発見され続けていることの証でしょう。また、モンクの音楽がやっと一般レベルでも受け入れられるだけの素地が整ってきたということかもしれません。 T.J. Monk (1997/2003)、Gemini Gemini (1994) とジャズファンク系ヒップホップ系が続いたので、3回目の今回はストレートアヘッドなジャズで。 ギターでモンクの楽曲にがっちり取り組んでいるアルバムは私の知っている限り2枚3枚ありますが、そのうちの1枚です。
1曲目の「Bemsha Swing」を初めて聴いたとき、「こりゃあかん。。。」「ヒップにしようとしてスベッとるんちゃうか。。。」とガックリしたものです。しかし改めて他の楽曲を聴いてみると、そんなに悪くないような気が。意外とジャズ的にも面白い聞き所があったり。 気の向くままにテキトーに「Plays Monk」なアルバムを紹介する本稿。T.J. Kirk に続く第2回は、これまたビミョーな Gemini Gemini によるヒップホップっぽいジャズファンクです。ああ早くジャズなアルバムに移りたい(笑)
ここ数日、仕事中はこのスマートプレイリストばかり聴いています(笑)。 Monk 本人以外による Monk の楽曲ああれこれ。聴き込んでしまうので BGM にはならないか。。。まだ取り込みしてない CD や、未 CD 化 LP を含めると、手元にあるだけで300曲くらいはいくかもしれません。 久々に四六時中 Monk 漬けになったきっかけは、ある1枚の CD でした。
ジャズギターの重鎮 ジム・ホール の、ほとんど知られていない演奏が収録されたアルバム、かなりイイです。現代音楽の作曲家 マックス・シューベル (1932-2010) 氏が自ら立ち上げた現代音楽・実験音楽向けレコードレーベル「Opus One」。その記念すべきカタログ番号1番のアルバムです。
2010年暮れにリリースされ評判となった1枚目から2年、やっと来年1月〜2月のリリースが決まったようです。 Their long-awaited second album has finally been announced for release February 2013. Amazon.com (CD, Vinyl, MP3) | Amazon.co.jp (CD, Vinyl, MP3)
2012年にどっとリリースされたフランク・ザッパの一連のCD再発、一部は1993年FZ承認マスターではなくオリジナルLPのアナログマスターからリマスターされています。
1975年6月11〜13日にトロントのバーボンストリートで行われた ジム・ホール (Jim Hall) トリオ、ドン・トンプソン (Don Thompson) とテリー・クラーク (Terry Clarke) という当時のレギュラーグループによる密度の高い演奏で知られる名盤「Live!」の未発表音源が ArtistShare からリリースされました。
使っているいろんな RCA ケーブルを、Belden 89418 に置き換えました。