2013/03/26

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 4: Plays Monk (Scott Amendola, Ben Goldberg, Devin Hoff)

スコット・アメンドーラ、ベン・ゴールドバーグ、デヴィン・ホフの3人によるピアノレストリオ、超硬派な演奏にノックアウトされます。ジェリー・マリガンのダンディズムをさらにテンポアップしたかのような、ハードボイルドなモンクトリビュートアルバム。

2013/03/23

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 3: Bobby Broom

そもそも「Plays Monk」もの、といえば、ひと昔前は以下のもの辺りが定番(?)でした。 Steve Lacy の一連の作品 (1959 -) (iTunes / Amazon.co.jp) Lookin’ At Monk / Johnny Griffin & Eddie “Lockjaw” Davis (1961) (iTunes / Amazon.co.jp) Portrait of Thelonious / Bud Powell (1961) (iTunes / Amazon.co.jp) Interpretations of Monk / VA (1981) (Amazon.co.jp) That’s The Way I Feel Now / VA (1984) (Amazon.co.jp) Plays The Music Of Thelonious Monk / Kronos Quartet (1985) (iTunes / Amazon.co.jp) Carmen Sings Monk / Carmen McRae (1988) (iTunes / Amazon.co.jp) 全体的には、一般的なモダンジャズファンにとっては「とっつきにくそう」「難しそう」(モンク好きな人にとっては逆にたまらない)なラインアップとなっていた記憶があります。 Monk の曲が1〜2曲入ったアルバム(多くは「’Round Midnight」や「Ruby, My Dear」などでしょう)までカウントすると、当時からかなりの枚数があったと思われます。それらの多くは、あくまでスタンダードナンバーとして演奏されているものが多く、モンク臭がプンプンしていたわけではありません。 それがいまや、正面から向き合ってアルバム全体で Monk へのトリビュートをやってるものだけでも年々枚数が増え続ける一方で、少しでも気を抜くともはや網羅して追いかけられない程になってきています。時間が経過すればするほど、その重要性が増し、また新しい角度から魅力が再発見され続けていることの証でしょう。また、モンクの音楽がやっと一般レベルでも受け入れられるだけの素地が整ってきたということかもしれません。 T.J. Monk (1997/2003)、Gemini Gemini (1994) とジャズファンク系ヒップホップ系が続いたので、3回目の今回はストレートアヘッドなジャズで。 ギターでモンクの楽曲にがっちり取り組んでいるアルバムは私の知っている限り2枚3枚ありますが、そのうちの1枚です。

2013/03/21

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 2: Gemini Gemini

1曲目の「Bemsha Swing」を初めて聴いたとき、「こりゃあかん。。。」「ヒップにしようとしてスベッとるんちゃうか。。。」とガックリしたものです。しかし改めて他の楽曲を聴いてみると、そんなに悪くないような気が。意外とジャズ的にも面白い聞き所があったり。 気の向くままにテキトーに「Plays Monk」なアルバムを紹介する本稿。T.J. Kirk に続く第2回は、これまたビミョーな Gemini Gemini によるヒップホップっぽいジャズファンクです。ああ早くジャズなアルバムに移りたい(笑)

2013/03/20

Diversity of “Plays Monk”, Pt. 1: T.J. Kirk

ここ数日、仕事中はこのスマートプレイリストばかり聴いています(笑)。 Monk 本人以外による Monk の楽曲ああれこれ。聴き込んでしまうので BGM にはならないか。。。まだ取り込みしてない CD や、未 CD 化 LP を含めると、手元にあるだけで300曲くらいはいくかもしれません。 久々に四六時中 Monk 漬けになったきっかけは、ある1枚の CD でした。

2012/11/29

Jim Hall Plays Donald Erb

ジャズギターの重鎮 ジム・ホール の、ほとんど知られていない演奏が収録されたアルバム、かなりイイです。現代音楽の作曲家 マックス・シューベル (1932-2010) 氏が自ら立ち上げた現代音楽・実験音楽向けレコードレーベル「Opus One」。その記念すべきカタログ番号1番のアルバムです。

2012/11/08

Pascal Pinon’s 2nd Album due for release 2013

2010年暮れにリリースされ評判となった1枚目から2年、やっと来年1月〜2月のリリースが決まったようです。 Their long-awaited second album has finally been announced for release February 2013.   Amazon.com (CD, Vinyl, MP3) | Amazon.co.jp (CD, Vinyl, MP3)  

2012/10/24

Jim Hall Live! Vol. 2-4 (ArtistShare)

1975年6月11〜13日にトロントのバーボンストリートで行われた ジム・ホール (Jim Hall) トリオ、ドン・トンプソン (Don Thompson) とテリー・クラーク (Terry Clarke) という当時のレギュラーグループによる密度の高い演奏で知られる名盤「Live!」の未発表音源が ArtistShare からリリースされました。

2012/06/22

Maestro Michael Yee’s New DAC Is On Its Way (that finally became MYDAC II later)

Maestro Michael Yee from Mount Shasta, CA, who has been a fabulous designer, developer and engineer of highly-acclaimed audiophile phono preamps (such as Phonomena, Phonomena 2, Nova Phonomena and SuperNova / SuperNova 2) and handful of power amplifiers, has been working very earnestly to develop a new DAC (Digital-to-Analog Converter) with a very new technique and method. I (living in Tokyo, Japan) have been a huge fan of him and his products since I bought a second-hand unit of Musical Surroundings Phonomena + BPS back in 2004. カリフォルニア州マウントシャスタ在住のエンジニア、マイケル・イー (Michael Yee) さんは、Phonomena、Phonomena 2、Nova Phonomena、SuperNova / SuperNova 2 といったオーディオファイル向けフォノイコライザ(その他にもパワーアンプなど)の設計・開発を行った方で、その技術力と製品には絶大な信頼が寄せられています。私も、2004年初頭に Phonomena + BPS の中古を購入して以来、彼の生み出す製品(および彼自身)の大ファンとなりました。その彼が現在熱心に取り組んでいるのが DAC (D/A コンバーター) の開発で、従来にはない彼の開発した新しい技術が取り入れられているといいます。   This time, very friendly, […]